緑茶の効能がすごい!美容健康ダイエットへの活かし方と摂取量目安 

緑茶の効能がすごい!美容健康ダイエットへの活かし方と摂取量目安 
 
日本人にとって馴染み深い緑茶には、様々な栄養が含まれていて、ダイエットにも効果的とブームになるなど、身近な健康食品ですよね。

緑茶にはもちろん栄養がたっぷり含まれていますが、ただ飲むだけではその効能を活かすことはできないことをご存じでしょうか?

そもそも、なぜ健康や美容にいいのか、その特性を知って効果のある飲み方をするだけで、緑茶はあなたの強い味方になってくれるのです!

そこで今回は、緑茶に含まれる栄養と効能、そして効果的にその栄養を取り込む方法や適量についてお伝えします。                          


緑茶の効能がすごい!美容健康ダイエットへの活かし方と摂取量目安 


1 緑茶にはどんな栄養が含まれているの?


緑茶の独自の味わいである「渋み」「苦み」「うま味」は、実は体の良い成分がもたらしてくれていることをご存知でしょうか?

そこで、緑茶の「渋み」「苦み」「うま味」の正体をお伝えします。

緑茶の代表的な3つの成分

緑茶の渋み成分

緑茶の苦み成分はカテキンと呼ばれるポリフェノールの一つです。

緑茶には4種類のポリフェノールが含まれていて、製造過程で渋みのあるカテキンに変化します。

緑茶の苦み成分

緑茶の苦みの成分であるカフェインは、脳の中枢神経に働きかけて覚醒させる作用があります。

さらに利尿作用もあり、アルコール代謝に働きかけることから、二日酔いを防止する効果もあります。

カフェインを含む緑茶を飲むことは、カフェインの効果でリラックスさせ、気分を高揚させてくれます。

緑茶のうま味成分

緑茶のうま味は、アミノ酸のテアニンによるものです。

緑茶にはテアニンを始め、グルタミン酸やアスパラギン酸といったアミノ酸も含まれていますが、テアニンはお茶にしか含まれないアミノ酸です。

この他にも、緑茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、体に様々な効能をもたらしてくれますので、積極的に摂取するようにしましょう。


2 緑茶の健康への効能とは?


緑茶の豊富な栄養の中でも、健康効果をもたらしてくれるとして注目されているのが、苦み成分のカテキンです。

カテキンの体に及ぼす3つの効能

コレステロールの調節

カテキンは食事によるコレステロールの吸収を抑える働きがあり、悪玉コレステロールだけを減らすことでコレステロールのバランスを保ちます。これにより、血液の流れを正常化し、生活習慣病を予防します。

抗酸化作用

体の中に必要な酸素は、ストレスや紫外線といった刺激により、活性酸素に変化してしまいます。

そして活性酸素が増えすぎると、細胞や皮膚を老化させてしまいます。

カテキンは活性酸素を攻撃して消す働きがあり、さらに緑茶には同じく活性酸素を取り除く働きをするビタミンCも多く含んでいます。

抗菌作用

カテキンには強い抗菌作用があり、O-157やピロリ菌といった食中毒の原因となる菌の増殖を防ぐ働きの他、虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑えます。

さらにインフルエンザウイルスの侵入を阻止することから、インフルエンザ予防にも効果を発揮します。

カテキンの抗菌効果は石けんなどにも活用されており、また口臭予防にも効果を発揮します。


3 緑茶でダイエット?その効能の理由は?


緑茶を飲むことがダイエットになると話題になりましたが、緑茶のどの成分がダイエットに働くのか、詳しくお伝えします。

緑茶がダイエットに有効な3つの理由

脂肪の吸収を抑える

カテキンには、脂肪の吸収を緩やかにする働き、さらに食後の脂肪を燃焼させる効果もあります。

脂肪燃焼効果は、同じく緑茶に含まれているカフェインにもあります。

血糖値の上昇を抑える

肥満の原因となるのは、急激な血糖値の上昇です。

カテキンには血液中に糖分が入ることを抑える働きがあるため、血糖値の上昇を抑えて体内の脂肪をエネルギーの変える働きを促進します。

利尿作用で老廃物を排出する

カフェインには、利尿作用があるため、体の中の老廃物を排出し、余分な水分を排出してむくみを防ぎます。

さらに殺菌作用で腸内環境を整えてくれるので、便秘を解消し、体質改善に働きかけます。

緑茶にはすぐ体重が減るという効果はありませんが、徐々に体を太りにくい体質に変えてくれるため、毎日の食事に取り入れるだけでダイエット効果があるのです。


4 緑茶の効能を最大限に引き出す飲み方とは?


