潤いがあって張りがある、つるつるの陶器のような毛穴レスで綺麗な肌は永遠の憧れですよね。
働く環境によって常に肌が乾燥している、仕事が忙しくて睡眠不足になりがち、食事も栄養バランスが偏りがちなど、毛穴が開くなどトラブルを起こす原因は普段の生活にも隠れています。
しかし、毛穴のトラブルは正しいスキンケアをすることで、症状を改善することが出来るのです!
そこで今回は、毛穴の状態別に効果的な化粧水の種類、化粧水で毛穴をケアする方法をご紹介いたします。
毛穴を化粧水徹底活用だけでキレイにするための6つの方法
1 毛穴の構造と役割について
毛穴とは毛が生えている穴のことで私たち人間には全身で約500万個の毛穴があり、そこからは髪の毛や産毛などが生えてきています。
しかし、毛穴はただ単に毛が生えているだけではなく汗腺や皮脂腺があり、ここから汗が出たり、皮脂が出たりするため、毛穴がないと汗と一緒に出る老廃物なども出ることが出来なくなってしまうので、毛穴は私たちにとって必要不可欠です。
常に汗や皮脂が分泌されているところだからこそ毛穴が詰まってしまうと毛穴が開いたり、黒ずんでしまったり、にきびが出来たりと毛穴のトラブルに繋がってしまいます。
2 毛穴のトラブルとその原因とは?
毛穴のトラブルには様々な原因がありますが、根本的な原因は肌の角質層に潤いがなく肌のバリア機能が低下しその結果皮膚のターンオーバーが上手くいかなかったりして結果的に皮膚表面にトラブルが起きてしまいます。
つまり肌を守ったり水分を蓄えたりする機能を、化粧水などを使い回復させてあげることで、綺麗な毛穴に改善することができます。
それでは実際どんな毛穴のトラブルがあるのかをご紹介します。
詰まり毛穴・ニキビ毛穴
肌のターンオーバーが上手くいかずに古い角質やホコリと、毛穴から出る過剰な皮脂が混ざり合い毛穴に詰まってしまった状態の毛穴です。
この詰まった部分が肌に残ったままになると、毎日のメイクや皮脂汚れで色素沈着、黒ずみが生じて毛穴が黒く見える、さらには炎症を起こしニキビになります。
詰まり毛穴・ニキビ毛穴の場合は肌そのものが乾燥し、その結果肌が自ら潤そうと皮脂が過剰に出てしまう、という悪循環になってしまっているので、まずは化粧水などを使い肌の保水・保湿を徹底的にすることが大切です。
ニキビが出来ているから、皮脂が多いからといって化粧水の量を少なくしたりすると逆効果になりますので注意が必要です。
たるみ毛穴
たるみ毛穴は開いた毛穴が元に戻らずそのままの状態になってしまうことで起こります。
根本的な原因は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少で、水分を保有する力が弱まっていることにあります。
たるみ毛穴を改善するには真皮層を形成しているコラーゲンやヒアルロン酸を補ってあげることが必要不可欠です。
化粧水での保水はもちろん、化粧水の成分にヒアルロン酸やコラーゲンが入っているものを選ぶと良いでしょう。
帯状毛穴
帯状毛穴は、たるみ毛穴が進行して、しわになってしまった状態のことです。
帯状毛穴もたるみ毛穴と根本的な原因は一緒なので、まずは保水・保湿を心がけ肌の保水力を上げてあげることが大事です。
3 毛穴の状態別おすすめ化粧水
毛穴をケアできる化粧水は沢山ありますが、毛穴の状態により効く化粧水の効果は変わってきます。
自分の毛穴の状態を知り、得たい効果別に化粧水を選ぶことが大切です。
収れん効果のある化粧水
詰まり毛穴やニキビ毛穴など皮脂分泌量が多い状態にもってこいなのが収れん(引き締め)効果のある化粧しです。
毛穴を引き締め過剰な皮脂分泌を抑制してくれる働きがあるので顔全体を優しくふくようにして使う、ふき取り化粧水として使用したり、小鼻や皮脂、あごなど部分的に使うのがおすすめです。
美白効果のある化粧水
毛穴の黒ずみが色素沈着によるものの場合にはビタミンC誘導体配合の化粧水を使用することで改善することが出来ます。
ビタミンC誘導体とは美白効果と抗酸化作用で肌のシミの原因になるメラニンを取り除いてくれる働きがあり、水に溶けやすく化粧水として使うと浸透効果もありますので毛穴の黒ずみの改善に有効です。
肌のハリに効く化粧水
たるみ毛穴や帯状毛穴にはコラーゲンやヒアルロン酸など肌の真皮層で必要な成分を含んでいる化粧水を使うのがお勧めです。
皮下組織のコラーゲンやヒアルロン酸が十分に補われていれば毛穴のトラブルはぐっと減り、肌のハリとツヤも戻り綺麗な肌にすることが出来ます。