ストッキングを履こうとしたらかかとが引っかかる、またひび割れて痛い、といった悩みは乾燥する冬だけでなく、一年中悩まされることもあって憂鬱ですよね。
かかとケアには色々なケア用品がありますが、正しいケアをしないと一時的には症状が落ち着くものの、気がついたらまたガサガサ、という繰り返しになってしまうのです。
さらにかかとのケアに加えて、普段の生活の改善を心がけることで、繰り返すかかとのガサガサの再発を防ぐことが出来ます。
そこで今回は、頑固なかかとのガサガサの原因と、その改善のためのケア方法、繰り返さないために普段から気をつけたいことをお伝えします。
かかとガサガサの原因はこれ!すべすべかかとを取り戻す方法
1 気がついたらガサガサ!なぜかかとは硬くなる?
かかとのガサガサは、角化症と呼ばれる肌のトラブルによるものです。
さらに疲労やストレスから自律神経が乱れることによって起きる新陳代謝の乱れ、加齢やホルモンバランスの乱れによる肌の水分量不足によって、十分な栄養がかかとに行き渡らないことも、かかとの角質化を招いてしまいます。
2 角質だけじゃない?かかとガサガサの起きる原因
かかとがガサガサになる原因は、ほとんどが角化症によるものですが、他にも考えられる原因があります。
冬以外にも常にかかとが乾燥し、かゆみが伴う場合は甲状腺の疾患、腎臓病や肝臓病、さらに糖尿病の可能性があります。
かかとのガサガサがどの原因によって起きているのかを判断するためには、病院で角質の検査と血液検査を受ける必要があります。
セルフケアをしても改善しない場合は、病院でもケアをしてもらえますので相談してみましょう。
3 そのケアがガサガサを招いてる?間違ったかかとケアとは
かかとを丁寧にケアしているのに、すぐにまたガサガサしてしまうなど症状を繰り返す場合、間違ったケアで角質化を招いている可能性があります。
かかとの角質化は、様々な要因によって起こります。
そのため、かかとケアをする際には、清潔な道具を使うよう心がけ、ケアの後はしっかり保湿をしてかかとを乾燥させないようにしましょう。
4 正しいかかとケアの方法はこれ!
かかとのガサガサをケアするには、様々な方法があります。
自宅でセルフケアをする際、最も手軽に安価に行えるのは、かかと専用のヤスリを使う方法です。
かかとに使うヤスリは、衛生面からもかかとだけに使い、他の場所には使わないようにしましょう。
角質をある程度削らないと、保湿のための化粧水が吸収されませんが、削りすぎはかえって足に傷をつけてしまい、角質が厚くなる原因にもなります。
かかとのケアは週に2,3回程度にし、毎日保湿効果のある化粧水とハンドクリームのケアをすることを心がけましょう。
ケアの際に使うハンドクリームは、尿素が配合してあるものを使うと、角質が柔らかくなるので予防になりますが、尿素には角質を溶かす強い効果があるため、炎症があるときや乾燥がひどいときには使わないようにしましょう。
5 かかとガサガサを予防!毎日の生活で注意したいこと
かかとのセルフケアで、かかとのガサガサを改善しても、普段の生活から改善をしていかないとまたガサガサになってしまうだけでなく、前よりも悪化してしまうことがあります。
まだ軽い症状の方も、ほんの少し心がけるだけでかかとの角質化を防ぐことができます。
かかとがガサガサになるということは、かかとに十分な血液と酸素が行き渡っていない、栄養不良の状態です。
この状態を放置しておくと、下半身の筋肉が衰え、将来的に足腰が弱ってしまう可能性があります。
毎日の保湿ケアを欠かさないようにし、足に合った靴を履いて、かかとの血行がスムーズになるようにしましょう。
かかとのガサガサをすべすべにするための、正しいケアの仕方や予防についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
かかとのガサガサは、肌の古い角質がうまく剥がれ落ちないことに加え、外部の刺激や乾燥からかかとを守るための防御反応で起きます。
このガサガサを改善するためには、古い角質を取り除くことも大切ですが、下半身の冷えを改善し、血行を良くすることも必要です。
十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事に加え、入浴の際にはしっかり体を温める、冬や夏の冷房で体を冷やさないために服装にも注意して対応するようにしましょう。
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