緑茶の効果を取り入れるには、その飲み方や茶葉の選び方にも注意が必要です。

カテキンを多く含む3つの茶葉とお湯の温度

煎茶

香りや渋み、うま味のバランスが取れている煎茶は、80〜90度のお湯で入れると香りが引き立ちます。

渋みを味わいたい時は少し高温のお湯を使います。

ほうじ茶

煎茶の次にカテキンを多く含むほうじ茶は沸騰した熱いお湯を使い、あまり時間をおかずにすぐ注ぐと香りよく味わえます。

番茶

ほうじ茶とほぼ同じぐらいのカテキンを含む番茶は、広く飲まれている緑茶の一つですが、こちらも高温のお茶で短時間で出したものが香りもよく味わいの良いお茶になります。

高級な茶葉ほどお湯は低めのものを用意しますが、これはうま味成分を引き出すためです。

緑茶はどの種類でもカテキンは含まれていますが、味わいを引き出すためには入れる際のお湯の温度には十分注意して入れる必要があります。

緑茶の効果を取り入れるために飲むべき2つのパターン

食事の際には食べる前、食べている間、食べた後に飲む

食事の前に飲むことで血糖値の上昇を抑え、食べながら飲むことでコレステロールのバランスを調節し、食後に飲むことで脂肪の吸収を抑えます。

運動をする時には、前、途中、後に飲む

カテキンが脂肪が燃焼する働きを助け、カフェインが脂肪がエネルギー源として使われる働きを助けるため、持久力が向上します。

お茶はペットボトル飲料を飲むよりも、自分で入れた方がよりカテキンを濃く入れることができますので、できるだけ急須に入れて飲むようにしましょう。


5 緑茶の効能を活かすために飲み過ぎない方がいい?どれぐらいが適量? 


健康や美容に効能のある緑茶ですが、飲み過ぎることで体に悪影響が出ることもあるため、注意が必要です。

緑茶の飲み過ぎで起きる3つの不調

カフェインの摂り過ぎによる胃の不調

カフェインの過剰摂取は、胃のむかつきや不快感を引き起こします。

緑茶以外にチョコレートやコーヒーなどを大量に摂取している場合は注意が必要です。

鉄の吸収を妨げるタンニンの影響

緑茶に含まれるタンニンは、鉄の吸収を妨げるため、貧血の症状が悪化する場合があります。

シュウ酸の過剰摂取による影響

緑茶に含まれるシュウ酸は、体内のカルシウムと結合することで結石となり、痛みを伴う尿路結石の原因となります。

ただし緑茶だけにシュウ酸が多く含まれているわけではなく、野菜には多く含まれている成分です。

緑茶の1日の適量は500mlで、湯飲み1杯分が50ml程度であるため、1日10杯が適量といえます。

それ以上飲むのは大変ですから、飲み過ぎるということはありませんが、ペットボトル飲料の緑茶の場合は緑茶の基本的な栄養素の他にも、様々な香料などが使用されていますので、飲む際にはラベルを良く確認してから飲むようにしましょう。


緑茶の効能が健康や美容に与える効果や効能についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

緑茶には様々な種類がありますが、製造の過程で作られるカテキンには特に多くの健康効果や美容効果、そしてダイエット効果があります。

また緑茶にはビタミンやミネラルも豊富なので、普段の食事から取り入れることで、健康や美容に効果があります。

ただし飲み過ぎると胃の不調を引き起こすことがありますので、適量を守って飲むようにしましょう!

まとめ

緑茶の効能がすごい!美容健康ダイエットへの活かし方と摂取量目安 

1 緑茶のうま味や苦みや渋みに栄養が含まれている
2 緑茶の栄養分カテキンが健康に効果をもたらす
3 緑茶の成分がダイエットの効果を引き出す
4 緑茶は80〜90度のお湯で入れる
5 緑茶の1日の適量は500ml以下にする


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