肩こりと同時に起こるしびれの原因と改善するための対処法

肩こりと同時に起こるしびれの原因と改善するための対処法
        
辛い肩こりだけでなく、手や指にしびれを感じると、もしかして何か悪い病気かも、と不安になったり同じような症状の人がいないか気になって仕方ありませんよね。

しびれは、人によっても様々な感じ方があり、肩こりが解消されれば治るものから、重篤な疾患が引き起こしているものまであり、たかが肩こりと放っておくと悪化してしまう可能性もあるということをご存じでしょうか?

初期のうちに対処すれば、症状を軽減し、改善することも、また病院で適切な治療を受けることも可能です。

そこで今回は、肩こりと共に起きるしびれの原因とその原因となる疾患、そして改善方法をお伝えします。


肩こりと同時に起こるしびれの原因と改善するための対処法5つ


1 ただの肩こりじゃない?しびれがある肩こりに隠された病気とは?


肩こりには様々な症状があり、それは肩だけではなく首なども含め広範囲にわたって症状が出ます。

特に首には神経が集まっているため、肩こりが首の神経を圧迫することで、体に様々な影響を及ぼします。

その中でも、手や足にしびれが起きる場合、肩こり以外の原因で症状が起きている場合もあり、早急な診察と治療が必要です。

肩こりとしびれから考えられる4つの疾患

ストレートネック

通常頭の重さを分散するために、首の骨は緩くカーブしていますが、この角度が30度以下になってしまっている状態をいいます。

そのため首や肩にかかる負担が増え、首の神経が圧迫されることで、手足にしびれが生じます。

頸椎椎間板ヘルニア

片腕だけがしびれる場合に考えられる疾患です。

軽度の頸椎症の場合は、首や肩のこりだけですが、首の骨の間でクッションとなり、首の動きをスムーズにする役割のある椎間板がつぶれて飛び出し、神経を圧迫することで腕のしびれが起こります。

症状は下半身に出ることもあり、重症化すると物を持てない、立ち上がれないといったことが起こります。

頸椎症性神経根症

片腕だけにしびれがあり、50歳以上である場合に疑われる疾患です。

加齢によって頸椎が変形し、神経を圧迫することで手のしびれが起こります。

また加齢による筋肉量の低下や、椎間板がすり減り、劣化することも原因です。

頸椎症性脊髄症

椎間板が変形し、脊髄を圧迫することで起きる疾患です。

比較的進行が遅く、手足のしびれや痛みがありますが、やがて手先を使う細かい作業ができなくなったり、つまずきやすくなります。

両腕や足までしびれの症状が起きるのが特徴です。

首や肩のこりだけではなく、急に手がしびれる、痛みが強いといった症状がある場合は、首の骨に何らかの異常が出ている可能性があります。

頸椎症の場合、手足のしびれだけでなく、手がいつも冷えていて温めても温まらないといった冷え性の症状も頸椎症や頸椎ヘルニアの症状であるため、左右の手の感覚が違う場合には注意が必要です。


2 もしかして頸椎症?毎日の姿勢や生活習慣をチェックしよう


頸椎症を悪化させないためにも、普段から首がちゃんと動くかどうかチェックすると共に、普段の生活習慣も見直すことが必要です。

頸椎症チェックの方法3ステップ

①背筋を伸ばして立ち、その状態で背中側に誰かに立ってもらう
②肩が動かないよう後ろの人に両手で固定してもらう
③左右をむいて後ろの人が見えるか確認する

後ろを振り向けない、また首が思うように動かない場合、頸椎症になる可能性、もしくは症状が進行している可能性があります。

頸椎症を起こしやすい普段の生活習慣5つ

・バッグをいつも同じ側で持つ、また同じ側の肩にかけている
・猫背になっていると指摘されたことがある
・携帯やスマホを長時間操作していることが多い
・仕事は座り仕事を長時間している
・寝そべって本を読んだりテレビを見ている

