病院に行くほどでもない、だけど朝からもう疲れているし、ちょっとした外出も億劫でならない、いつも溜め息しか出ない、、、こんなことがしょっちゅうあるというあなた!最近の口癖は「疲れやすい」ではありませんか?
疲れやすいということには、必ず原因がありますし、自覚がなくても、身体が悲鳴をあげているのです。
そのまま貴方の身体の訴えを無視したまま、無理に動けばどうなるでしょう?
きっと、今以上に疲れがおおきくなったり、もしくは深刻な病気に悩まされてしまうかもしれません。
あなたの大切な身体の声を、ちゃんと聞いてあげて、労わってあげましょう。
そこで今回は、疲れやすい女性に共通する不調、その原因、改善法などを判りやすくご紹介します!
疲れやすい女性に共通する5つの体の不調と改善法
1 あなたが疲れやすい原因とは? 7つのポイント
あなたが疲れやすくなったと感じたのは、どんな時ですか?
朝が辛い、日中も動きが鈍い、夜になってもよく眠れない、食欲がない、意欲もわいてこないなど、自分でも「あれ?」と首を傾げてしまう時、あなたの身体は必死で危険サインを出しているのです。
それでは、まず女性が疲れやすい原因となるポイントを見ていきましょう。
では、1つずつ詳しくご紹介していきましょう。
食生活が乱れている
ダイエットをしている人は勿論、食事制限をしているでしょう。
特にダイエットなどはしていなくても、レトルトやファーストフードばかりの食事で済ませていたりしませんか?
これでは、身体が参ってしまうのも無理はありません。
毎日自炊は無理! という忙しい毎日でも、レトルトで済ませてしまうのは週に2日程度に留めておいたほうが良いです。
レトルト食品やファーストフードには、食品添加物が多く含まれているため、どうしても身体が疲れやすくなってしまうのです。
睡眠の質が悪い
よく眠れない、寝た気がしない、寝起きが悪いなど、睡眠に関するトラブルは、女性によくある話です。
睡眠で大切なのは時間ではなく、質になります。
ほんの少ししか眠れてなくても、睡眠の質がよければ疲労は回復しますが、反対にどれだけ長時間身体を休めても、睡眠の質が悪ければ、全く疲れはとれてくれません。
少しでも睡眠の質をあげることが、重要なポイントとなります。
ストレスがたまっている
ストレスは万病の元、適度なストレスやプレッシャーはむしろ緊張感を与えてくれますが、身体がだるかったり辛かったりすれば、それはもう「適度」ではありません。
なにか、大きな悩み事や心配事を抱えていたりしませんか?
心の疲れは、如実に身体の不調へとつながっていきます。
病気の前兆のあらわれ
特に原因が思い当たらない、と思っていても実はそれは病気の前兆であるということもあるのです。
例えば、風邪なども倦怠感を引き起こしますし、ホルモンの乱れが原因で起こる甲状腺の病気も、大きなだるさが身体を襲います。
あまりにも長期間、疲れがとれなかったり、疲れやすいままであれば、病院を受診することもきちんと考えましょう。
運動不足である
ほとんどデスクワークであったり、または家からほとんど出ない人は、慢性的な運動不足に陥っていることがほとんどです。
デスクワークは、眼精疲労や肩こりなどを引き起こしやすいものです。
眼精疲労や肩こりは、ずっと同じ体勢でいるために血流の悪さが引き起こしてしまうものですから、きちんとマッサージや軽いストレッチなどをして、身体をほぐしてあげなければいけません。
更年期障害が原因
更年期障害は、女性にとっては辛いもの。
最近では、閉経した女性の年頃から始まるのではなく、もっと若い女性、30代からすでに更年期障害を起こす人がいます。
更年期障害も、若年性更年期障害も、原因は同じで女性ホルモンの乱れや減少から起こるものです。
更年期障害にも、緩和治療がありますから、どうしても辛いようでしたら婦人科へ足を向けるのも1つの方法です。
生理時、また妊娠中の女性ホルモンの乱れ
生理中はもちろんのこと、生理前にやたらと苛立ってしまったり、些細なことで怒りっぽくなってしまうという経験はありませんか?
