不安神経症の気になる11の症状と対処するための方法

不安神経症の気になる11の症状と対処するための方法

不安という感情が理由もなく起こったり、理由はあっても不安を強く感じてしまったりすることはありませんか?

人の感情一つである「不安」によって様々な身体的、精神的な症状が起きるのが不安神経症です。

不安障害とも呼ばれる不安神経症は放置していると、パニック障害やうつ病など重篤な精神疾患に発展することがあるので注意が必要です!

そこで今回は、不安神経症の症状と、症状を繰り返さないために、するべき対策や改善方法について詳しくお伝えします。


不安神経症の気になる11の症状と対処するための方法


1 不安神経症はどんな病気?どんな症状が起きるの?


神経症は精神病と混同されがちですが、精神病は幻想や妄想といった症状が現れる状態のことで、神経症は心理的な原因から感覚や感情が過敏な反応を起こしている状態のことです。

その神経症の中でも、不安神経症は人口の10%を超える患者がいるとされており、一般的には10代から40代で発症する傾向があります。

不安神経症で起きる症状には、身体的なものと精神的なものとがあります。

不安神経症で起きる身体的な6つの主な症状

・頭痛やめまい
・動悸、息切れ
・体の震え
・自分の体ではないような感覚
・悪寒
・肩や首がこる

不安神経症で起きる精神的な5つの主な症状

・集中力の低下
・疲労感や倦怠感が強い
・眠れない
・気になることがあると落ち着かない
・人と会うのがおっくう、外出したくなくなる

身体的、精神的な症状は同時に現れますが、日常生活に支障をきたすほど続くことがある場合には、早急に病院での診察が必要になります。


2 不安神経症はどうして起きる?その原因とは


不安神経症は、その人の性格、それに加え、何らかの条件によって発症します。

不安神経症になりやすい4つのタイプ

自己内省タイプ

真面目で責任感が強く、ミスをすると自分を責めがち。人と比べて劣等感を抱いたり、理想が高い。

執着タイプ

忍耐強く、我慢強いが、融通が利かない。

感受性の強いタイプ

周りのことをいつも気遣うが、取り越し苦労をして余計な心配をしたり、タイミングを逃しやすい。

欲望の強いタイプ

向上心があり、完璧を目指す傾向にあるが、完全主義であるためそうでない自分を責めてしまう。

これらのタイプには常に「不安」の感情があり、困難などにぶつかると敏感に反応してしまい、周りの言葉や評価を常に気にする傾向があります。

不安は誰にしもあるものですが、不安神経症の方の場合、その不安が長く継続し日常生活に影響を及ぼすため問題といえます。

不安神経症が起きる2つの原因

精神的な原因

精神的に大きなショックを受けた時や、ストレス、心配事や悩みを抱えていることなどがきっかけになりますが、なくても発症することがあります。

身体的な原因

過労や睡眠不足、風邪などの病気がきっかけで発症します。

原因の多くは、はっきりとした要因によるもの以外は、ストレスと考えられており、自覚しないうちに発症するので注意が必要です。


3 不安神経症の症状を緩和する方法は?


不安神経症の症状を緩和し改善する方法としては、病院に通院する方法と、自分で改善を行う方法があります。

通院で行う2つの治療

薬物療法

抗不安薬が処方され、うつ症状がある場合は抗うつ剤が合わせて処方されます。

薬を服用すると症状が治まっていきますが、飲み忘れると症状が再発し、また長期の服用は依存や副作用を起こすため、医師の指示に従う必要があります。

精神療法

薬物療法と合わせて行います。カウンセリングを行い、認知行動療法によって、無意識に感じている不安を探し出しながら、行き過ぎた行動を修正していきます。

またリラクゼーション法を用いて不安を落ち着かせる方法もあります。

自宅で自分でできる4つの対処法

・早寝早起きをして、生活のリズムを整える
・有酸素運動を行う
・ゆっくり入浴する、寝る時にアロマを焚くなどして心を落ち着かせる
・必須アミノ酸やギャバなど、脳神経の伝達に関わる栄養素を摂取する

この他、暴露法というリハビリ方法を自分で行う方法があります。

暴露法は自分が不安神経症の症状を起こしてしまう場所や行動、人にあえて近づくことで症状を克服する方法です。

症状に対する不安や恐怖を取り除くためにも、有効な方法ですが、やみくもに行っても効果はありませんので、自分一人で行わず、病院で医師の指導を受けながら行うようにしましょう。



4 不安神経症になってしまった時仕事はどうする?


不安神経症が発症すると、「仕事はどうすればいいのか」「辞めた方がいいのか」など悩んでしまいますが、不安神経症は薬でコントロールができますので、仕事を継続することは可能です。

不安神経症によって仕事に出る支障

仕事がなかなか進まない

仕事に対し、細かな点が気になり、チェックなどを繰り返すため仕事が遅れがちになる。

対人関係でトラブルが増える

仕事ができないと思われたり、何度も確認されることから険悪な雰囲気になる。

不安神経症になった場合、自分で判断し指示や作業を行う仕事や、人と関わる仕事は難しい代わりに、やることが決められている作業はやりやすいといったことが挙げられます。

しかし症状が軽ければ、病院での治療によって、苦手な仕事を行うことが回復につながりますので、会社と相談し、配置換えや一時的な仕事の軽減といった対策をお願いすることも一つの方法です。


不安神経症は誰もが抱える不安が原因で発症する疾患であり、決して他人事ではなく、自分の家族や友人、また職場の同僚がなる可能性もあります。

不安神経症に身近な人がかかった時には、その方が気を遣われていると感じるとますます自分を責め、不安が募ってしまいます。

干渉しすぎるとかえってイライラにつながり、回復できないかもしれないといった、新たな不安を芽生えさせてしまいますので、一定の距離を保ちつつ様子を見ながら通院を勧めたり、薬の飲み忘れがないかチェックしてあげるなど、寄り添ってあげるように接すると良いでしょう。

まとめ

不安神経症の気になる11の症状と対処するための方法

1 不安神経症を放置するとパニック障害やうつ病に発展することがある
2 不安神経症には身体的、精神的な症状がそれぞれある
3 不安神経症になりやすいタイプがある
4 薬物療法と精神療法が不安神経症の対処の基本
5 不安神経症は薬でコントロールができる


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