「今年もコレステロール値が上がった、、、」「明日は健康診断だから、食事はヘルシーなものにしよう」といった会話をよく耳にしますよね。
毎年、健康診断で気になるの項目の一つがコレステロール値、という方も多いのではないでしょうか。
コレステロールには善玉と悪玉の二つに分けられ、特に悪玉コレステロールは動脈硬化を促進し、重大な生活習慣病の原因となりますから、適正値を保つことは健康維持に不可欠です。
そこで今回は、コレステロール値を下げる作用のある食材や、脂質の吸収を抑える働きのある飲み物を取り入れながら、無理なくコレステロール値をコントロールするためのコツをお伝えします。
これが正解!気になるコレステロールを下げる5つの方法
1 正しい食事でコレステロール値を下げる方法
コレステロールを適正にコントロールするためには、毎日の食事から摂取するコレステロールの量を把握し、摂り過ぎに注意することが大切です。
食後は一時的に血中コレステロール値が上昇しますが、健康な方であれば、自然に適正値に調整されます。
一方で、コレステロールの多い食事は、コレステロール値を調整する役割を担っている肝臓に負担をかけますから、脂質や糖質の摂り過ぎは厳禁です。
コレステロールの1日の摂取目安は、男性は750mg、女性は600mg未満ですから、各食品に含まれるコレステロールの量を把握して、この量を越えないようにしましょう。
そして、コレステロール値を下げるためには、コレステロールの多い食品を控えながら、コレステロール値を下げる食品を積極的に摂取するのが効果的です。
コレステロール値を下げたいなら、食事からのコレステロールの摂取量を減らせば良い、と単純に考えるのではなく、体の機能維持に不可欠な栄養素を摂取するという、食事の本来の目的も意識することが大切です。
食事量を減らすだけでなく、様々な食材を組み合わせて、きちんと栄養を摂りながらコレステロール値をコントロールしていきましょう。
2 適度な運動でコレステロール値を下げる方法
コレステロールの値が上がる代表的な原因に、運動不足が挙げられます。
血液中の悪玉コレステロール値を下げるためには、日頃から適度に体を動かすことを日課にするのがポイントです。
有酸素運動は体の脂肪をすぐにエネルギー源に変え、かつ善玉コレステロールを増やす働きがあります。
1日30分程を目安に体を動かすのが理想ですが、難しい場合にはまず週3日を目標に実践してみましょう。
3 睡眠不足解消とストレスケアでコレステロール値を下げる方法
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠不足は悪玉コレステロール値を上げる原因の一つです。
睡眠不足の状態になると、脂質の分解に関わる成長ホルモンの分泌量が減少し、脂質の分解がスムーズに進まなくなるため、コレステロール値が上昇する可能性があります。
また、睡眠不足は食欲を増進させるホルモングレシンの多量分泌を促し、食べ過ぎの原因となります。
ストレスケアのためにも、定期的な運動と、毎日の睡眠習慣の改善に取り組んでください。
4 身近な飲み物で上手にコレステロール値をコントロールする方法
外出先でも気軽にコレステロール対策がしたいという方には、コレステロール値を下げる作用のある飲み物を活用した対策をおすすめします。
仕事の合間や食後などのリラックスタイムはもちろん、移動中などのちょっとした時間でも、飲み物であれば気軽に摂取できますよね。
普段気にせず飲んでいる飲み物でコレステロール値を下げられたら、こんなに楽なことはないですよね。
コレステロール値を下げる効果のある飲み物は、リーズナブルな価格帯の商品も充実している、定番の飲み物ばかりですので、これまで意識して飲み物を飲む習慣のなかった方は、ぜひ普段の生活に取り入れてみましょう。
5 サプリメント併用でコレステロール値をコントロールする方法
普段外食が多く、なかなか食事でのコントロールが難しい人は、コレステロール値を下げる効果のある成分の配合された、サプリメントの活用もおすすめです。
元々の体質や加齢など、ご自身ではコントロールできない条件が、悪玉コレステロールの上昇を招いていることもありますので、生活習慣の改善やサプリメントの服用などで効果が実感できない場合には、医療機関の受診も検討しましょう。
美味しい食事は、コレステロール値が高いことが多いものですが、コレステロール値を気にするあまり、無理な食事制限で栄養不足になったり、心身にストレスを感じるようになったりしては、逆に体調トラブルを招いてしまうこともあります。
コレステロールを下げる作用のある食材や、脂質の吸収を抑える働きのある飲み物を取り入れながら、無理なくコレステロール値をコントロールしていきましょう。
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