ラベンダーはリラックス効果をはじめ、幅広い効能を期待できるハーブとして知られていますが、ちょっときつめの香りに苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、ラベンダーの使い方さえきちんとマスターすれば、日常生活の様々な場面で活用できるようになります!
そこで今回は、ラベンダーの効能を活かして、心身のバランスを整えて健康になるための方法、そしてラベンダーを使う上での注意点をご紹介します。
ラベンダーの効能を活かして心と身体のバランスを整える8つの方法
1 疲れ吹き飛ぶ!入浴タイムのラベンダー活用法
疲れを翌日に残さないためには、どんなに忙しくても、1日の疲れはその日のうちに取り除くことが大切です。
ラベンダーには緊張した心身をリラックスさせる働きがありますので、ラベンダー風呂は、疲れをとるのに効果的です!
さらに心と体の疲れを癒すだけでなく、ラベンダーには消炎や細胞活性、皮膚修復の効能もあるので、お肌のトラブルを治す効果も期待でき、荒れや日焼け、やけど、ニキビなど患部の細胞を修復、再生を促してくれます。
そこでラベンダー風呂を堪能するのに必要なバスソルトの作り方をご紹介します。
バスソルトを入れた浴槽に10分~20分くらいゆっくり浸かると、じわじわと体が温まり、ラベンダーの香りで気分が癒されます。
また、ミネラル豊富な天然塩のおかげで、汗をたっぷりかいて新陳代謝がよくなり、老廃物を体から外に出すデトックスにもピッタリです!
そんな万能なバスソルト風呂ですが、注意点もあります。
時間がなくて入浴はできないという場合には、配合はそのままで少量をバケツにお湯を入れて足湯にしてもOKです。
さらにバスソルトは入浴、足浴だけでなく、水で練ってマッサージ剤として使用することもできるので便利です。
ぜひ週2~3回を目安にラベンダー風呂を楽しみましょう。
2 ラベンダーティーの効能と美味しいいれ方
ラベンダーティーは、ストレスやイライラ感などの精神的な不快感と、頭痛、高血圧、神経痛、消化不良、不眠など身体的な不快感のどちらにも効果的です。
これはラベンダーの持つ鎮静、鎮痛、抗うつ作用によるものです。
また抗菌、殺菌、抗炎、免疫力アップの効能により風邪やインフルエンザ、気管支炎といった感染症の症状緩和と予防にも効果があります。
ラベンダーティーには、ティーバッグと茶葉がありますが、好みで選ぶとよいでしょう。
そこでラベンダーティーを美味しくいれるためのポイントをご紹介します!
お湯の温度が高い方が成分をたくさん抽出できますが、煮立たさせてしまうと香りが飛んでしまうので、必ずヤカンやポットから沸騰させたお湯をティーポットに注ぐようにしましょう。
また蓋をして蒸らすことで、ラベンダーの香りや味、有効成分が抽出されますので、ティーバッグで直接カップに入れる場合も、お皿などで必ず蓋をしてください。
ラベンダーティーは華やかな香りとほのかな甘みが感じられますが、ラベンダーの香りが強すぎると感じる場合は、お湯を足して薄め、少量のハチミツを加えたり、温めたミルクをたっぷりといれ、ミルクティーとして飲むのもおススメです。
お気に入りのポットやカップを使い、リラックスできるティータイムを楽しみましょう!
3 快眠できる環境にする!ラベンダー活用方法
心と身体のバランスを整えるためには、質のよい睡眠をとることが大切です。そのためにはラベンダーの安眠効果を活かして、寝室の環境を整えることをおススメします。
そこで、就寝時にラベンダーを活用する方法をご紹介します。
水を使うとゆっくりと香り成分が広がり、お湯を使うと蒸気で素早くお部屋に香りが満たされます。
シンプルな方法ですが安眠は期待できますので、ぜひやってみてくださいね!
