股関節の脱臼はスポーツや何らかの事故によって起きますが、大人が脱臼すると早めに対処しないと大変なことになります。
大人が股関節を脱臼すると、激しい痛みが襲ってきて足を動かすことがままならなくなって普通の生活がしにくくなります。
治療するためには安静にして負担をかけないようにし、股関節を使うときはゆっくり気を遣って動かすことが重要です。
非常に慎重に行動しなければならないので、股関節を脱臼したら一刻も早く治すための対策を実施して、二度と脱臼しないように原因も知る必要があります。
そこで今回は、大人が股関節を脱臼したときの治療方法と、脱臼を起こす原因をご紹介します!
大人の股関節脱臼の原因と治すための方法6つ
1 大人が股関節を脱臼する原因
股関節が脱臼すると、正常な位置から骨がずれるので激しい痛みが襲ってきて、日常生活が困難になるので早めに治療する必要があります。
そして、大人が股関節を脱臼する原因は、外部からの衝撃による物と加齢が主な理由の変形性関節症の2種類に分けられるので、それぞれの特徴を知ることが大切になります。
大人が股関節を脱臼したとき、原因は外部からの強い衝撃か変形性関節症による物が多いので、少しでも痛いと感じたら悪化する前に病院で検査してもらってくださいね!
2 人口股関節の方も要注意
何らかの理由で人工的に作られた股関節をつけた直後は、脱臼しやすい状態になるので注意が必要です。
人口股関節をつけることで、普通の生活を送れたり簡単なスポーツもできたりしますが、本来の股関節よりも浅い所につけるので非常に外れやすくなっています。
3ヶ月ほど経てば支えが安定して脱臼しにくくなるので、人口股関節をつけた直後は負担になるような行動は避けて、医者からの注意点をしっかり守ることが大切です。
股関節を使う動作は何気なくしてしまいがちで、意識して気を付けていないと股関節の脱臼につながってしまいます。
そして、人口股関節をつける手術をした後の注意点は、人によって異なるので医者が言っていたことをしっかり守り、股関節に負担をかけないようにしてくださいね!
3 股関節を脱臼したときの症状
大人が股関節を脱臼したときは様々な症状が現れますが、軽い症状であっても放置していると悪化していくので気を付けましょう。
股関節が脱臼すると激しい痛みが襲ってきて生活が困難になり、放置していると股関節周辺にも影響が現れて治りも遅くなってしまうので、普通の生活を送るためにも脱臼したときは絶対に病院へ行ってくださいね!
4 股関節脱臼の治療方法
股関節が脱臼した後は、すぐに病院へ行って治療を始めないと元の状態に戻すのが難しくなって、何らかの後遺症が残る可能性も高くなります。
病院では最初にレントゲンで脱臼をした部分が骨折していないか確認をして、他の部分にも損傷がないかを調べます。
そして、股関節の脱臼を治すためには手術が必要になり、術後は2週間近く安静することになるので覚えておきましょう。
また、場合によっては人口股関節に置き換えることもあるので、脱臼をした後は生活が変化する可能性が高くなります。
大人の股関節脱臼は手術や術後などで大変になることが多いので、負担がかかるような姿勢を避けて、激しいスポーツをするときは股関節の状態に気を付けてくださいね!
5 股関節を脱臼したときは合併症に注意
外部からの強い衝撃で股関節が脱臼した場合、合併症が起こっていないか注意する必要があります。
大人の股関節脱臼は他の部位にまで大きな被害が及ぶので、早く治療を開始して合併症を引き起こさないようにしてくださいね!
6 再発防止のための対策
股関節の脱臼は負担になるような動作をすると再発してしまうので、治療をした後も予防が大切になります。
股関節の脱臼は負担をかけると再発しやすくなるので、なるべく無理な姿勢は避けて労わってあげてくださいね!
さて、『大人の股関節脱臼の原因と治すための方法6つ』はいかがでしたか?
体がぶつかるようなスポーツをしていたり、事故に巻き込まれたりして股関節を脱臼してしまったときは、早目に病院で治療を始めないと合併症を引き起こして治りにくくなります。
脱臼は激しい痛みを伴うことが多く、大人でも我慢できないほどのため我慢して生活を続けず、後遺症を残す前に早急に病院へ行きましょう。
そして、治療をした後は股関節に負担をかけないように生活をして、再発防止に努めることが重要になるので、一度脱臼を経験したら体の動きには気を付けてくださいね!
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