止血剤の代わりになる?止血作用のある食べ物5選

止血剤の代わりになる?止血作用のある食べ物5選

体から血が出てきたとき、普通であれば少し時間が経つと固まっていきますが、なかなか止まらない場合もありますよね。

血を止めるためには、止血剤が必要になりますが、実は食べ物でも代わりになる上に、高い止血作用を持つ物があることをご存知でしょうか?

実はビタミンKが豊富に含まれている食べ物を食べると、怪我をしたときに出た血を凝固させることができるので、出血がなかなか止まらない場合はおすすめです。

また、ビタミンKが含まれている食べ物以外にも、止血剤として効くものはあるので出血をしたときは食べることが大切です。

そこで今回は、止血剤の代わりになる可能性が高い、止血作用のある食べ物をお伝えします!


止血剤の代わりになる?止血作用のある食べ物5選


1 止血に有効なビタミンKの働きとは?


止血剤の代わりとなる止血作用を持つ食べ物にはビタミンKが含まれているので、出血が止まらないときは豊富に含まれているものを食べましょう。

止血作用があるビタミンKの2つの働き

血液を凝固させる

出血を止めるためには血液凝固作用があるタンパク質が必要で、ビタミンKは生成を助ける力があります。

そのため、怪我や内出血などをしたときは、早めに止血できるようにビタミンKを摂取することがとても重要になります。

骨の健康を保つ

ビタミンKは止血作用以外にも、カルシウムを取り込んで骨に定着させる働きをするタンパク質を助ける力があります。

カルシウムは骨を丈夫にするには欠かせない成分になるので、あまり強くないと感じていたら積極的に摂取しましょう。

ビタミンKはしっかり摂取すると止血が早まりますが、逆に不足が続くと血液の凝固に時間がかかって内出血や鼻血、女性であれば月経過多などが起こります。

通常の食生活では滅多に不足することはありませんが、抗生剤を飲み続けているとビタミンKが不足しやすくなるので、足りないと感じたら豊富に含まれている食べ物を食べて補給してくださいね!


2 ビタミンKを含む食材はこれ


出血したときの止血剤の代わりとなる食材はビタミンKが豊富に含まれているので、血が止まらなかったら食べることをおすすめします。

ビタミンKが豊富に含まれている4つの食べ物

・ひじき
・ほうれん草
・納豆
・ブロッコリー

ビタミンKを摂取したいときは上記の食材が最も良く、油を使った調理を行うと吸収効率が上がり、熱にも非常に強いのでぜひ実践してみましょう。

特におすすめの料理が和食で、納豆やひじきの煮物、ほうれん草を使ったものを毎日の食生活に取り入れるとビタミンKをしっかり摂取できます。

そして、ビタミンKの1日の適切な摂取量は男性が75µg、女性が60µgとなっているので摂り過ぎにも注意しましょう。

ビタミンKは危険であるという報告はされていませんが、血液凝固を防ぐ薬を服用しているときは摂取を避ける必要があります。

摂り過ぎても問題はないとされていますが、どんなものでも過剰摂取はリスクが高いので、健康のためにも1日の摂取量はしっかり守ってくださいね!


3 止血作用が強い植物性膠質とは?


出血には痔や胃潰瘍のように体内から起こるものもあるので、改善するためにも止血剤の代わりとなる食べ物を食べましょう。

そして、痔や胃潰瘍に効く食べ物がきくらげで、成分のほとんどを占めるのが植物性膠質になります。

植物性膠質は驚くほど強い止血作用があり、血管から流れた血を素早く凝固させる働きをするのでかなりの即効性が期待できます。

そのため、痔や胃潰瘍などによる出血があるときは、止血剤の代わりとしてきくらげを食べましょう。

また、きくらげには老化防止や滋養強壮の効果もあるので「止血剤の代わりとして毎日食べたら栄養が偏るのでは?」という心配はありません。

きくらげは独特な風味が全くなく、様々な料理に使える食材になるので炒めものやスープなどにして毎日食べてくださいね!


4 止血に使えるレンコンの効果と活用法


止血剤の代わりとなる食材の一つにレンコンがあり、豊富に含まれているタンニンが怪我や痔などの出血を抑えてくれます。

出血に効くタンニンの2つの止血作用

強い消炎作用

タンニンには強い消炎作用があり、炎症による出血を抑えてくれる効果があるので、体内で血が出ても対処することができます。

収れん作用

出血を抑えるためには血管を収縮することが大切になるので、収れん作用があるレンコンを食べることをおすすめします。

レンコンは上記2つの作用によって止血を行いますが、最近ではでんぶんにも優れた止血作用があることが分かりました。

レンコンに含まれる様々な成分が協力し合って出血をすぐに抑えてくれるので、血がなかなか止まらなかったらまずは普段の食事加えてみましょう。

レンコンを産後の出血が止まらなくて困っていたときに食べたら、症状が落ち着いたという例もあるので、止血剤の代わりとしてぜひレンコンを食べてみてくださいね!


5 止血に使えるニラの効果と活用法


ニラは主に腹痛や下痢に効くとされていますが、実は止血作用もあるので血が止まらないときは止血剤として使用しましょう。

ニラの2つの使い方

すりつぶす

ニラは鼻血が出たときにおすすめで、すりつぶしてできた汁を1杯分ほど飲むと止血効果を得られます。

また、飲めなくても汁を直接鼻に垂らしても同じ効果を得られるので、鼻血が出たときはニラをすりつぶしてみましょう。

直接傷に付ける

ニラは怪我をしたときにも有効で、生の葉を塩で揉んで出てきた汁を患部に付けると止血作用が働きます。

殺菌作用も得られるので、怪我をしたときには早急に止めるためにもニラを止血剤として使ってみましょう。

止血剤の代わりとなる食べ物は色々ありますが、直接傷口に付けたいときはニラが有効になるので、なかなか止まらなかったら試しに使ってみることが大切です。

そして、何をやっても止まらなかった場合は病院へ行く必要があるので、自宅ケアで治らなかったら無理はせず早めに検査を受けてくださいね!


止血効果が期待できる食べ物、そして止血に使える食べ物をお伝えしましたが、いかがでしたか?

ビタミンKには血液を凝固させるタンパク質のサポートをする役割があるので、早く止血したいときは吸収効率を上げることができる油で調理しましょう。

更に、止血剤の代わりとなる食材は他にもあり、強い止血作用を持っているのがきくらげやレンコンになります。

怪我はもちろん、体内から発生する痔や胃潰瘍なども抑えることができるので、悩んでいる症状があったら使用することが大切です。

そして、怪我をしたときに直接傷口に使えるのがニラの汁で、殺菌作用も持っているのでなかなか止まらないときはぜひ試してみてくださいね!

まとめ

止血剤の代わりになる?止血作用のある食べ物5選

1 止血に有効なビタミンKの働き
2 ビタミンKを含む食材はひじき・ほうれん草など身近にある
3 止血作用が強い植物性膠質を含む食べ物はきくらげ
4 止血に使えるレンコンの効果と活用法
5 止血に使えるニラの効果と活用法


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