スポーツ障害は大人も要注意?気になる症状と改善するための方法

スポーツ障害は大人要注意?気になる症状と改善するための方法

テニスをしている時に手首に痛みを感じたり、ランニングをしている時に関節が痛む、、、このような経験ってありますよね。

スポーツの繰り返しが原因で、体に過度な負担がかかり、それによって起きる症状のことをスポーツ障害といい、怪我とはまた別の症状が出るものですが、ちょっとした痛みがあるだけだから、と放置しておくとスポーツができなくなるだけでなく、手術が必要な事態にまで悪化してしまうことがあります。

そこで今回は、スポーツ障害の原因や症状、さらに対策法も併せてお伝えします。         


スポーツ障害は大人も要注意?気になる症状と改善するための方法


1 スポーツ障害はスポーツ外傷とは違う?その違いとは


スポーツ障害とスポーツ外傷、この2つをスポーツ傷害と呼んで治療を行いますが、この2つには違いがあります。

スポーツ傷害の違いを解説

スポーツ外傷

スポーツ中に外から大きな力を受けることで傷を負うことをいいますが、ジャンプして着地した際のアキレス腱断裂など、自分自身の動作から引き起こされるもので、スポーツをしている時に起こるものです。

スポーツ障害

同じ動作を繰り返すことで、ある特定の部位に負荷が加わり、障害が起きることをいいます。小児期は成長途中であるため、骨に負担がかかることでよく見られますが、成人でも多く起こり、靱帯の炎症や腱鞘炎、関節の障害などが起こります。

スポーツ外傷は発生してすぐに治療を受けることができますが、スポーツ障害は患者が自発的に治療を受けないと症状が分からないため、悪化することも多い疾患です。


2 スポーツ障害はどんな症状がある?放置しているとどんなことが?


スポーツ障害は「使いすぎ症候群」とも呼ばれ、運動中や運動をした後に痛みがあり、治っても繰り返すため慢性化し、日常生活に支障をきたすほど悪化することもあります。

主な3つのスポーツ障害とその症状

筋肉痛

運動で疲労し、損傷した筋繊維組織が再生する際に起こる痛みで、加齢により時間差で痛みが起こり、慢性的に症状が続くこともあります。筋肉痛を改善しないままでいると、血行不良が起こり疲労物質が排出されないままになるため、様々な悪影響を体に及ぼします。

疲労骨折

通常では骨折しない程度の負荷が、同じ部位に繰り返しかかることで起こる骨折のことをいいます。初期の状態では筋肉痛や関節の痛みと間違えやすく、骨折を起こすと完治してもまた再発する可能性の大きい疾患です。

野球肘ゴルフ肘

肘を動かすだけで痛みが走る疾患で、野球の投球動作の繰り返しや、ゴルフのスイングの繰り返しなどで起こります。放置すると日常生活でも肘が痛み、肘を伸ばしたり曲げることができなくなります。

スポーツ障害は首や肩、肘、膝などの関節だけでなく、筋肉や靱帯の炎症、脳や頭などにも障害が起きることもあり、行うスポーツによって起こりやすい疾患は異なります。

ただ初期の状態は痛みは軽いため、なかなか病院での診察を受けることなく放置してしまうために、後になって悪化してしまうのです。


3 スポーツ障害はスポーツによってどんな痛みがある?すぐ病院に行くべき?


スポーツ障害は、行っているスポーツの種目によっても、症状が出る部位に違いがあります。

大人が行う主な6つのスポーツによって起こる障害の部位

ジョギング

膝の関節や足の骨

野球

肩や肘の関節、肋骨

サッカー

膝の関節、膝の皿、足の骨

テニス

肘、足指

ゴルフ

肘、股の関節、肋骨

バレーボール
肩や膝の関節、腕や足の骨

初めは運動中に各部位に痛みを感じる程度ですが、悪化すると運動後だけではなく、運動をしていない時にも痛みが感じるようになります。

治療せずに放置しておくと、最悪の場合には傷みその部位が動かなくなる可能性もありますので注意が必要です。



4 スポーツ障害の症状が出た時はどんな治療をするの?


整骨院などスポーツ障害に対応した治療を行っている施術院に行く方法もありますが、スポーツ障害の症状の進行状態によっては、骨折やひび、変形、損傷といった外科的な処置が必要となる症状が起きていることがあります。

まず一般病院で、スポーツ障害に対応している所で診察を受け、レントゲンなどの検査をお願いしましょう。

関節の障害の場合は整体院、首や腰の障害の場合は、整骨院や整骨院でも対応しています。

スポーツ障害が起きても、運動を全くしない方がいいというわけではなく、症状が出ている所に負担をかけなければ、他の運動をしても問題はありません。

軽度であればテーピングなどで対応できることもありますので、病院や整骨院、整体院で指導を行っている所で対処してもらいましょう。

痛みや炎症がひどい場合、手術を行う可能性もありますので、「痛みが続く」「いつもと違う痛みがある」などの場合は、即診察を受けるようにしましょう。


5 悪化する前に!スポーツ障害の予防法


スポーツ障害は慢性化してしまうため、予防することが最善ですので、怪我を防ぐためにも次にお伝えする予防法を実践しましょう。

スポーツ障害を防ぐ4つの方法

ウォームアップとクールダウンを行う

運動の前には準備運動で体を温め、運動の後はストレッチやランニングで徐々に安静な状態に戻すことで、疲労を軽減することが障害を予防します。

過度な練習はしない

激しい運動や、負荷の強い運動は、スポーツ障害を起こす原因となります。自分の体力や経験に見合った運動を行うようにしましょう。

痛みがある時にはすぐに病院で診察を受ける

自分の体の状態を把握し、痛みや違和感がある場合はすぐに診察を受けるようにしましょう。

サポーターやテーピングを活用する

怪我を予防したり、関節を守るためにも、サポーターやテーピングを活用することが必要です。サイズのあったサポーターを活用し、テーピングも正しい巻き方の指導を事前に受けるようにしましょう。

運動をした時に筋肉痛が起きるのは、筋肉がしっかり動いているからですが、激しい痛みがある時には運動を切り上げて、筋肉を休ませてあげましょう。

また筋肉痛だと思っていたら、関節などから起きる痛みが原因のこともありますので、何日も痛みが続く場合は自己判断で対応せず病院に行きましょう。


スポーツで繰り返しかかる負荷によって起きる、スポーツ障害の症状や対処についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

スポーツ外傷とスポーツ障害は、別々のものではありますが、普段から予防を心がけることで、回避できる疾患です。

特にスポーツ障害は、自発的に診察や治療を受けないと、スポーツ外傷で診察を受けて始めて分かり、その時には重篤な状態になっていることもあります。

自分の体をよく知り、また正しいフォームでスポーツを行うこともスポーツ障害を予防することになります。

加齢で体が硬くなることもまた、無理な動きをすることにつながりますので、無理をせず少しずつ体を鍛えていくようにしましょう!

まとめ

スポーツ障害は大人も要注意?気になる症状と改善するための方法

1 スポーツ外傷とスポーツ障害は別々の疾患
2 スポーツ障害はスポーツで同じ箇所を繰り返し使いすぎることで起きる
3 スポーツ障害は行うスポーツによって痛む部位に違いがある
4 スポーツ障害の症状を把握するために最初は整形外科で診察を受ける
5 スポーツ障害を防ぐためにはウォームアップとクールダウンを怠らないことが重要
6 過度な練習は避け、サポーターやテーピングを活用して怪我を防ぐ
7 いつもと違う痛みを感じたらスポーツ障害専門の整形外科を受診する


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