原因不明の間質性膀胱炎で起こる症状と改善に向けての治療方法

排尿時に血や痛みが!怖い出血性膀胱炎の原因と対処法5つ

排尿後にスッキリしない感じがある、トイレが近い、膀胱に痛みがある、、こんなことで悩んではいませんか?

実はその病気は間質性膀胱炎かもしれません!

そこで今回は、見逃されがちな間質性膀胱炎で起こる症状と、治療方法をご紹介します。


原因不明の間質性膀胱炎で起こる症状と改善に向けての治療方法


1 とっても困る!厄介なトイレの悩みとは?


間質性膀胱炎の症状には、常軌を超えたトイレのむずむず感や排尿時の痛みがあります。

また、「トイレに行きたい」という気持ちが常にあるので、精神的にとても苦痛で毎日の生活の質が著しく低下してしまいます。

間質性膀胱炎の主な症状

・1日に何度もトイレに行きたくなる
・尿意切迫感を常に感じる
・排尿後にスッキリしない不快感や痛みがある
・膀胱に尿が少しでもたまると強い痛みを感じる
・精神的ストレスを感じたり、寒い時には痛みが強くなる
・1度に出る尿量が少ない
・尿意が頻繁すぎて、日常生活に支障が出る
・性交時にも強く痛む
・病院へ行ったが尿に異常はないと言われた

上記のような症状が思い当たる方は、間質性膀胱炎の可能性があります。

膀胱に炎症が起きて出血したり、尿が溜まって圧迫された時に痛みが出やすくなるのが間質性膀胱炎の症状です。

排尿後に痛みや残尿感を感じたら、間質性膀胱炎を疑うようにしましょう。


2 間質性膀胱炎が厄介な6つの理由


間質性膀胱炎に似ている病気として膀胱炎が挙げられます。

通常の膀胱炎は膀胱の粘膜表面に細菌が入り込むためおこる病気ですが、間質性膀胱炎は粘膜の深層部に細菌が入り込む病気です。

また膀胱炎は、抗生物質の投与により完治しますが、間質性膀胱炎は抗生物質の投与では治りません。

粘膜の奥の部分が炎症しているため、通常の膀胱炎に比べて間質性膀胱炎は診断しにくく、治りにくい病気なのです。

間質性膀胱炎が厄介な理由

・日本の一般的な泌尿器科でまだ病名が浸透していない
・症状が似ているため膀胱炎や過活動膀胱と誤診される
・特殊な検査をしなければ粘膜深層部の傷がわからない
・抗生物質治療で菌は消えるが痛みが治らない
・適切な治療法が見つけにくい

間質性膀胱炎は検査には尿検査だけでなく、超音波検査や血液検査などを行い他の病気ではないか検査します。

粘膜の深層部の炎症で痛みが出ると言われているので、簡単な検査だけですと、ただの膀胱炎と診断される場合が多々あるようです。

膀胱炎の症状が当てはまるけれど、膀胱炎用の治療では効き目がない時には、間質性膀胱炎を疑うようにしましょう。


3 間質性膀胱炎の診断ポイント


もし間質性膀胱炎と症状が一致していたら、すぐにお医者さんに相談しましょう。

間質性膀胱炎を治療するためには、きちんと担当医に診断してもらうことが大切です。

症状がどのようなものなのかをはっきりと伝えられるようにしておけば、その後の治療がスムーズにいきます。

間質性膀胱炎の診断ポイント

・排尿日誌をつけた時、1日8回以上排尿があり、1度の量が100cc以下である
・正常な排尿があった後にも不快感が残りその後何度もトイレに行きたくなる
・ずっと尿意に襲われている
・尿の色は正常で白濁していない(白濁している場合は通常の膀胱炎)
・膀胱につーんと染みるような痛みを感じる

症状が進むことがありますので、痛みを感じたり頻尿かなと思ったら自己判断せずに、病院で検査を受ける事をおすすめします。
 


4 間質性膀胱炎の治療方法


もし間質性膀胱炎と診断されたら、治療はどのように行うか気になる所ですよね?

間質性膀胱炎は不治の病とも言われており、完治が難しい病気です。

現在の症状を悪化させないこと、間質性膀胱炎のつらい症状を少しでも良くなるようにすることが大切です。

それぞれの患者さんによっても、症状が微妙に異なっているので、患者さんに合った治療法を探さなければなりません。

例えば間質性膀胱炎が長引いていると、膀胱が収縮し硬く小さくなってしまう場合があります。

この場合は生理食塩水の注入などで、膀胱を少し広げると症状が改善されます。

また、頻尿や痛みによって多大なストレスを抱えている人には心理面でのケアも効果的です。

間質性膀胱炎の治療方法

・抗鬱薬の服用
・抗アレルギー薬の服用
・抗ヒスタミン剤(痛みを引き起こすヒスタミンをコントロールする)投与
・鎮痛剤の投与
・重曹の服用(酸性尿のPHを中和させる)
・膀胱内注入療法(へパリンで傷ついた粘膜を保護)
・膀胱水圧拡張術(膀胱に生理食塩水を注入)

薬を服用する場合と麻酔をして膀胱を水圧で拡張する方法や摘出手術など、間質性膀胱炎の進行度合いでも変わってきます。

間質性膀胱炎には様々な治療パターンがあるため、自分に合った治療方法を見つけるようにしましょう。


5 痛みを抑えるために控えるべき食事とは?