頸椎症は後ろを振り向く動作だけでもなることがあるので、長時間同じ姿勢でいる時には、意識して首を動かすことも必要です。


3 肩のこりや手のしびれを解消するためにやりたい改善方法


肩や首のこりだけでなく、手や腕のしびれがある場合は、ストレッチを行うことで痛みを軽減できます。

軽度の症状であれば病院に行かなくても治るので、すぐに始めてみましょう。

肩と首のこりを解消する2つのストレッチ

両腕を広げるストレッチ

椅子に深く腰掛け、背もたれに寄りかかったまま両腕を左右に大きく広げ、胸を開きます。その姿勢のまま10秒間保ちます。

首を伸ばすストレッチ

力を抜いて椅子に腰掛け、首を右斜め前にゆっくり倒し、左の肩から首にかけての筋肉を伸ばします。

ゆっくり首を元に戻し、今度は左側を同じように倒します。前のめりにならないよう、また肩が下がらないように保つことが大切です。

首を傾けた時に、傷みがひどくなる場合は無理にストレッチを行わないようにしましょう。

さらに普段から姿勢に注意し、前屈みや猫背にならないよう心がけることも必要です。



4 肩のこりは寝ている時に治せる?その方法とは


睡眠時は頭の重みが首にかからないため、痛みが軽減されますが、枕があっていなかったり、重い布団など寝返りが妨げられることで首にかえって負担となることがあります。

この場合、古い座布団を二つ折りにし、バスタオルで巻いた枕を作り、タオルで高さ調整をしてみましょう。

横向きに寝た時に、体の中心線と枕、寝具が平行になっていないと、首に負担がかかります。

柔らかすぎる枕や、固すぎる枕も寝返りが打てず、肩や首のこりにつながりますので、自分で高さを調節した枕を使うことも症状を改善します。


5 肩のこりと手のしびれを予防する方法 


肩や首のこりを改善することで、しびれを予防することが可能です。

肩こりから起きるしびれを予防する3つの方法

血行不良を改善する

入浴は浴槽につかってしっかり体を温める、適度な運動をして筋肉を動かす、そして香味野菜や根菜などを食べ、体の内側から温めることで、血行が改善します。

姿勢を正す

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をすることが多い、またスマホやパソコンを見たり操作する時に、猫背になっている場合は、姿勢を改善し、こまめに休憩をはさんで体を伸ばすことを心がけましょう。

ストレスや睡眠不足を解消する

自律神経が乱れると、血行不良が起きるほか、老廃物の排出が上手くいかず疲労が筋肉にたまるため、肩や首のこりを引き起こします。規則正しい生活を心がけることが必要です。

しびれが続く、痛みが強くなってくるといった場合は、これらの対策でも解決できません。

もし急に手に力が入らなくなるなど、症状が悪化することもありますので、この場合は早めに病院での診察を受けるようにしましょう。


肩こりから起きるしびれの対処法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

しびれにも様々な症状があり、一時的なものから慢性化してしまうものまでありますが、放置しておくと痛みがひどくなるだけでなく、物が持てなくなるなど悪化することもあります。

普段の姿勢やくせが肩や首のこりを引き起こしていますので、それを改善することが大切です。

また簡単にできるストレッチを作業の合間に取り入れることで、肩や首の緊張をやわらげることができますので、ぜひお伝えした対処を行ってみてくださいね!

まとめ

肩こりと同時に起こるしびれの原因と改善するための対処法

1 肩こりとしびれが起きるのは病気によるもの
2 肩や首のこりを起こすのは普段の生活の影響
3 軽いしびれがあるなら首から肩の緊張を緩めるストレッチで解消できる
4 肩のこりは布団や枕を変えることで解消できる
5 肩や首のこりを予防するには運動や入浴で血行を改善する
6 姿勢やくせが肩や首のこりの原因になるので普段から気をつける


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