おしりの骨が痛いときに考えられる原因と改善するための方法

おしりの骨が痛いときに考えられる5つの原因と改善するための方法

座ったときにおしりの骨が当たって痛い、また痛みがひどくて座ることができない、といった経験はありませんか?

座るときの痛みだけでなく、歩いていても感じるおしりの骨の痛みは、実はおしりの骨や神経など様々な原因が絡み合って起きるため、悪化すると、安静にしていても痛く寝ることもできないといった状態になってしまいます。

特に妊娠や出産後の女性が訴えることが多いおしりの骨の痛みですが、男性はもちろん子供でもおしりの痛みを感じる人が増えてきています。

そこで今回は、おしりの骨が痛む原因やその原因別の対処法、予防改善するためのストレッチの方法をお伝えします。


おしりの骨が痛いときに考えられる原因と改善するための方法


1 おしりの骨の痛みはなぜ起こる?


おしりの骨は、背骨を支える仙骨、仙骨から伸びる5個ほどの骨がつながってできている尾骨、そして仙骨を支える骨盤が生殖器や腎臓、膀胱を守り、さらに骨盤を支える坐骨、これらの骨全部が合わさっておしりを作っています。

そのためおしりの骨が痛い、という場合には、坐骨が当たって痛みを感じるときと尾骨が当たって痛いときとがあるのです。

さらに症状によって、その骨の痛みにも違いがあります。

おしりの骨が痛いときに考えられる4つの原因

おしりの筋肉の疲労や衰えによるもの

長時間同じ姿勢をしていたり、柔らかい素材のソファーに座っていると、体重が分散されず、尾骨に負担がかかります。

そのためおしりの筋肉が緊張し、体を動かしたときに尾骨や筋肉に大きな負担がかかってしまいます。

さらにおしりの筋肉が運動不足や加齢で衰えると、おしりの骨に負担がかかります。

打撲によるもの

おしりを強く打ったり、それを繰り返すことによって尾骨が曲がってしまい、痛みを生じます。

激しい衝撃で骨にひびが入り、最悪の場合は骨折していることもあります。

坐骨神経への圧迫によるもの

太ももの後ろに走っている、坐骨神経が飛び出した骨に圧迫され、痛みを生じます。

骨盤のゆがみや腫瘍によって神経が圧迫されていることもあります。

妊娠や出産によるもの

出産の際に、恥骨が広がることで内側に沿っていた尾骨が反り返り、筋肉や靱帯が引っ張られることで痛みます。

また妊娠時には胎児を支える骨盤が圧迫され、坐骨神経に当たることでも痛みが起きます。

さらに痩せすぎでおしりの脂肪が少ないと、直接坐骨が椅子に当たるため、痛みを感じるといったことも原因の一つです。


2 おしりの骨が痛いときに考えられる病気とは?


直接的、間接的に骨に負担がかかり痛みを起こす場合だけでなく、病気によって痛みが生じていることもあります。

おしりの骨が痛いときに考えられる3つの病気

腰椎椎間板ヘルニアによるもの

腰にも痛みを伴う場合に考えられる病気です。飛び出した椎間板が脊髄の神経を圧迫することで痛みが起こります。

見た目では分からないため、レントゲンで判断します。

尾骨神経痛によるもの

糖尿病、膠原病などが原因で、神経障害が起きることで発症します。

腫瘍

おしりの骨周辺に生じた腫瘍が骨を圧迫することで痛みが起きます。

この他、生殖器に起きた病気が原因で、骨盤が圧迫され、痛みを感じることがあります。

長期間痛みが取れない場合には病院での検査と診察を受けるようにしましょう。


3 なぜおしりの骨が痛くなる?それは姿勢が原因?


座ると必ずおしりの骨が痛むといった場合には、その座り方や普段の姿勢が原因となって起きている可能性があります。

おしりの骨が痛くなる2つの姿勢

座ったときの姿勢が悪い

座ったときには立っているとき以上に背骨に負担がかかります。

背中を丸め、おしりを前にずらした座り方は、体の筋肉に負担がかからず楽な座り方なのですが、骨盤をゆがめ、腰痛の原因となります。

坐骨が椅子の背に当たるよう意識して座りましょう。

立ったときの姿勢が悪い

片足に体重がかかる立ち方、右側や左側など片方の同じ側で荷物を持つ、寝るときに同じ側を下にすることも骨盤をゆがめ、おしりの骨の痛みを起こします。

これらの姿勢を正すためには、座り方にも工夫が必要です。

おしりの骨を痛くしない3つの座り方

・あごを引いて座る
・あぐらをかくときにはおしりの下にクッションや座布団を2つに折って挟む
・椅子に座るときには背もたれと骨盤の間にクッションを挟む

椅子にはなるべく深く腰掛けるようにし、腰を常に伸ばすことを心がけるようにしましょう。



4 おしりの骨の痛みは毎日のストレッチで解消できる


長時間座り続けることで、おしりの筋肉が緊張し、骨に痛みを生じさせます。

忙しい生活の中では、おしりの筋肉をほぐすために体を動かす時間を取ることは難しいかもしれませんが、短時間で行えるストレッチをお伝えしますので、ぜひやってみましょう。

