カリウムが含まれている5つの代表的な野菜と注意したいポイント

カリウムが含まれている5つの代表的な野菜と注意したいポイント

カリウムはミネラルの一つで、人の体には欠かせない成分になるので不足させないことが重要になります。

カリウムは様々な食材に含まれていますが、ほとんど毎日食べる野菜から摂取すると不足する機会が大幅に減るので、豊富に含まれている食べ物を積極的に食べましょう。

ただし、カリウムは水に溶けやすい性質を持っているので、しっかり摂取したいときは取り扱いに注意する必要があります。

野菜に含まれているカリウムを逃さないようにすることが摂取のポイントになるので、不足気味の方は調理を始める前に把握しておきましょう。

そこで今回は、野菜に含まれているカリウムを逃さないためのポイントをご紹介します!


カリウムが含まれている5つの代表的な野菜と注意したいポイント


1 カリウムの効果とは?


カリウムはたくさんあるミネラルの内の一つで、体の健康を維持するために必要な成分になるので毎日食べる野菜から摂取しましょう。

カリウムを摂取することで得られる4つの効果

高血圧の予防と改善

カリウムは高血圧の原因となる塩分と結びついて体外へ排出する効果があるので、血圧が上がると起きる動脈硬化を防ぐことができます。

むくみの解消

塩分は高血圧だけでなくむくみも引き起こしてしまうので、解消するためにもカリウムの摂取が非常に重要になります。

そのため、よくむくみが発生する方は美容のためにも、カリウムが豊富に含まれている野菜を食べましょう。

利尿作用

カリウムは増え過ぎた塩分を排出して、一定の状態を保つ働きをすることから、利尿作用を持ち合わせているので排尿に悩んでいる方におすすめです。

筋肉の働きの改善

カリウムは筋肉の収縮と弛緩を調節する働きがあり、不足すると力が出なくなってしまうので、弱らせないためにもしっかり摂取しましょう。

塩分の摂取量を控えめにして、カリウムの量を多くするとより効果的になるので、血圧が気になっている方は病気の予防のためにも積極的に摂りましょう。


2 カリウムが不足したときに起きる症状


カリウムを積極的に摂取すると健康や美容面に良い効果をもたらしますが、不足すると酷いときには命にも関わるので注意が必要です。

カリウム不足のときに起きる主な4つの症状

・疲労感
・筋力低下
・不整脈
・腎臓機能の低下

カリウムが不足したときに最も多い症状が疲労感や筋力の低下ですが、自分で判断するのは難しいので気になるときは血液検査を行うことが大切です。

そして、たくさんのカリウムが不足したときは不整脈や腎臓の機能が低下が起きて、命に関わるほどの状態になってしまう場合があります。

カリウム不足は極端なダイエットや、長い間野菜や果物を食べていない方に起こりやすいので意識して食べるようにしてくださいね!


3 カリウムが豊富に含まれている野菜


カリウムは野菜に多く含まれているので、不足気味だと感じている方は食事のメニューに加えましょう。

カリウムが豊富に含まれている5つの野菜

・イモ類
・にんにく
・枝豆
・ほうれん草
・カボチャ

カリウムはどんな食材にも含まれているミネラルのため、バランスの良い食事をしていると不足することはありませんが、極度の偏食や野菜不足の日が続いていたら足りなくなるので注意が必要です。

上記の野菜は数ある中でもカリウムの量が多いので、メニューを考えるときはふんだんに使った料理を作ってみましょう。

意識して食べるようにするだけでカリウム不足は免れるので、病気の予防のためにも食生活を改めてくださいね!


4 食材の取り扱い方


カリウムは野菜からたくさん摂取できますが、調理に気を付けないと吸収効率が落ちてしまうので、料理を始める前に取り扱い方を知っておく必要があります。

調理を行うときの2つのポイント

水洗いは控えめにする

カリウムは水に溶けやすい性質を持っているので、野菜を煮たり茹でたりするとほとんどなくなってしまいます。

そのため、生のままサラダにするのがおすすめで、洗う必要があるときはサッと行って水に浸けさせないようにすることが大切です。

煮汁も一緒に食べられるようにする

溶けたカリウムは水の中を漂っているので、煮汁が使えるスープにするとしっかり摂取することができます。

また、野菜は生で食べるよりスープにした方がたくさん食べられるので、カリウム不足を防ぐためにも毎日必ず1品は加えるようにしましょう。

カリウムの摂取は溶け出しを防いだり、煮汁も飲んだりすることで摂取できるので作るときは実践してみることが大切です。

また、カリウムは熱に弱いという説もありますが、実際はかなり強い成分になるので安心して調理をしてくださいね!


5 カリウムを摂取するときの注意点


カリウムは体調を維持するためには欠かせない成分ですが、注意点がいくつかあるのでしっかり確認することが重要になります。

カリウムを摂取するときの3つの注意点

過剰摂取による副作用

カリウムは体に必要な成分で、悪影響になることはほとんどありませんが、過剰摂取すると副作用が起きる危険もあるので注意しましょう。

カリウムを過剰摂取すると、腎臓でカリウムが排泄されず高カリウム血症という細胞の働きを低下させる病気を引き起こします。

高カリウム血症になると嘔吐やしびれ、不整脈などの症状が現れる上に、酷いときには心停止の危険が出てくるので、体調を崩したら早めに病院へ行くことが大切です。

病気や妊娠中

妊娠中や腎臓病の療養中にカリウムを過剰摂取すると、体に負担をかけて症状が悪化したり赤ちゃんに影響が現れたりするので、たくさん摂り過ぎないようにする必要があります。

カリウムの摂取はバランスの良い食事をしていると十分な量を摂取できているので、余程偏っていない限りは無理して摂らないようにしましょう。

薬の服用

病気を患っていて薬を服用しているときは、カリウムの摂取で悪化したり何らかの症状が現れたりするので、使用している物があったら飲み合わせを確かめるためにもかかりつけ医に相談することが重要になります。

野菜からカリウムを摂取するときは、過剰摂取にならないように気を付ける必要があり、たくさん摂ると酷いときには命に関わってきます。

また、薬を服用している方は事前に一緒に摂取してはいけない成分の確認も必須になるので、自己判断で行わないようにしてくださいね!


カリウムは野菜に多く含まれていて、適量を毎日摂取すると高血圧の予防やむくみの解消など、色々な健康効果を得ることができます。

特に、イモ類やほうれん草、カボチャはたくさんの料理に使えるので、必ず1品は加えるようにしましょう。

そして、カリウムは水に溶けやすい性質を持っているので、長時間水に浸していると流れ出てしまうので洗うときはサッと洗い、煮たり茹でたりしたときは煮汁も飲むことが重要になります。

ただし、カリウムは体に良い効果をもたらしてくれますが、過剰摂取すると副作用が現れる場合があるので、常にバランスの取れた食事にするよう意識してくださいね!

まとめ

カリウムが含まれている5つの代表的な野菜と注意したいポイント

1 カリウムの効果とは?
2 カリウムが不足したときに起きる症状
3 カリウムが豊富に含まれている野菜
4 食材の取り扱い方
5 カリウムを摂取するときの注意点


今、あなたにオススメ

免責事項

copyright ライフスタイルNext