また、もう少し本格的に芳香浴を楽しみたい!という方には、就寝中でも安心して使えるキャンドルや電気を使わないアロマストーンや、アロマディフューザーを取り入れてみるのもおすすめです!
4 家でも外出先でも大活躍!ラベンダーのサシェの作り方
サシェとはフランス語で、小さな匂い袋のこと。ポプリという名前でもおなじみです。
家の中でリビングや寝室、トイレ、玄関などに置くと可愛いアクセントにもなりますね。
お出かけの際も、バッグに入れたり車の中に置いたり、消臭芳香剤としても使える上、緊張やストレスを感じた際に、ラベンダーの香りをかぐと安心感を得られますので、サシェを持ち合わせておくと便利です。
サシェは購入できるものですが、誰でも簡単にできるので自分だけのものを作ってみるのはいかがでしょうか?
そこで手先が器用でなくても、意外と短時間で簡単にできるサシェの作り方をご紹介しますね。
状態の良いラベンダーの花で作ったサシェは、保存状態に気をつけると1~2年は香りが楽しめます。
ラベンダーには防虫や消臭といった効能もありますので、サシェを靴箱やクローゼットに入れておく使い方もありです。
サシェの作り方は様々、お好きな布でお好きな形に、オリジナルなものを作って楽しんでくださいね!
乾燥ラベンダーが手に入りにくい場合は、ラベンダーティーの茶葉を再利用してもOKです。
また、市販のものには自然のラベンダーを使用せず、化学合成した人工の香りのものもありますので、きちんと確認して購入するようにしましょう。
5 目の疲れや皮膚炎に!ラベンダー湿布の使い方
パソコンや読書など、細かい作業で目を酷使すると、目の疲れが気になりますよね。
こういった場合は、ラベンダーの鎮静、疲労回復作用を期待して温湿布するのが効果的です!
目元を温めると、目の筋肉がほぐれ、毛細血管が広がることによって血流がよくなり、疲れが和らぎますよ!
そこで目の疲れや肌のトラブルがスッキリ解消できる温湿布のやり方をご紹介します!
精油を入れすぎると、直接触れる肌に刺激になるので、3滴までにしてください。
また、目の中に成分が入ると危険ですので、必ず瞼を閉じてください。
ラベンダーの効能の1つである鎮痛作用のおかげで、首や肩のコリや痛みにも効果的ですので、疲れが気になったら温湿布をするようにしましょう!
6 ラベンダーオイルで生理の不快感を軽減する方法
ホルモンバランスの乱れによる生理前や生理中のイライラ感や腹痛、といった不快な症状に悩む方は多いですよね。
これらの不快感を軽減するためには、ラベンダーオイルを使ったケアが身体にやさしくて効果的です!
キャリアオイルはオリーブオイルでの使用できますが、できればアロマ専門店などで専用のものを購入するようにしましょう。
もし、ラベンダーの精油が手に入らない場合は、ラベンダーの香りを嗅ぐだけでも効果がありますので、一度試してみてくださいね!
7 万能ラベンダースプレーの作り方&活用方法
ラベンダースプレーは用途が多岐に渡り、あると便利なもの!市販でもありますが、自分で簡単に作ることが出来ます。
そこで万能ラベンダースプレーの作り方と活用法をご紹介します。
8 ラベンダーの精油を使う上での4つの注意点
ラベンダーの精油は他のハーブの精油に比べると刺激が少なく穏やかですが、使い方を誤ると危険があるのも事実です。
そこで精油を使用する上での注意点をご紹介します。
さて、『ラベンダーの効能を活かして心と身体のバランスを整える8つの方法』はいかがだったでしょうか?
数あるハーブの中でも特にラベンダーには様々な効能があり、日常生活で使えるシーンは多いでしょう。
ただラベンダーに100%依存するのではなく、時には軽いスポーツをしたり、趣味を楽しんだりして上手くストレス発散しながら、心身のバランスを整えていくようにしましょう。
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