空き時間でできる3つのストレッチ

立ったままでできるストレッチ

軽く足を開いて立ち、片足を曲げて反対側の膝の上に当てます。両手で膝に乗せた足を押さえながら、ゆっくりと腰を落とします。息

を止めないように腰を下ろした状態で20秒間バランスを取り、左右で行います。

椅子に座ったままできるストレッチ

椅子に背筋を伸ばして腰掛け、片足を反対側の膝に、外側のくるぶしが当たるよう置きます。

背中が丸まらないよう、おへそが足につくように意識しながら上半身を倒します。

おしりが椅子から浮かないように気をつけましょう。

床に横になってするストレッチ

仰向けに横になり、片方の膝を反対側の膝の上に置きます。

伸ばしている足を曲げて両手で体に引き寄せ、おしりを浮かせます。背中を丸めないように注意します。

ストレッチをする場合は、痛いけれど気持ちがいい、というところで止めるのがポイントです。

最初はこわばった筋肉が柔らかくなるまで時間がかかりますが、無理に筋肉を伸ばそうとすると逆に傷めてしまいます。

毎日短時間でも続けることで、筋肉の緊張がほぐれやすくなっていきますので、焦らず行いましょう。

さらにゆっくり呼吸をすることで、筋肉の緊張をやわらげますので、ストレッチの間は心がけて呼吸を止めないようにしましょう。


5 おしりの骨の痛みは布団が原因かも?体に合った寝具の選び方


朝起きたときに腰やおしりに痛みやだるさを感じるときには、マットレスが原因で起きていることがあります。

おしりの痛みを軽減するためにも、マットレスや枕など寝具を見直してみましょう。

腰痛やおしりの痛みを軽減する寝具3つの選ぶポイント

横向きになったときに背骨から腰骨のラインがまっすぐになるようにする

枕やマットレスが柔らかかったり固すぎたりすると、体重が分散されないため腰や足の痛みにつながります。

寝返りが打ちやすく通気性のよいものを選ぶ

寝返りは血行を改善し、筋肉にかかるストレスを軽減します。

また通気性が悪いと寝汗でマットレスや枕の温度が上がり、体が疲労状態になるため、筋肉がこわばってしまいます。

返品や交換に対応している店で購入する

マットレスや枕は、お店で横になってみて固さが体にあっていると感じても、実際に何日か使ってみると合わなかったということも十分あり得ます。

安くはない価格のものばかりなので、保証があり、返品に対応しているお店で選ぶようにしましょう。

マットレスを選ぶ場合には、耐久性にも十分に注意する必要があります。

肌に優しい素材と、反発力がしっかりと続くマットレスを選び、睡眠で腰やおしりの痛みを軽減させましょう。


おしりの骨が痛むときに考えられる病気やその原因、症状を緩和する方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

おしりの骨が痛む場合、坐骨や尾骨が当たっている場合と、神経に骨が当たり、痛みを引き起こしている可能性があります。

毎日何気なくしている姿勢や歩き方のクセが、痛みを引き起こしていることもあります。

特に長時間座る仕事や、車の運転をすることが多い場合は、おしりの筋肉を柔らかくすることで痛みが軽減されます。

さらに柔らかすぎるマットレスや、固すぎるマットレスもおしりの筋肉の緊張を招き、痛みを起こしますので、毎日短時間でもおしりの筋肉をほぐすストレッチを行いましょう。

まとめ

おしりの骨が痛いときに考えられる原因と改善するための方法

1 おしりの骨の痛みは坐骨や尾骨への衝撃や神経の圧迫が原因
2 おしりの骨の痛みは腰のヘルニアや神経障害や腫瘍が原因のこともある
3 普段の姿勢やクセがおしりの骨が痛くなる原因になる
4 おしりの骨の痛みはストレッチでおしりの筋肉をほぐして改善する
5 ストレッチはする時間は短くても毎日続けることで筋肉がほぐれる
6 おしりの骨の痛みは体重が分散されて寝返りが打ちやすいマットレスで軽減できる


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