ムダ毛処理の定番といえばカミソリ処理ではないでしょうか?
自宅で簡単にさっと処理できるうえ、比較的お金がかからない手軽さも魅力の処理方法です。
しかし、いわゆる”カミソリ負け”はカミソリ処理の難点でもあり、お肌が弱い方などに多く、毎回引き起こしてしまうとお悩みではありませんか?
カミソリ負けは放っておいたり、繰り返したりしているとお肌に深刻なダメージを重ねていく可能性があり、跡に残ってしまうこともありますから、たいしたことではないし…と何となく放置している方は要注意なのです。
そこで今回は、カミソリ負けの原因と、カミソリ負けを起こしてしまったときの腫れやかゆみといった症状の対処法をご紹介します!
カミソリ負けの原因と腫れやかゆみを止める対処法5つ
1 そもそもカミソリ負けになる原因
カミソリ負けは肌の弱い敏感肌の人に多く、少しの腫れや傷でも目立ってしまう色白の方や、処理する毛の量がどちらかというと多いという方も悩みがちなようです。
しかし、カミソリ負けを引き起こしてしまう原因は体質や肌質だけではなく、カミソリ処理の仕方そのものが間違っている、不衛生な環境で処理をする、また、その日そのときの体調によってもカミソリ負けの原因となる場合があります。
また、金属アレルギーが原因ということもありえますから、毎回繰り返すという方や、症状が出ているという方は一度、皮膚科など専門機関に相談してみましょう。
どうしてもカミソリ処理が肌に合わないという場合は違う処理方法に切り替えたり、エステやクリニックで除毛してもらうこともできますから、一度検討してみるべきかもしれません。
2 ムダ毛処理を始める前に行うべきこと
カミソリ処理は間違った思い込みが、実はカミソリ負けを引き起こす原因になっていることもありますから、処理を始める前に一度チェックしてみましょう。
浴室での処理は、肌の角質が柔らかくなりすぎ、余分に角質を削って傷めてしまうこともあるため、できれば避けるようにしましょう。
3 ムダ毛の正しい処理の方法
毛を剃る準備ができたら、正しい手順で毛を剃っていきましょう。
深剃りできないと、ついつい逆剃りしてしまいがちですが、可能な限り行わないことが大切です。
どうしても逆剃りをしたい場合は、なるべく回数を減らし、反対の手で剃る場所の皮膚を軽く押さえたり、力を入れて剃らないにしましょう。
もちろん順剃りであっても、何回も同じ場所を剃るのは、それだけ肌への負担が大きくなるので注意しましょう。
4 カミソリ負けの対処法
カミソリ負けで肌に腫れや赤みなどの炎症を起こしてしまったら、まずは氷水につけた冷たいタオルなどで患部を冷却しましょう。
炎症が軽い場合は、それだけでも消えたり軽くなったりすることがあります。
さらに、炎症を抑えるためには、ニキビ予防や肌荒れに効く薬用ローションも効果的で、抗炎症成分が赤みを和らげてくれます。
また、ビタミン配合のクリームはお肌の調子を整え、傷をきれいに治す手助けになりますし、カミソリ負けしていなくても、普段からアフターケアとして塗ることでカミソリ負けしにくいお肌づくりをすることができますから、その点でもおすすめです。
カミソリ負けしてしまった皮膚は、炎症を起こしている状態ですから、ドラッグストアなどで手に入れやすい市販のものを選ぶなら、炎症を抑えるクリームや塗布剤が効果的ですが、それでもひかない場合は、皮膚科で薬を処方してもらうようにしましょう。
さらに、ニキビなどによる赤みや炎症とは原因が異なるので、ニキビ用の薬は効果がありませんし、炎症がひどくなってしまうことのないよう、間違った薬は使わないように気をつけましょう。
カミソリ負けによってかゆみやヒリヒリとした違和感がある場合は、掻きむしったり刺激を与えて炎症を広げないようにすることが肝心です。
掻きむしることで肌は余計に傷ついてしまうので、まずは腫れや赤みの対処と同じく、冷やしたタオルなどを用いて患部を冷却し、刺激を与えないよう治していくようにしましょう。
5 カミソリ負けしているときはやってはいけないこと
カミソリ負けしてしまったときは、まずお肌を正常に戻すことが何より大切ですから、完治するまで処理は行わないようにしましょう。
カミソリ負けを繰り返していると、肌への負担はそれだけ大きく、ポツポツとした黒ずみや赤い炎症などが慢性化して跡になったり、どんどんお肌は汚くなっていってしまいます。
治すだけではなく、カミソリ負けの原因を突き止めて改善し、繰り返さないようにすることも、お肌を守るために大切なことなのです。
さて、『カミソリ負けの原因と腫れやかゆみを止める対処法5つ』はいかがでしたか?
カミソリで毛を剃る前の準備、毛の剃り方、アフターケアを気を付けていれば、肌が強い方であれば大半のカミソリ負けは防ぐことができます。
ただ、もともと肌の弱い方はカミソリで毛を剃るのは向いていないため、毛を隙き刈って薄く見せる等、肌がケアできるムダ処理を行うようにしましょう。
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