全身に痛みが起こり、寝ることも、起きることも辛いといった症状の原因をご存知ですか?
繊維筋痛症と呼ばれる病気が、全身の至る所に痛みを及ぼす正体です。
男性よりも女性に多く、中高年に多いと言われていますが、若い人でも罹ることがあり、約200万人(日本人口の1.7%)が厚生労働省の繊維筋痛症の住民調査で、疾患を抱えていることが発表されました。
しかし原因について詳しいことはわかっておらず、必ず効くという薬もないため不安を感じる方も多いのが現状ですが、繊維筋痛症を和らげる方法はいくつもあります。
そこで今回は、繊維筋痛症の詳細と痛みを緩和する方法をご紹介します。
体のあちこちが痛い線維筋痛症の原因と痛みを緩和する方法
1 繊維筋痛症とは
難病と言われる繊維筋痛症ですが、疾患者が200万人と比較的他の難病指定の病と比べると多いことから、難病指定はされていませんが、日常生活で痛みを感じるなど不便なことが多いため難病と表現されることが多いです。
一口に線維筋痛症といっても日常生活が送れる軽度から入院するなどの重度まで人それぞれの症状があり、痛みの部位も人それぞれ異なります。
まずは、線維筋痛症とは何かを押さえておきましょう。
詳しく病気を知ることは、自分が罹ったときだけではなく、身近で悩んでいる人の力になれることもありますから、知識を持っていることは大切です。
2 繊維筋痛症の体の痛みを緩和するには
繊維筋痛症の方の中には、痛み止めが効くという方もいれば、効かないという方もいるなど様々です。
こちらの方には効くけれど自分には効かないといったときには、無理して続けるのではなく、新しく効きそうなことを試してみましょう。
痛みの症状が続くことは生活をする中で嫌なこととなり、活動しなくなる原因になるため、緩和する方法を試して筋力を落とさないようにしましょう!
3 補完代替療法とは
補完代替療法とは、病院で受けている治療を補助する治療のことを指します。
針やお灸などがこれに当てはまり、自宅で行える痛みの緩和改善方法もあります。
痛みで強張る筋肉をマッサージなどで緩める、温めることで痛みが薄れますし、運動を日常的に行うことで筋力の低下を防ぎ症状を進行させないといった働きもあります。
4 繊維筋痛症と併発する他の病気
線維筋痛症と診断されたから安心ということはなく、他の病気を併発しないように注意することが大切です。
そこで併発する可能性がある病気についてご紹介します。
さて、『体のあちこちが痛い線維筋痛症の原因と痛みを緩和する方法』はいかがでしたか?
体全体が痛む繊維筋痛症は原因がわからず、痛みに悩まされることが一生続くと考えたら嫌になりますが、生命予後には全く問題のない病ですから、補完代替療法などを行って痛みを緩和していきましょう。
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