頻尿だけでなく間質性膀胱炎には、我慢できなくなるほどの痛みが襲う場合もあります。

間質性膀胱炎になると、少しの尿が溜まっただけでも膀胱に激痛を感じます。

痛みがあると生活にも支障が出てくるので、少しでも痛みを抑えることが普段からできれば実践したいですよね?

溜まる尿のPHが酸性に近いと痛みは増してしまうため食事の際には酸っぱいものや刺激物を避けた方が無難です。

またチーズや大豆などに含まれる栄養は神経伝達物質にかかわり、神経を過敏にしてしまうため食べすぎに注意しましょう。

間質性膀胱炎を悪化させる食べ物

・コーヒー、炭酸、アルコール、かんきつ系のジュース
・チェダーチーズ、カマンベールチーズ
・大豆、枝豆、納豆
・レモン、オレンジ、パイナップルなど酸味の強い果物
・お酢、ケチャップなど酸味の強い調味料、
・トウガラシ、インド料理のスパイスなど刺激の強いもの

酸味のあるもの、刺激の強い食品やチーズ、大豆製品を避け、間質性膀胱炎の痛みを和らげるようにしましょう。

間質性膀胱炎の症状は個人差がありますので、合う食べ物合わない食べ物も個人差が出ます。

もし食べて痛みが酷くなるかどうか振り返ってみて悪化させる食べ物を探すのも一つの手です。


6 膀胱を清潔に保つポイント


間質性膀胱炎の原因の詳しい理由はまだ解明されていませんが、陰部を少しでも清潔に保つことで、症状が悪化することを防げます。

そこで、膀胱を清潔に保つポイントをご紹介します。

膀胱を清潔にする方法

・専用の消毒洗剤を使って陰部洗浄をする
・不特定多数の人が使用したウォッシュレットの洗浄機能は使わない
・排尿、排便後に前から後ろへ向けて拭く(肛門からの菌をつけないため)
・下着をまめに交換する(薄い吸水パットを使うのもよい)
・性交後は早めに陰部洗浄を行う
・生理用パットはつけっぱなしにせずこまめに取り換える

排泄や性交の際は、特に気をつけるようにしましょう。

また陰部をこまめにケアすることで、清潔に保つようにしましょう。

陰部を清潔に保つことで、間質性膀胱炎以外の病気の感染を防ぎ、症状を抑える事にも繋がります。


7 間質性膀胱炎の予防方法


間質性膀胱炎にならないために、何か出来る予防方法はあるのでしょうか?

現代の医学では、間質性膀胱炎のはっきりとした原因は不明ですが、免疫力の低下や膀胱への強い刺激によって発症する可能性があります。

また、アレルギーや自律神経失調症、過度なストレスにも注意する必要があります。

間質性膀胱炎予防のために普段からできること

・普段から免疫力を高めておく
・栄養バランスのとれた食事をする
・ストレスをためないようにしっかり睡眠をとる
・硬いタオルでゴシゴシ洗うなど、膀胱部分への過度の刺激を加えない
・性交渉で痛みを感じたらしばらく控える

はっきりとした原因がある病気ではありませんので、炎症を起こさないように清潔にしたり、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

普段から体を健康に保つことによって間質性膀胱炎を予防するようにしましょう。


8 間質性膀胱炎を上手くコントロールする方法


間質性膀胱炎になると、ちょっとのことでトイレに行きたくなったりしますが、あまり頻繁に尿を排出してしまうと膀胱が小さくなってしまいます。

そうなってしまうと、蓄える事が出来なくなりトイレに頻繁に行くことになります。

痛みが無い時に膀胱に尿を溜める練習として、トイレの回数を減らす様に意識するだけでも膀胱の筋肉を鍛えられます。

普段から意識してトイレの回数を見直してみるのも、膀胱の筋肉を鍛えるには良いでしょう。


間質性膀胱炎は診断が難しいことや完璧に治る治療法がないということがわかりましたが、陰部を清潔に保つことや、服薬治療、食事に気をつけることなど自分に合った方法で症状を改善できることもわかりましたね。

間質性膀胱炎を改善するための治療や食事方法、そして予防方法を、ぜひ取り入れるようにしましょう。

まとめ

原因不明の間質性膀胱炎で起こる症状と改善に向けての治療方法

1 とっても困る!厄介なトイレの悩みとは?
2 間質性膀胱炎が厄介な6つの理由
3 間質性膀胱炎の診断ポイント
4 間質性膀胱炎の治療方法
5 痛みを抑えるために控えるべき食事とは?
6 膀胱を清潔に保つポイント
7 間質性膀胱炎の予防方法
8 間質性膀胱炎を上手くコントロールする方法


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