指先にしびれを感じる原因は、ストレスや血行不良などである可能性がありますが、脳や血管に生じた病気でも起こり得るので、自分の判断で放置するのは危険になります。
脳や血管の病気は命にも関わるので、少しでもおかしいと感じたらすぐに病院へ行くことが大切になり、放置していると命が助かったとしても後遺症が残る場合もあるので気を付けましょう。
また、ストレスや血行不良などが原因のしびれでも、慢性的にしびれていたり病気に発展したりするので、指先がしびれていたら今後のことも考えて病院へ行くことが大切です。
そこで今回は、指先がしびれたときに考えられる病気と、症状を悪化させないための対処法をご紹介します!
指先のしびれに隠された怖い病気の兆候と対処法5つ
1 血行不良には要注意
指先にしびれを感じたときに一番考えられるのが血行不良で、指は末端にあるため血流が悪なりやすい上に長時間血管を圧迫していたり、ストレスが溜まっていたりしてもしびれることがあります。
特に、寝ているときは無意識の内に腕を枕にしてしまう可能性があるので、朝起きたときに指先がしびれていたり、感覚がなかったりしたら腕の位置を気にかけましょう。
2 女性に多い手根管症候群とは?
女性が指先にしびれを感じたとき一番多い病気が手根管症候群で、親指から薬指にかけてしびれや痛みが現れるのが特徴になります。
手首には手根管という管があり、圧迫されると指先にしびれを感じるようになるので、思い当たる症状があったら病院へ行って対処してもらいましょう。
上記の2つに加えて、指先のしびれは夜と早朝に生じやすいので、小指以外の所にしびれが現れていたら病院へ行って検査してもらうことが大切です。
しびれが現れている状態での生活は非常に大変になるので、症状が進行する前に病院で処置をしてもらい、更に強い痛みも出ている場合は痛み止めも必要になります。
そして、圧迫が慢性化していると手術をする場合もあるので、早い内に処置をしてもらって治るまで安静にしていてくださいね。
3 指を常に圧迫させると起きる症状
指神経麻痺は指の神経を圧迫し続けることで起きる障害で、指にある正中神経と尺骨神経という2つの神経を圧迫するように押すとしびれが発生します。
そのため、指にしびれを感じたら常に圧迫するような動作をしていないか確認をして、負担を軽くする対策をする必要があります。
指神経麻痺は慣れていない道具や楽器を使いと発生しやすく、指の一点のみを強く押し続けていることが多いときに起こります。
使い慣れていない物は、力が入って気付かない内に強く押し付けている状態になりやすいので、新しい物を扱うときは指に気を配りましょう。
また、慣れている物を扱うときでも長期間負担をかけながら使っていると、指神経麻痺を発症する可能性が高くなるので、毎日使用するのであれば圧迫させないように気を付けることが重要です。
そして、指神経麻痺は手袋を付けたり、負担がかかる動作を控えめにしたりすることで改善できる場合もあるので、圧迫して指先にしびれを感じたときはぜひ試してみてください!
4 指先がしびれたときは脳障害に注意
指先のしびれで一番怖いのが脳に起きる病気で、指先のしびれ以外の症状も現れるので注意しましょう。
脳障害は放置するほど危険になるので、指先のしびれ以外の症状も同時に感じたら急いで病院へ行って診てもらってくださいね!
5 運動をしたときのしびれの原因
指先のしびれは運動中や後にも発生する場合があり、原因は心臓に負担がかかることで発症する狭心症という病気になります。
狭心症は、心臓に血液を送るためにある冠動脈が狭くなると発症して心臓付近に痛みを感じる病気ですが、指先にしびれを感じる場合もあります。
胸の痛み、指先のしびれ、胃が重い、腕や背中の痛みなど、狭心症は胸の痛みだけでなく様々な症状が現れますが、一時的な物であるため放置して悪化させてしまいがちの病気です。
悪化すると狭心症になる回数が増えて、心臓にも大きなダメージを与えてしまうので、運動中や後に短い発作があったら早めに検査を受けましょう。
指先のしびれは血行不良のように、日常生活で溜まるストレスや指への圧迫によって引き起こされることが多いので、適度にストレスを解消してなるべく圧迫させないように気を付ける必要があります。
特に、慣れない道具を扱うと長時間指先を圧迫してしびれを発生させるので、特定の物を使ったときにしびれを感じていたら対策をすることが大切です。
また、指先のしびれには病気が原因である場合もあり、しびれと同時に頭痛や吐き気などの症状があったら病院へ行って検査してもらうことが重要になります。
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