月経前症候群という、最近若い女性の間では多く広がっている症状で、女性ホルモンの乱れで身体に疲れを感じてしまいます。
また妊娠中も、同じく女性ホルモンが忙しく働いていますから、それで神経が過敏になってしまったり、疲れやすくなってしまうことも多いのです。
2 不調時にあらわれる11つの特徴とは?
それでは身体が疲れやすくなる原因が判ったところで、どんな症状や不調を感じるのでしょう?
簡単にポイントをまとめてみましたので、どれぐらい当てはまるかチェックしてみてください。
いかがですか?
これらに多く当てはまる人は、身体が疲れているんだとシグナルを送っている証拠です。
3 疲れを吹き飛ばそう! 4つの対処法
それでは、「自分が疲れやすいことは判ったけれど、どうすればいいんだろう?」という人のために、疲れやすい身体を改善する対処法を4つご紹介していきましょう。
以上のことを試してもまだ疲れがとれない人は、病気の前兆かもしれません。
たかが疲労だと甘く見ずに、病院への受診をおすすめします。
4 疲れやすい身体にはこれ! おすすめ食材10選
さて、「食事の改善といっても、どんなものを食べればいいのか判らない」「大体食欲がないから」という人でも大丈夫。
疲れを取る、効果的な食べ物や飲み物があります!
食欲がない人でも、摂れそうなものを選んでみてくださいね。
豚肉やレバー、うなぎ、玄米、はちみつ、みかんなどには、ビタミンB1が多く含まれています。
疲労を回復するためには、まず体内でエネルギーを作り出さないといけません。
エネルギーのもととなるのは、糖質です。
ビタミンB1は糖質を作り出すために、非常に大きな働きをしてくれる大切な栄養素の1つなのです。
また、梅干や酢、りんごにはクエン酸が多く含まれた食べ物です。
クエン酸には、疲労を回復する効果がありますから、疲れを感じたらこれらの食べ物を口にしてみてください。
そして食欲がないという人のために、疲労回復にいい飲み物をご紹介します。
クエン酸が疲労に効くというのは上記でご紹介しましたが、それを手軽に摂れるのは黒酢ドリンクやりんご酢ドリンクなどです。
食欲があまりない人は、クエン酸が多く含まれたドリンクを飲むことで、次第に食欲もわいてきますから、無理して食べようとせずに飲み物を試してみてください。
また、ホットミルクにはトリプトファンという成分が多く含まれており、これは脳内物質の1つ、セロトニンに大きく働きかけて安眠を促してくれます。
眠れない夜には、ゆっくりとホットミルクを飲んでみるのも、リラックス効果にもつながるので、とても効果があります。
5 疲れやすい身体に効くマッサージの効果とは
マッサージは、疲れた身体にとても有効です。
ゆっくりと身体を揉んだり、押したりすることで、血液の流れやリンパの流れを良くしてくれますから、肩こりや硬くなった身体をほぐすことが出来ます。
また、マッサージは疲れた身体にはとても気持ちよく感じられますから、それが緊張感をなくしてリラックス効果もあるのです。
ですから、少し時間をとって奮発して、マッサージや整体を専門にしているところでマッサージを受けてみましょう。
きっと終わった頃には、体中の滞った血液が一派に流れて行くの感じる、そんな開放感溢れた感覚を味わうことが出来るでしょう!
また、自宅や職場で出来る、ちょっとしたツボ押しやストレッチもご紹介します。
頭全体がこっていると、頭部の血行が悪くなって、神経を圧迫し頭痛に繋がる恐れもありますから、それをほぐしてあげるだけでも効果があります。
また、首や肩の簡単なストレッチをデスクワークの合間に行うことで、血行を促して頭や目や肩のこりを防いでくれますよ。
こうやってこまめに、血行を良くして少しでも身体をほぐしていきましょう!
さて、『疲れやすい女性に共通する5つの体の不調と改善法』はいかがでしたか?
疲れに繋がる原因を知っておくこと、またどんな不調があらわれるのかを把握しておくことは、とても大切なことです。
そして、その対処法も身につけておけば、「疲れやすくて困った」と嘆くことも少なくなっていくでしょう。
是非、この改善法を日常に取り入れていってくださいね。
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