辛い肩こりだけでなく、手や指にしびれを感じると、もしかして何か悪い病気かも、と不安になったり同じような症状の人がいないか気になって仕方ありませんよね。
しびれは、人によっても様々な感じ方があり、肩こりが解消されれば治るものから、重篤な疾患が引き起こしているものまであり、たかが肩こりと放っておくと悪化してしまう可能性もあるということをご存じでしょうか?
初期のうちに対処すれば、症状を軽減し、改善することも、また病院で適切な治療を受けることも可能です。
そこで今回は、肩こりと共に起きるしびれの原因とその原因となる疾患、そして改善方法をお伝えします。
肩こりと同時に起こるしびれの原因と改善するための対処法5つ
1 ただの肩こりじゃない?しびれがある肩こりに隠された病気とは?
肩こりには様々な症状があり、それは肩だけではなく首なども含め広範囲にわたって症状が出ます。
特に首には神経が集まっているため、肩こりが首の神経を圧迫することで、体に様々な影響を及ぼします。
その中でも、手や足にしびれが起きる場合、肩こり以外の原因で症状が起きている場合もあり、早急な診察と治療が必要です。
首や肩のこりだけではなく、急に手がしびれる、痛みが強いといった症状がある場合は、首の骨に何らかの異常が出ている可能性があります。
頸椎症の場合、手足のしびれだけでなく、手がいつも冷えていて温めても温まらないといった冷え性の症状も頸椎症や頸椎ヘルニアの症状であるため、左右の手の感覚が違う場合には注意が必要です。
2 もしかして頸椎症?毎日の姿勢や生活習慣をチェックしよう
頸椎症を悪化させないためにも、普段から首がちゃんと動くかどうかチェックすると共に、普段の生活習慣も見直すことが必要です。
後ろを振り向けない、また首が思うように動かない場合、頸椎症になる可能性、もしくは症状が進行している可能性があります。
頸椎症は後ろを振り向く動作だけでもなることがあるので、長時間同じ姿勢でいる時には、意識して首を動かすことも必要です。
3 肩のこりや手のしびれを解消するためにやりたい改善方法
肩や首のこりだけでなく、手や腕のしびれがある場合は、ストレッチを行うことで痛みを軽減できます。
軽度の症状であれば病院に行かなくても治るので、すぐに始めてみましょう。
首を傾けた時に、傷みがひどくなる場合は無理にストレッチを行わないようにしましょう。
さらに普段から姿勢に注意し、前屈みや猫背にならないよう心がけることも必要です。
4 肩のこりは寝ている時に治せる?その方法とは
睡眠時は頭の重みが首にかからないため、痛みが軽減されますが、枕があっていなかったり、重い布団など寝返りが妨げられることで首にかえって負担となることがあります。
この場合、古い座布団を二つ折りにし、バスタオルで巻いた枕を作り、タオルで高さ調整をしてみましょう。
横向きに寝た時に、体の中心線と枕、寝具が平行になっていないと、首に負担がかかります。
柔らかすぎる枕や、固すぎる枕も寝返りが打てず、肩や首のこりにつながりますので、自分で高さを調節した枕を使うことも症状を改善します。
5 肩のこりと手のしびれを予防する方法
肩や首のこりを改善することで、しびれを予防することが可能です。
しびれが続く、痛みが強くなってくるといった場合は、これらの対策でも解決できません。
もし急に手に力が入らなくなるなど、症状が悪化することもありますので、この場合は早めに病院での診察を受けるようにしましょう。
肩こりから起きるしびれの対処法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
しびれにも様々な症状があり、一時的なものから慢性化してしまうものまでありますが、放置しておくと痛みがひどくなるだけでなく、物が持てなくなるなど悪化することもあります。
普段の姿勢やくせが肩や首のこりを引き起こしていますので、それを改善することが大切です。
また簡単にできるストレッチを作業の合間に取り入れることで、肩や首の緊張をやわらげることができますので、ぜひお伝えした対処を行ってみてくださいね!
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