マットレスが原因?つらい腰痛を軽減する5つの対処法

Day 17/365
CrystalSanchez

「たくさん寝たはずなのになぜか腰が痛い、、、」「ベッドに入って横になった時に、背中や腰のあたりに違和感が、、、」こんなことってありませんか?

起床直後から腰痛を感じてしまうようでは、朝から辛くてやる気も出ませんよね。

実は、いつも使っているマットレスが、腰痛の原因になっていることもあるのです!

そこで腰の痛みもなく爽快な朝を迎えるための、具体的なマットレスの選び方と使い方、就寝改善の方法をご紹介します!


マットレスが原因?つらい腰痛を軽減する5つの対処法


1 マットレスが原因で起こる8つの体の不調


朝起きた時、体のどこかに不調や違和感を感じることはありませんか?

その不調や違和感が、就寝前には特に気にならなかった場合、または就寝によって悪化したと感じる場合は、使用しているマットレスが原因である可能性が高いです。

マットレスが自分の体に合っていないと、腰痛ばかりだけではなく、体の他の部分にも不調を引き起こす恐れがあります。

マットレスが原因と考えられる8つの体の不調

・腰痛、もしくは腰がだるい
・首や肩のコリ
・寝返りがうちにくい
・臀部に痛みや違和感
・ひざ下の痛みやむくみ
・夜中に何度も起きる
・何時間寝ても睡眠不足のような気がする
・疲れが取れにくい

体に合わないマットレスを使用していると、就寝中も全身の筋肉に負担がかかり続けるため、腰や背中などに痛みやコリを感じることがあります。

さらに、体を十分に休めることができないため、睡眠の質が低下し、日中に眠気や疲れを感じるようになるのです。

マットレスは体だけではなく、心にも大きな影響を与えるものですから、よく吟味して自分に合ったものを選ぶようにしてくださいね。


2 柔らかいマットレスが引き起こす腰痛の原因


朝起きた時に首や腰に痛みを感じるならば、首や腰に負担がかかっています。

実は睡眠中は、体重の33%は胸に、44%は腰周りにかかっていることをご存知でしょうか?

仰向けの姿勢の時は、最も重量のあるお尻の部分に負担が集中します。

柔らかいマットレスを使っていると、お尻を中心にマットレスに体が沈み込み、体がくの字に曲がってしまいますので、体を支えるために腰回りにさらに大きな負担がかかり、筋肉が緊張しコリや痛みが生じるのです。

さらに、柔らかいマットレスは寝姿勢を支える機能が低く、寝返りが打ちにくいというデメリットもあります。

不安定な状態で寝返りを打とうとすると、腰と頭が回転する速度がバラバラになるため、体にねじれが生じ、血流が悪くなってしまいます。

また、寝返り以外でも無意識に体が動きやすいため、十分に休めず疲れを溜めてしまう原因となります。

寝心地が優しそうと思って選んだ柔らかいマットレスが、全身のトラブルの原因となっていることもありますので、イメージではなく、実用性を重視してマットレスを選ぶようにしましょう。


3 硬いマットレスが引き起こす腰痛の原因


柔らかいマットレスとは反対に、硬いマットレスはしっかりと体を支えてくれるため、腰痛持ちの人は硬いマットレスを選ぶ傾向があります。

ただ、マットレスが硬すぎると体が沈み込むことはありませんが、睡眠中は胸や腰周りばかりがいつもマットレスに接するため、接している部分が痛くなってしまいます。

胸や腰以外にも、踵やふくらはぎなどに痛みや違和感を感じる方は、マットレスが硬すぎる可能性もあります。

体の一部に痛みを感じる状態が続くと、脳は体に痛みを感じる負担を避けようと、寝返りを打つように指令します。

硬いマットレスを使っていると、この命令の回数が必要以上に多くなってしまうため、体に疲労を蓄積させる原因となります。

寝返りに筋肉を使うので体が疲れることに加え、命令している時の脳は起きた状態になっていますから、脳も十分に休息をとることができず、夜中に目が覚めやすくなったり、眠利が浅くなったりしやすくなります。

柔らかいマットレスと同様に、硬いマットレスでも心身に悪影響を及ぼすことがあるため、理想的な睡眠を取るための対策が必要不可欠なのです。


4 腰痛にならないために!自分に合ったマットレスを選ぶ方法


マットレス選びはそれぞれの人の体格や好みで違いますが、腰痛や背中や首の痛みを軽減するには、人間が立った状態と同じ背骨の状態になるマットレスを選ぶ必要があります。

寝た時でも直立した背骨の状態、つまりS字ラインが保てると胸や腰に負担がかかりにくくなるからなのです。

そこで自分に合ったマットレスの選び方をご紹介します!

自分に合ったマットレスの選び方4つのコツ

・腰痛に良いとされるブランドのもの
・寝返りのしやすいもの
・仰向けになって心地よいもの
・肩や腰のあたりに弾力性を感じるもの

体への負担の少ないマットレスは高い体圧分散機能を持っており、仰向けはもちろん、横向きの状態でも体への負担を軽減してくれるような設計になっています。

同じような機能でも、構造や素材によって寝心地は大きく異なりますから、自分に合った一枚を選ぶためには、メーカーの公式サイトなど信頼性の高い情報源からの情報収集や類似製品の比較をしっかり行うことが大切です。

今使っているマットレスを買い替えるにしても、実際に自分で試さずに購入するのはあまりおススメできません。

ぜひ、デパートやホームセンターなどの寝具売り場に足を運んで、自分の目で見て、体感して決めるのがベストですが、通販で購入したいという方も多いですよね。

メーカーの公式通販サイトを中心に、お試し期間内ならば返品可能、返金保証といったサービスを実施しているサイトもありますので、賢く活用して納得の一枚を選びましょう!


5 バスタオルで簡単腰痛軽減6ステップ


マットレスを買い換えるといっても、ブランドのマットレスは良いものだと10万円以上するものもありますし、腰痛に良いと評判のものは3~5万円ほどします。

結構、、、いいお値段ですよね。

そこですぐにマットレスを買い換えられない場合には、バスタオルを工夫して腰痛を軽減する方法がありますので、ぜひ試してみてください!

バスタオルで簡単腰痛軽減6ステップ

①バスタオルを縦に半分に折り、さらに縦に半分に折る
②折ったバスタオルを骨盤の上に着物の帯のように巻きつける
③マットレスの上に仰向けに寝て、その状態で緩みがなくなるよう調節する
④ガムテープでバスタオルを固定する
⑤もう一度仰向けになり、手を胸の前で組みひざを立てて寝返りを打つ
⑥無理なく首と腰が同時に回転していたらOK!

この方法だと、現在使用しているマットレスが体に合っていなくても、無理なく寝返りを打つことができ、快適な睡眠がもたらされます!

今すぐマットレスが買い換えられない方は、ぜひ試してみてくださいね!


人間の人生の3分の1は睡眠と言われていますから、質の良い睡眠を取るために寝具にこだわることはとても大切なことです。

中でもマットレスは一日の疲れを癒してくれる大事な寝具ですから、自分の体に合ったものをじっくり探してみてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

マットレスが原因?つらい腰痛を軽減する5つの対処法

1 マットレスが原因で起こる8つの体の不調
2 柔らかいマットレスが引き起こす腰痛の原因
3 硬いマットレスが引き起こす腰痛の原因
4 腰痛を軽減するマットレスの選び方の4つのコツ
5 バスタオルで簡単腰痛軽減6ステップ


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