耳鳴りは音がないのに自分にだけは聞こえるため、気になって眠れないなど,、日常生活に支障を及ぼすものですよね。
また耳鳴りは何度も繰り返すだけでなく、はっきりとした原因が分からないことが多く、耳に何も問題がなくても耳鳴りがひどいといったこともあります。
そこで今回は、耳鳴りが起きる原因治療方法と共に、耳鳴りに悩まされないために普段から心がけたい予防法をお伝えします。
なかなか治らない耳鳴りの根本原因と治療するための方法
1 なぜ起きる?耳鳴りの症状からみる原因
耳鳴りとは「発生源となる音がそこにないにも関わらず音が聞こえる」状態のことです。
耳鳴りは人によって違いがあり、片耳だけから聞こえる場合や両耳から聞こえる場合、その音の種類にも違いがあります。
耳鳴りが起きるだけでなく、頭痛や吐き気を伴う場合は、重篤な病気が発症している可能性もあるため、早急に病院での診察が必要となります。
さらの耳鳴りが起きる原因を、大まかに分けると3つのことが挙げられます。
1つ目の加齢による耳鳴りは、蝸牛という耳の器官にある有毛細胞の働きが低下するために起き、難聴を伴うこともあります。
2つ目の食事やストレスの影響は、自律神経の乱れにつながることから起きる耳鳴りで、原因となるストレスを解消することで改善が可能です。
妊娠時の耳鳴りは多く、貧血や体調の変化による血行不順などが原因として起きます。
3つ目の病気が原因による耳鳴りは、耳の病気の他、高血圧や貧血、脳腫瘍によって起きるものもあります。
パチンコなど大音量の音を長時間聞き続けることで、内耳の感覚細胞にダメージを受ける疾患は、騒音性難聴といい、ヘッドフォンなどを使っている時にも発症します。
その他、耳に水が入ったり、耳垢がたまることで耳鳴りが起きている場合は、病院で安全に取ってもらうことで耳鳴りが解消します。
2 耳鳴りは治せる?その治療法とは
耳鳴りは自分にしか聞こえないことが多いため、その症状から原因を特定することは難しく、いくつかの検査を行うことで判断します。
一般的な耳鼻咽喉科の検査として、鼻づまりや異物混入といった外的なもの、聴力検査やX線検査で腫瘍の有無などを確認します。
この他に血行を改善するために食事を改善し、お風呂に浸かったり運動をすることで耳鳴りに対処する方法もあります。
3 リラックスさせると治る?ツボ押しやマッサージによる耳鳴り解消法
耳鳴りが起きる原因として、体の免疫機能が落ちていることも考えられます。
耳鳴りを完全に治す薬はありませんので、耳鳴りが気になってさらに耳鳴りが悪化しないようにするためにも、ストレスや疲労を小まめに自分で解消することも必要です。
ツボを刺激する時には、痛いが気持ちよさも感じられる程度の強さで押し、10秒程度したら指を離しましょう。
長時間押すことは筋肉や皮膚を傷めるため、逆効果となりますのでやめておきましょう。
この他腕を回すなどして、同じ姿勢を長時間し続けないことも耳鳴りを解消することにつながります。
4 耳鳴りは体質改善で治る?すぐ始めたい方法
耳鳴りは原因が分からないことも多く、このような耳鳴りの場合は体質改善を行うことで解消することが可能です。
免疫力を上げ、自律神経のバランスを正常に整えることが必要です。
また睡眠不足も免疫力を下げてしまいますので、早寝早起きを心がけることも必要です。
5 耳鳴りに悩まされない!耳鳴りやめまいを予防する方法
耳鳴りを改善するには、耳の働きである三半規管を鍛えることも効果があります。
耳鳴りを予防するためにも、日頃から体の平衡感覚を養うことも必要です。
どちらの方法も最低10分以上は行うようにしましょう。
なかなか治らない耳鳴りの原因、そして治療方法や予防法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
耳鳴りは人には聞こえないため、一人でストレスを抱えてしまいがちです。
またはっきりとした原因が分からないこともありますが、突発性難聴や老人性難聴など、放置しておくと危険な症状が潜んでいる可能性もあります。
早期に対処することはもちろん、日頃の生活習慣や食事を改善することで、予防や悪化を防ぐことが可能です。
自分で食事やマッサージを行うだけでなく、病院での診察や、漢方薬やサプリメントなど、様々な方法を合わせて治療していくようにしましょう。
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