美容や健康のためには、野菜をたくさん食べることが必要、と毎日積極的に野菜を食卓に取り入れる方が多いのではないでしょうか。
また病気予防のためにも、野菜を食べることが必要であることは常識になっています。
ただ、体に良いとは言っても、野菜を食べ過ぎることは体に負担になるばかりか、不調の原因となることがあるため注意が必要です!
そこで今回は、野菜の食べ過ぎで起きる体の不調と、改善する方法をお伝えします。
野菜の食べ過ぎが原因で起こる体の不調と改善するための方法5つ
1 野菜の食べ過ぎで起きる体の不調とは?
健康のため野菜を多く摂ることが推奨されていますが、摂りすぎると逆に体に様々な不調が起きます。
2 野菜の食べ過ぎは逆に太る原因に?
カロリーが低く、食物繊維が豊富なため、ダイエットに野菜を取り入れる方法は広く知られており、実践している方も多くいますが、実は野菜の食べ過ぎは太る原因にもなります。
野菜に含まれる食物繊維は、腸内環境を改善し、善玉菌のエサとして必要な栄養素ですが、実は食物繊維だけでは、腸内をきれいな状態を保つことができず、油分も必要になります。
そのため、野菜ばかりを食べるのではなく、肉や魚などのバランスの取れた食事をすることが大切です。
3 野菜の食べ過ぎは花粉症の悪化につながる?その解決法とは
花粉症のときに、食べるとアレルギー症状が悪化する野菜があるだけでなく、花粉症の方がなりやすい果物野菜アレルギーがあります。
これは花粉症の原因となる花粉と、果物と野菜が植物学上同じ科に属しているものは、アレルゲンが似ていることからアレルギーの症状が起きやすくなるためです。
そのため、特定の果物や野菜を口にしたときに、口にかゆみが出る、また腫れるといった症状が起きる、口腔アレルギー症候群を発症しやすくなるのです。
さらに花粉症を悪化させる原因である、アレルギーを起こさせる指示を出すヒスタミンを含む野菜には、ほうれん草やトマト、なすやたけのこがあります。
またアレルギーの症状が口内だけでなく、食道や胃で刺激を受け、吐き気やお腹の不快感といった症状で出ることもあります。
4 野菜は1日どれぐらい食べれば良い?その適量はどれぐらい?
野菜を食べた方が健康に良い、といわれますが、野菜に含まれる栄養素を取り入れるためには1日350g摂取することが必要です。
ただ350gといわれても、具体的な量が浮かんできませんよね?
実は簡単に換算すると、野菜料理1皿分が70g程度!コンビニで販売されているサラダ1パックも同じぐらいの量です。
つまり野菜料理を、1日5皿分食べるようにすれば良いということになります。
しかしここで注意したいのは、野菜だからといって、例えばキャベツの千切りだけを食べるといった方法は十分な栄養を取り入れることにはなりません。
野菜には色の濃い緑黄色野菜と、薄い淡色野菜とがあります。
350gのうち、3分の1は緑黄色野菜を使い、残りの2分の1は、淡色野菜に加え、キノコ類や海藻類を一緒に食べるようにします。
これはキノコや海藻類には水溶性の食物繊維が豊富であるため、野菜と共に摂取することでより効果的に食物繊維を取り入れ、腸内環境を整える効果があるためです。
5 知っておこう!温野菜と生野菜のメリットとデメリット
野菜の食べ方として、加熱することで温野菜にする方法と、そのまま生で食べる方法とがあります。
そちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。
生で食べた方が栄養を取り入れやすいものは、スムージーなどで飲みやすくする、また加熱した方がよい野菜については、タンパク質を含む食材と一緒に調理するなど、野菜に合わせた調理をするようにしましょう。
野菜の食べ過ぎが原因で起こる体の不調にはどのようなものがあるのか、そして適切な摂取量がどのくらいかをお伝えしましたが、いかがでしたか?
体に良いと思ってたくさん食べることを勧められる野菜ですが、食べ過ぎは体の不調、アレルギー、十分に栄養を取り込めないど弊害があります。
そのため健康やダイエットのためには、野菜の食べ方にも量もバランス、体調や胃腸の調子に合わた調理法を変えることも大切です。
くれぐれも食べ過ぎには注意するようにしましょう!
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