生姜に秘められた効能効果と体に良い1日あたりの摂取量の目安

生姜に秘められた5つの効能と体に良い1日あたりの摂取量の目安

生姜を食べることで得られる効能には、血行を促進したり免疫力を高めたりするなど、様々な効果を得られるので普段の食事にぜひ取り入れてほしい食材です。

そして、生姜を食べることで得られる効果は生や加熱、乾燥をさせたときでそれぞれ異なるので、狙った効能を取り入れたいと考えたら使用方法に気を付ける必要があります。

また、効率よく生姜の効果を実感したいときは、1日の摂取量を考えることも重要になり、過剰摂取すると体調を崩してしまうので注意しましょう。

そこで今回は、生姜に秘められた様々な効能と、体に良い効果をもたらすために必要な摂取量をご紹介します!


生姜に秘められた効能効果と体に良い1日あたりの摂取量の目安


1 生の生姜で得られる効果


生姜の使用方法の一つに生で食べるというものがあり、加熱や乾燥をさせたときとは違った効能を得ることができます。

生の生姜を使ったときに得られる2つの効果

吐き気を止める

生の生姜には吐き気を止める作用があり、乗り物酔いやつわりなどで感じる吐き気を止めたいときに有効です。

吐き気はかなりつらい症状になるので、早急に回復させるためにも生姜を積極的に食べるようにしましょう。

ダイエットに効果がある

生姜には代謝を上げたり、余分な水分を排出したりする働きがあるので、ダイエットをしている方の大きな助けになります。

特に、ダイエットの目的が足のむくみ解消である場合におすすめのため、水分が溜まってむくんでいる方は生の生姜を取り入れてみてください。

生の生姜には吐き気やダイエットに効果がある、ジンゲロールという辛味成分が多く含まれていて、即効性が高いのが特徴のためすぐに効能を取り入れたいと考えたときにおすすめです。

ただし、ジンゲロールは加熱や乾燥をさせると違う成分に変化して効能が変わってしまうので、狙った効果を得たいときは調理方法に注意してくださいね!


2 加熱した生姜の効果


生の生姜に含まれているジンゲロールは、加熱をすると辛味が強いショウガオールとジンゲロンという成分に変化します。

ショウガオールはジンゲロールと違って遅効性ではありますが、体を芯から温める効果があるので冷え性だったり、発熱をしていたりするときは生姜を加熱させましょう。

そして、ジンゲロンにも冷えを改善して代謝を高める効能があるので、加熱した生姜は体を温めるためには最適ともいえる食材です。

加熱した生姜の効果

冷え性

冷え性の原因は血行不良であることが多く、特に手足が慢性的に冷えている方は血流を改善する必要があります。

そして、加熱した生姜には血液を固まらせないようにし、体全体に行き渡らせる働きがあるので内側から徐々に冷えを改善することができます。

発熱の緩和

血行が改善されると代謝が高まって発汗作用が出てくるので、風邪による発熱を緩和する効果があります。

熱は汗をかくと下げることができるので、風邪を引いたときは加熱させた生姜を食べるようにしましょう。

血行の改善と代謝の促進、2つの効果を得ると肌にも影響が現れるので、しわやシミが増えてきて悩んでいる方は加熱した生姜を食べることをおすすめします。

健康な肌を手に入れるためには、血行と代謝を良くして新しい肌に生まれ変わらせる必要があるので、しわやシミが気になる方は普段の食事に生姜を取り入れましょう。


3 乾燥させた生姜の効能


乾燥させた生姜は加熱した生姜同様、ショウガオールとジンゲロンが含まれているので体を温める作用がある他、生姜の香りが失われやすくなる特徴もあります。

そして、乾燥した生姜は加熱したものと同じ使い方もできますが、更に体を温めるためにもお茶パックを利用してお風呂に浮かべることをおすすめします。

お風呂に生姜を浮かべると、体の血行がかなり良くなって代謝が高まり、脂肪の燃焼を促す効能を得られるのでダイエットの心強い味方になります。

加えて、食事にも取り入れると更にポカポカと体が温かくなるので、冷え性やダイエットをしている方はお風呂と食事の2つに生姜を使ってみてくださいね!


4 凍らせた生姜の効果


生姜は普通、加熱したり乾燥したりして使用しますが、凍らせておいても成分が失われない上に様々な症状に効果があります。

凍らせた生姜の4つの効能効果

・高血圧や糖尿病の数値の正常化
・自律神経失調症の緩和
・便秘解消
・肥満やむくみ解消

凍らせた生姜には高血圧や糖尿病、自律神経失調症の改善など様々な症状の緩和が期待できるので、健康のためにもぜひ食べてほしい食材です。

温かい飲み物に凍らせた生姜を入れるだけで効果があるので、生姜を購入したときはすぐに使えるようにすりおろしてから冷凍保存してみてくださいね!


5 守りたい生姜の1日あたりの摂取量


生姜に含まれている成分は体に良いものばかりで、健康維持のためにはぜひ取り入れたい食材になりますが、効能を得るために必要な摂取量はどのくらいかご存知でしょうか?

どんなに良い食材でも過剰摂取すると体調を崩してしまうので、1日の摂取量を知って適切な量を食べるようにしましょう。

生姜を食べるときの目安量3つ

・基本は1日10g
・すりおろしたら大さじ1杯弱
・パウダー状なら1g

市販で売られている生姜は、そのままの形だったりすりおろしたりしている場合もあるので、使用するときは状態に合わせた量を使う必要があります。

そして、適切な量を超えて過剰摂取すると体調を崩してしまうので、思い当たる症状があったら一旦食べないようにすることが大切です。

生姜の過剰摂取で起きる可能性のあるの副作用

・腹痛や下痢
・皮膚の炎症
・流産
・出血が止まらない

生姜を食べ過ぎると腸の調子が悪くなったり、皮膚に炎症が起きたりするので健康に良いからといって過剰に食べないようにしましょう。

また、妊婦の方が過剰摂取すると流産の危険性が高まるので、食べるときは適切な量を守ることが重要になります。


健康に良いとされる生姜の使用方法は、生の状態や加熱、乾燥など色々ありますが悩んでいる症状を改善するためには、調理方法に注意することが大切になります。

そして、生姜といえば体を温める効果があるといわれていますが、生の生姜よりも加熱や乾燥をした方がより効果的のため、血行不良や冷え性を改善したい方は熱を加えたり、乾かしたりしてから食べましょう。

また、生姜を食べるときは摂取量に気を付ける必要があり、過剰に食べてしまうと腹痛や皮膚の炎症といった症状が出てくる場合があるので、何らかの異常が現れたら一度食べるのを中止することが重要です。

適切な量を摂取すれば健康的な体を維持するための効能が得られるので、生姜の食べ過ぎに注意して取り入れてみてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

生姜に秘められた効能効果と体に良い1日あたりの摂取量の目安

1 生の生姜で得られる効果
2 加熱した生姜の効果
3 乾燥させた生姜の効能
4 凍らせた生姜の効果
5 守りたい生姜の1日あたりの摂取量


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