踵骨(しょうこつ)と聞いてもピンと来ない方が多いと思いますが、その漢字の通りに、踵(かかと)にあるアキレス腱とも繋がっている大きな骨のことを言います。
踵に気になる痛みがあったり、歩行が困難なほどの激しい痛みがある場合、実は骨折していたり、踵骨から小さな棘のようなものができる踵骨棘(踵骨骨底棘)という足の病気かもしれません。
そこで今回は、踵骨骨折と踵骨棘が起こる主な原因と、その対処法についてご紹介します。
ヤバい踵骨骨折と踵骨棘の原因と対処法5つ
1 踵が痛いのはなぜ?踵骨骨折と踵骨棘の症状&原因
「踵が痛い!」「歩くのが辛い!」とお悩みではないですか?
私たちの体重を支えなければならない踵は、想像以上に負担がかかっている箇所で、日常の何気ない行動が積み重なって、若い方にでも、痛みが生じることも珍しくありません。
踵の痛みとして挙げられる代表的な疾患に、踵骨骨折と踵骨棘があり、それぞれの症状や原因は次の通りです。
踵骨骨折に当てはまる症状がある場合には、早急に整形外科に行くようにしましょう。
踵骨棘の場合は、正しい対処をすると自然治癒できますが、悪化している場合は手術することになります。
そのため踵骨骨折同様、整形外科で正確な診断を受けることをおススメします。
2 足裏バランスを整えて踵の痛みを軽減する方法
踵に痛みがあり病院で踵骨棘と診断された場合は、安静が一番の対処法なのですが、仕事も家事もあるとなると、じっとしていられないのが現実ですよね。
そこで、足裏を安定させて負担を軽減する方法をご紹介します。
踵骨への負担を減らすグッズを活用しながら、痛みが治まるまではできる限り安静を心がけましょう!
そうすれば、踵骨棘は半年から1年程度で体内に吸収され(過剰化骨の吸収)、自然治癒します。
3 足湯が効く!血行促進で踵骨の痛みを軽減する方法
踵が痛む時に入浴で身体を温めるのはもちろん、日中もし空き時間があるならば、足湯をしてみるのもオススメ!
足の血行がよくなり、しばらくすると全身までポカポカ温まり、踵骨の痛みを和らげるには効果的です!
省スペースかつ手軽に実践できますので、踵骨の痛みを軽減するために、ぜひ試してみてくださいね!
4 硬いふくらはぎに問題あり!踵骨棘に効果的なストレッチ
ふくらはぎを触ってみて、硬いかな?という方には、踵骨棘など踵のトラブルが起こりやすいことをご存知ですか?
実はふくらはぎが硬いと、歩行の際にアキレス腱が上へ引っ張られるため、踵骨と指先までをつなぐ足底筋膜も同時に引っ張られ、負担がかかりやすくなるのです!
そこで、ふくらはぎに柔軟性を与えるためのストレッチ方法をご紹介します。
また、ふくらはぎと同様、足指の力が弱いと、足底筋膜に負担がかかり、棘が出来やすくなりますので、以下のストレッチも併せて実践するといいでしょう。
痛みがひどい時のストレッチは、痛みを助長することになりますので注意してくださいね!
また、踵骨棘を起こしやすいのは40代~50代の男性とされ、ふくらはぎの柔軟性低下の裏側には、運動不足や暴飲暴食による肥満があります。
ストレッチをして踵の痛みが軽減できたら、ぜひ再発防止のためにもダイエットを行うようにしましょう。
5 一日でも早い完治を目指す!踵骨骨折を治す食事方法
踵骨を骨折してしまった場合、専門医による治療が不可欠ですが、自分で出来ることの一つが食事療法です。
骨を作るために必要な栄養素をしっかりと摂取することは、骨折の治りを早めるのにも繋がります。
そこで、踵骨骨折の治癒を助けてくれる栄養素とオススメ食材をご紹介します。
骨折をすると、身体を動かすことが少なくなる分、どうしても体重が増加しがち、、、すると踵への負担が大きくなりますので、上記の栄養素を意識しながらも、決してカロリーオーバーにならないな食事内容を心がけましょう!
さて、『ヤバい踵骨骨折と踵骨棘の原因と対処法5つ』はいかがでしたか?
踵骨棘の一度出来てしまった棘は、外科手術以外の方法で取り除くことは不可能ですが、月日の経過で自然と痛みがなくなっていきます。
一方で踵骨骨折は、病院で早急な治療が必要ですので放置は厳禁です!
丈夫な骨を作る食事、足への負担が少ない靴、ストレッチ、血行促進を心がければ、踵骨棘や踵骨骨折の回復は早まりますので、無理せずじっくり治していきましょう!
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