炭酸水を使った洗顔方法で、ニキビや肌荒れが改善したという方がいて、話題となっています。
炭酸水という手軽に手に入るものを使うだけなので、始めやすいのも魅力ですよね。
しかし炭酸水は飲むとのどがヒリヒリするほど、刺激が強いため、自分の肌に効果があるのか心配という方もいます。
炭酸成分を使った洗顔料やクレンジングも販売されていますが、炭酸は肌にどんな効果をもたらすのか、事前によく知っておきたいもの。
そこで今回は、炭酸水洗顔の正しい洗顔方法や、炭酸水が肌にもたらす効果について、詳しくご紹介します。
徹底解説!炭酸水洗顔が美肌作りに良い5つの理由と正しい洗顔方法
1 炭酸水洗顔は肌にどんな効果があるの?
炭酸水洗顔とは、洗顔やすすぎを炭酸水で行う洗顔方法です。
炭酸水は二酸化酸素と水から作られたもので、この二酸化炭素が肌に吸収されることで様々な効果が得られるのです。
2 炭酸水洗顔用の炭酸水の作り方とは?
炭酸水洗顔で使う炭酸は、もちろん飲料用の炭酸水を使ってもいいのですが、洗顔やすすぎに使うとなると、たくさん購入するのはちょっと考えてしまいます。
そんなときには手作りの炭酸水を使いましょう。
ただし炭酸は弱めなので、すぐに効果が実感できないかもしれません。
そこで重曹やクエン酸を多めに入れても効果は変わりませんので、まずはこの炭酸水で洗顔を行ってみましょう。
ただし、炭酸の刺激は使う方によって感じ方が違いますので、まずは週3回程度から始め、慣れてきたら回数を増やすようにします。
3 炭酸水洗顔の洗顔方法とポイント
炭酸水洗顔の具体的な方法についてご紹介しますので、この手順で炭酸水洗顔を始めて見ましょう。
炭酸水は置いておくと炭酸が抜けてしまうので、使う直前に出す、もしくは作っておくようにし、余らせないようにしましょう。
4 炭酸水洗顔をするときの注意点、しない方がいい人とは?
肌に良い影響を与えるとされている炭酸水洗顔ですが、すべての方に効果があるわけではありません。
炭酸水洗顔を行う際の注意点と、炭酸水洗顔をしないほうがいい方についてご紹介します。
5 炭酸水洗顔は効果がない?美容効果のある炭酸水とは?
効果があるといわれる炭酸水洗顔ですが、一方で炭酸水洗顔にはそれほど強力な美容効果がないのも事実です。
一般的に炭酸を皮膚から吸収するためには、高濃度の炭酸に、長時間肌を浸すことが必要となります。
炭酸ガスの濃度は、ppmという単位で表されます。
1ppm=0.0001%という含有量を表し、例えば1リットルの水に炭酸が0.5g以上溶解しているとすると、この水には500ppmの濃度がある、ということになります。
ヨーロッパでは、1000ppm以上の濃度が効果がある濃度と定められており、炭酸泉の温泉では、この高濃度の炭酸泉で15分から20分程度浸かることで、治療の効果があるとされています。
市販の炭酸水の場合、開封前の炭酸濃度は3000から6000ppm含まれていますが、空気に触れることで約3分の1程度に薄まります。
さらに炭酸水は温度が上がると、炭酸濃度が下がりますので、注意が必要です。
そうはいっても、炭酸水洗顔に全く効果がないわけではありません。
炭酸水洗顔を行う場合、炭酸が抜けてしまう前に使用すること、また炭酸の力で肌が活性化している間に保湿を行うことを心がけましょう。
それと同時に、炭酸水洗顔で肌にかゆみや痛みを感じたときには、使用を控えることも必要です。
炭酸水洗顔でニキビや吹き出物が出なくなったという方がいる一方で、炭酸水洗顔をしたら逆に肌が荒れてしまった…という方の声もあり、本当に効果があるのか判断できないといった方も多いのではないでしょうか。
炭酸は種類にもよりますが、その刺激が肌に合う、合わない方もいますし、肌質によっては、炭酸水洗顔が逆に肌に合わないこともあります。
しかし使っている化粧水がなんとなく浸透しない、肌がくすんでいる、といった悩みがある方には、炭酸水洗顔が良い刺激になります。
刺激が心配な場合は、手作りの炭酸水ならそれほど刺激は強くありませんので、それで洗顔をしてみましょう。
ただし肌に痛みや違和感があるときには、連続で使用せず、日を空けるなどして試してみるようにしましょう。
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