熱いお鍋に直接触ってしまったり、揚げ物中に高温になった油が手にはねたり、お料理中は特に火傷には注意が必要ですよね。
お料理中以外でも、食事中や入浴中など、日常生活の様々な場所で火傷リスクはあります。
どんなに軽い火傷でも、何も対処をせずに放っておくのは、実はとっても危険なことなのです。
火傷の跡が残ったり、ヒリヒリした痛みが出たり、トラブルの元になることもあるので、正しい方法ですぐにケアする必要があります。
そこで今回は、火傷をしたとき綺麗に治すための良く効く薬と、跡を残さないための対処法をご紹介します。
軽いからと放置はヤバい!火傷に良く効く薬と対処法6つ
1 すぐできる!火傷を跡に残さない流水冷却のコツ
火傷をした後、すぐに流水で冷やしていますか?
水がもったいないからと、ためた水で冷やすのは実はNG!細菌が繁殖したり、冷やしている間に水の温度が上昇して冷却効果が低下し、火傷が皮膚の深部まで進んでしまうこともあります。
水よりも低温の氷や保冷剤で冷やすと、患部の状態や冷却時間によっては、凍傷になってしまうこともあります。
流水が一番安全に、確実に患部を冷やすことができる方法ですが、冷却効果を高めるために、いくつか注意すべきことがあります。
流水で冷やすことは、火傷の跡を残さないための方法として、どんな薬よりも効き目がありますよ。
しかし、広範囲の火傷の場合は、冷やし過ぎによる低体温にならないように、十分注意してくださいね。
火傷をしたら、まずはすみやかに流水で冷やしましょう。
2 火傷にはステロイドが1番?ステロイド薬の上手な使い方
早く赤みと腫れを抑えたい!というときには、ステロイドがよく効きます。
「ステロイドって、危ない、、、」と思い込んでいる人がいますが、火傷に塗る外用薬のステロイドで、適切に使えば副作用が起こることはありません。
ステロイドはうまく使えば、火傷の炎症にとても効果的です。
そこで、ステロイド薬の上手な使い方をご紹介します。
ステロイドは、短期間で患部に使用するだけであれば、体への影響は問題ありません。
市販のステロイド軟膏を使う場合は、使用前にしっかり説明書を読んで、正しく使いましょう。
上手に使えば、あっという間に火傷の炎症を鎮めてくれますよ。
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3 東洋医学で火傷治療!紫雲膏の効能効果と使い方
体の中から病気を治すことができる、副作用が少ないなどのメリットに注目が集まり、最近は漢方薬が見直されていますよね。
漢方薬の1つである紫雲膏は、アトピーや乾燥肌に効くといわれていますが、火傷にも絶大な効果を発揮します。
そこで、紫雲膏の効能効果と火傷への使い方をご紹介します。
紫雲膏はごく軽度の火傷には効果がありますが、重度の火傷には使用しないようにしてください。
頼れる漢方で、火傷の跡を残さず綺麗に治しましょう。
4 自宅で簡単!アロマが香る火傷薬の作り方
見るからにちょっとした火傷であれば、自宅で作れる火傷薬でも、火傷跡を残さずに綺麗に治すことができます。
手作りの薬は無添加で肌に優しく、材料さえ揃えれば、好きな時に簡単に作ることができるのが魅力です。
そこで、自宅でできるアロマな火傷薬の作り方をご紹介します。
ラベンダーの抗炎症効果とティーツリーの殺菌効果が、火傷をすばやく治してくれますよ。
作っている最中の火傷には、くれぐれも気をつけてくださいね。
5 最新火傷治療!気になる湿潤療法を自宅で行うコツ
傷を綺麗に治せることで、注目を集めている湿潤療法が、自宅で簡単にできることはご存知でしたか?
市販で湿潤療法用絆創膏が売られていますが、専用の絆創膏を使わなくても、自宅にあるものや、ドラッグストアなどで購入できるアイテムで代用できます。
初めての方にも挑戦しやすい、消毒薬やガーゼを使わずに火傷を治す最新治療、湿潤療法の簡単なやり方をご紹介します。
小さな火傷であれば、自宅で湿潤療法を試してみてください。
外で火傷をした場合には、破傷風に感染している場合がありますので、自己判断で湿潤療法を行わず、病院を受診してくださいね。
6 今からでも遅くない!火傷跡を目立たなくするセルフケア
火傷後は流水で冷やすなどの初期対応が何よりも大切ですが、しっかり対処しても火傷跡が残ってしまうこともあります。
そんな時は、火傷でダメージを受けた皮膚の回復を早める効果のある、火傷跡を目立たなくするセルフケアを試してみてください。
ビタミンCはサプリメントでも気軽に摂取できますが、数時間で体外に排出されてしまうので、継続的な摂取が大切です。
ご紹介した方法は、火傷跡のケアはもちろん、アンチエイジングなど美肌効果も期待できるセルフケアです。
火傷跡が残ってしまっても諦めず、ぜひ試してみてくださいね。
さて、『軽いからと放置はヤバい!火傷に良く効く薬と対処法6つ』はいかがでしたか?
火傷の跡を残さないためには、初めの処置が肝心です。軽い火傷であれば、自宅で対処ができますので、薬を常備しておくと、いざというときに安心ですよ。
水ぶくれや化膿している火傷は、見た目より深く火傷が進行していますので、心配なときには、早めに病院を受診してください。
火傷のあとを残さないよう、良く効く薬と対処法で、綺麗な肌をキープしましょう!
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