縮毛矯正をした直後の髪は滑らかでサラサラとした質感になりますが、しばらく経つと髪がごわついて困ってしまったことはありませんか?
実は縮毛矯正後の髪は、正しいシャンプーを使って適切なケアをしてあげないと、すぐにごわついてしまい、縮毛矯正の効果が十分に発揮されずにすぐに元の髪に戻ってしまう恐れがあるのです。
そこで今回は縮毛矯正後にストレートヘア長持ちさせて、サラサラ髪質を維持するための具体的な方法をご紹介します。
ストレートヘアを長持ちさせる7つの縮毛矯正アフターケア方法
方法1 縮毛矯正後のシャンプータイミングはいつ?
縮毛矯正後の髪の毛は非常に不安定な状態にあるのですが、その原因はズバリ縮毛矯正の方法にあるのです。
実は縮毛矯正とストレートパーマの境界が曖昧になっており、現在では縮毛矯正=ストレートパーマは同じといっても過言ではありません。
というのも、上記の②の工程で
- ストレートパーマ(縮毛矯正)・・髪を伸ばす工程
- ふつうのパーマ(ウェーブパーマ)・・髪を曲げる工程
どちらをするかが、ストレートパーマとふつうのパーマの違いだからです。
問題なのは、③のシスチン結合を再結合の工程を行った後に、時間を置かずにシャンプーしてしまうと、せっかくの酸化剤が取れてしまい、元の縮毛状態に戻ってしまうということです。
それではどのタイミングで縮毛矯正後のシャンプーはすれば良いのでしょうか?
以前は
- 酸化剤の定着は最低24時間必要
- 縮毛矯正を長持ちさせたためには48時間置くのがベスト
このように言われていた時代もありましたが、酸化剤の改良が進んでいるため、縮毛矯正後のその日にシャンプーしても現在は問題ありません。
基本的に大半の美容室では、縮毛矯正後に髪を洗えないというお客さんの不便を無くすために、縮毛矯正後の後処理をきちんとしてくれる場合がほとんどです。
ただし、髪質や髪の長さによっては、縮毛矯正後の翌日までシャンプーしないほうが良い場合もあるため、その場で美容師さんにシャンプーして良い目途は確認するようにしましょう。
また、縮毛矯正後に家に帰るまでに時間がかかる場合、汗をかきやすい夏場などは地肌のかゆみが強くなり、我慢できなくなることもありそうですよね。
そんなときは、コームで頭皮を少しだけ掻くようにしてかゆみを抑えるようにしましょう。
方法2 縮毛矯正後に使うべきシャンプーは?
縮毛矯正の前と後で同じシャンプーを使っていませんか?
自分の髪質に合ったシャンプーを選ぶのは良いのですが、縮毛矯正をすると髪質が変化してしまうため、縮毛矯正前とは違うシャンプー選ぶようにしましょう。
それでは縮毛矯正後のシャンプーはどのようなものが良いのか、ここでご紹介します!
縮毛矯正に使われる酸化剤の影響で、縮毛矯正後は髪はアルカリ性に変わりますので、髪を弱酸性に戻す作用のある弱酸性のシャンプーを選びましょう。
方法3 痛んだ髪を優しく治す正しいシャンプー方法
縮毛矯正や髪染めをした後の髪を洗う時に、泡立ちが悪かったり、髪が指に引っかかりギチギチとした手触りになった経験はありませんか。
その原因はズバリ、キューティクルが痛んでいるからです!
特に縮毛矯正後はキューティクルが大きなダメージを受けている状態でので、髪をいたわるシャンプーをしましょう。、
方法4 乾かし方次第で縮毛矯正後の髪が長持ちするって本当?
お風呂上りで髪を乾かす時にどのようにしていますか?
すぐに髪を乾かすのは面倒なので、しばらく放置している人もいるかもしれませんが、髪を濡れたまま放置すると、縮毛矯正後の髪にさらなるダメージを与えてしまいます。
濡れている髪はキューティクルが開いて痛みやすい状態であり、タオルを使って髪を拭き終わった後は、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。
髪の乾かし方にもコツがあります!それが髪を下に軽く引っ張りながらドライヤーで乾かすことです!
縮毛矯正は施術後の伸びてくる髪には効果がないので、時間が経つと髪本来の癖が出始めてしまいます。
髪を引っ張りながらドライヤーで乾かすことで、癖の強かった部分がうねることを防ぐことができます。
また、長い時間をかけてドライヤーで髪を乾かすと、縮毛矯正後で痛んだ髪にダメージを与えてしまうため、髪全体をドライヤー強弱を上手にコントロールして、手早く乾かすようにしましょう。
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方法5 縮毛矯正後のコームを使ったトリートメント方法
縮毛矯正後に髪をトリートメントをする場合は、手櫛で行うよりもコームを使用して、髪になじませるようにケアしましょう。
髪の毛の中心から毛先にかけてトリートメントを揉み込んでから、毛先から少しずつコームで梳いていきます。
根元近くからいきなりコームを入れると引っかかるので注意しましょう。
コームを繰り返して根元から毛先までコームが通るようになったら、手のひらにお湯をためで毛髪全体を濡らした後に軽く流して終了です。
通常は、髪が傷んでいない状態でもトリートメントで髪をケアしますが、縮毛矯正後は通常以上に髪が傷んでいるので、トリートメント方法も今まで以上に入念に行う必要がありますが、それに必要なのがコームです。
方法6 縮毛矯正後の夜に寝るときに気をつけたいこと
「寝ている間に髪に変な癖がついてしまったらどうしよう、、」はじめて縮毛矯正をした夜、どのように寝れば良いのか迷ってしまいますよね。
縮毛矯正後であっても、寝返りをうたないように寝たり、うつ伏せになって寝る必要はありません!普段と同じように眠ってOKです。
ただし、枕カバーがタオル地のものは、髪の表面を傷めてしまうこともあるため、表面がサラサラした綿、ベロア、ポリエステルのものに縮毛矯正後1週間くらいの間は変えるようにしましょう。
方法7 縮毛矯正後すぐのヘアアレンジはNGって本当?
縮毛矯正後、自由にヘアスタイルを変えて楽しみたいですよね。
実は縮毛矯正後の髪は完全に中和されるまでは、ヘアゴム等を使って髪型を変えたり帽子や汗などで髪の毛を固定してしまうと、癖がついたまま残ることがあります。
せっかく高いお金をかけて縮毛矯正したのに、髪の癖が戻ってしまっては意味がありませんよね。
そこで縮毛矯正後1週間以内は、髪を縛らずにそのままの状態にしておくことをお勧めします!
もしどうしても髪を縛る必要がある場合には、シュシュやバレッタなどで緩く髪を纏めるようにしてください。
さて、『ストレートヘアを長持ちさせる7つの縮毛矯正アフターケア方法』はいかがでしたか?
縮毛矯正がどれだけ長持ちするかは、実は美容師さんの腕よりは、アフターケアの有無次第です。
せっかくお金を出して縮毛矯正した美しい髪を、1日でも長くキープするために、今回紹介したアフターケア方法を実践するようにしましょう!
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