耳たぶのしこりが痛い!気になる原因と対処法

耳たぶのしこりが痛い!気になる原因と対処法5つ

耳たぶにしこりのような塊ができたときは、「重大な病気になってしまったのでは?」と不安になりますよね。

更に、触ってみると痛いと感じるので、ますます心配になってしまいますが、実は耳たぶにできるしこりはよくある症状だとご存知でしょうか?

ただし、耳たぶのしこりはよく発生するといっても、放置して良いわけではないので、なるべく早めに対処法を実践して治療をすることが大切です。

そこで今回は、耳たぶにしこりができる原因と、治すための対処法をお伝えします!


耳たぶのしこりが痛い!気になる原因と対処法


1 耳たぶのしこりで最も多い原因


耳たぶのしこりを触って痛いと感じたとき、考えられるのは粉瘤(ふんりゅう)という良性の腫瘍です。

粉瘤は皮膚の下にある嚢胞(のうほう)と呼ばれる袋に老廃物が溜まると発生し、耳たぶ以外の場所にもできることがあります。

粉瘤の4つの特徴

・しこりの真ん中に黒い点がある
・皮膚がドームみたいに盛り上がっている
・押すと臭い膿が出る
・大きさは数ミリから数センチまで様々

粉瘤の発生原因はハッキリと分かっていないので予防する方法がなく、気付いた段階で治療を始めることが重要になります。

そして、通常の粉瘤は痛みを感じませんが、粉瘤内で雑菌が繁殖すると痛くなってくるので、しこりが痛いときはすぐに病院へ行きましょう。

粉瘤を完全に治すためには手術が必要になるので、悪化させないためにもすぐに診てもらってくださいね!


2 ピアスをしているとできるしこり


耳たぶのしこりの原因にピアスがあり、体がピアスを異物と思って排除しようと働きをかけます。

ピアスを排除しようとしてできたしこりは肉芽(にくが)と呼ばれ、放置していても治らないので対処法を実践することが大切です。

肉芽が発生したときの2つの対処法

原因のピアスをしない

肉芽を治すためには、しこりを悪化させないことが重要で、原因となっているピアスを付けたままになっていると酷くなっていきます。

ただ、どうしてもピアスを付けたいときは、小さくて軽めの物にすると負担が少なくなり肉芽の発生率が下がるので試してみましょう。

病院へ行く

ピアスを使わなくなっても悪化したり、しこりを綺麗になくしたりしたいときは、病院で処置をしてもらうことが大切です。

また、しこりに痛みが現れたときも行く必要があり、細菌がピアス穴から侵入して化膿している可能性があるので、痛いと感じたら早めに行動を起こしましょう。

肉芽は必要以上に悪化させないためにもピアスを外し、痛みがあるぐらい酷い場合は早めに病院へ行くことが重要になります。

そして、ピアスを自分で開けると肉芽の発生率が高まるので、開けたいときは専門医に任せましょう!


3 痛風の対処法


耳たぶのしこりが痛いときは痛風の可能性があり、男性の発症率が高いのが特徴ですが、女性でも症状が現れることがあるので注意しましょう。

痛風は非常に激しい痛みを伴うので、悪化させないためにも対処法を実践して、生活に支障を出さないことが重要になります。

痛みが現れたときの3つの対処法

病院

痛みが現れたときは、何よりも病院へ行くことを優先しましょう。

自分で何とかしようとすると余計に悪化する上に、激痛のせいで上手く対処できない場合があります。

安静

あまりの痛さに病院へ行けないときは、ある程度治まるまで安静にしていることが大切になります。

我慢して動くとますます痛みが酷くなってしまうので、激痛時は何もせずじっとしていましょう。

冷やす

痛風は患部に炎症が起きている状態のため、冷やして熱を冷まさせることが重要になります。

近くに水や氷、湿布などを用意しておくとすぐに使用できるので、痛みを和らげるためにも事前に準備しておきましょう!

痛風による痛みはすぐに病院で処置してもらう必要がありますが、どうしてもいけない状況のときは痛みを和らげることが大切です。

そして、耳たぶのしこりは痛風の初期症状の可能性があるので、少しでも痛いと感じたら早めに検査してくださいね!


4 耳たぶのしこりを防ぐ方法


耳たぶのしこりは、痛いと感じるようになったら早めに治療する必要があるので、なるべく作らないように対策をしましょう。

耳たぶのしこりの3つの予防法

耳たぶを触らない

耳たぶを触る癖がある方は、手の雑菌が耳にたくさん付いてしまうのでなるべく触らないことが大切になります。

また、手をしっかり洗っていても、耳をよく弄っているとしこりの原因となりやすいので注意しましょう。

生活習慣の見直し

普段から不規則な生活を送っていると体調不良になりやすく、しこりができる原因となるので、食事や睡眠、運動を意識することが重要です。

特に、痛風によるしこりにかなり有効のため、早い内から規則正しい生活を心がけて予防してくださいね。

清潔な状態にする

耳は入浴したときに洗い忘れることが多い部分になるので、毎日綺麗な状態を保つためにも濡らしたタオルで溜まった垢を取る必要があります。

そして、入浴後は水滴を残さないことが大切のため、乾いたタオルでしっかり拭き取りましょう。

耳たぶのしこりは、不規則な生活や不衛生な状態だと発生しやすいので、自分の生活を見直してできる所から見直しましょう。

ただし、予防法を実践するとしこりの発生リスクは下がりますが、全くできなくなるわけではないので、毎日鏡で耳たぶの様子を確認することが大切です。


耳たぶのしこりが痛いときに考えられる原因と、早めに治すための対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

耳たぶのしこりが痛いときは、粉瘤が最も考えられる原因で、治すためには病院での治療が必須になります。

そして、耳たぶのしこりには悪性腫瘍があり、粉瘤と間違えやすいので痛みがあまりなくても念のため検査してもらうことが重要です。

更に、ピアスが原因の肉芽や痛風なども、しこりの原因になるので対処法を実践して綺麗にしましょう。

耳たぶのしこりは規則正しい生活を心がけ、常に清潔な状態にすると発生リスクが下がるので、再発の可能性も考えて治療後も予防に努めてくださいね!

まとめ

耳たぶのしこりが痛い!気になる原因と対処法

1 耳たぶのしこりで最も多い原因は粉瘤
2 ピアス穴を開けると発生する肉芽は、原因のピアスを外して病院へ行って治療をする
3 しこりは痛風の初期症状の場合があり、激痛時は病院へ行ったり患部を冷やしたりする
4 規則正しい生活をしたり、耳を清潔な状態にしたりするとしこりの発生リスクが下がる


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