風邪を引いて、薬を飲んだり病院で診てもらったのに、なかなか治らず、咳が何ヶ月も続くという経験はないでしょうか。
咳や鼻水、体のだるさなどがいつまでも続くと、調子が戻らないばかりか、他の病気にかかっているのではないかと心配にもなります。
そこで今回は、風邪がなかなか治らず長引くときに考えられる他の病気や原因、そしてすっきりと風邪を治すための方法について、詳しくご紹介します。
風邪が治らないときに考えられる5つの原因と解消するための方法
1 風邪がなかなか治らない!他の病気の可能性もあり?
風邪の原因として考えられるのは、ウイルスの感染によるもので、風邪を引いたときにはほぼウイルスによるものとあると考えて間違いありません。
ウイルス感染による風邪は、1週間から10日ほどすれば症状が治まり、完治するのが普通です。
それ以上症状が続く場合には、他の原因が考えられます。
細菌性の風邪かウイルス性の風邪かの違いは、すぐ治るか治らないか、また症状がまんべんなく出ているならウイルス性、一つの症状だけが強い場合は細菌性とも考えられますが、早めに病院で診察を受けて判断してもらうことが大切です。
2 風邪を早く治したいときにするべきこと
風邪を引いたときには、早く治すためにも以下のことを心がける必要があります。
3 逆効果?風邪を長引かせる行動とは
風邪を早く治したいと考えて、してはいけないことをしているせいで風邪が悪化していることもあります。
風邪を引いたときにしてはいけないこと
運動をする
汗をかいた方が熱は下がりますが、激しい運動をすると体力が奪われ、風邪と戦う体力まで奪われてしまいます。なるべく安静にすることを心がけましょう。
入浴
汗をかいたときなど、さっぱりするためにもお風呂に入りたいと思うかもしれませんが、入浴は意外に体力を消耗します。蒸しタオルで体を拭くにとどめるか、入るとしても短時間にし、湯冷めをしないようにすることが大切です。
さらに、風邪を引いているときには、なるべく外出しないようにしましょう。
やむを得ない場合には、マスクをする、首回りを外気にさらさないようにするなど、十分に気をつけましょう。
4 風邪以外にも効く!免疫力を上げる方法
風邪をよく引いてしまう、また引くと長引きがちなのは体の免疫力が落ちていることも原因の一つです。
風邪を長引かせないためにも、また風邪以外の病気にかからないようにするためにも普段から免疫力を上げることが必要です。
腸内環境が悪いと、便秘や下痢などを起こしやすく、また血行も悪くなりかねません。
ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品を毎日取り入れて、腸内環境を改善するようにしましょう。
また適度な運動が自律神経を整え、免疫力を上げます。
激しい運動ではなく、毎日続けられるウォーキングやストレッチなどがおすすめです。
5 風邪を引かないために心がけたい予防法
風邪を引かないために、普段から心がけたいことや予防法をご紹介します。
一般的に冬の風邪よりも夏の風邪の方が長引きやすく、症状も悪化することが少なくありません。
これは夏風邪の原因となるウイルスは、子供がかかりやすいウイルスですが、大人がかかると重症化しやすく、また夏の暑さなどで体力や免疫力が下がっているために長引きやすいことがあげられます。
しかし冬に引く風邪も、ウイルス性のものだけでなく、細菌性のもの、また花粉症などのアレルギーなども重なってしまうため、治りにくくなりがちです。
風邪を引いた場合は、安静にすることが一番ですが、原因によっては薬を飲むことが逆効果になることもあります。
なかなか風邪が治らない、症状が落ち着かないという場合には、早めに病院での診察を受けるようにしましょう。
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