“スーパーフルーツ”として、近年注目を浴びている、アサイー。アサイーボウルやアサイースムージー、さらにグラノーラに入っているものもあるので、一度は食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
アサイーはスーパーフルーツと言われるだけあって、身体に必要な栄養素がたくさん含まれていますが、きちんとアサイーのことを分かっていないと、食べて過ぎて体調に支障が出るなど、思わぬ事態になりかねません。
そこでアサイーで上手に体重を減らすための秘訣をご紹介します。
アサイーダイエットは効果なし?結果を出すための正しいダイエットのやり方
1 アサイーとは?
アサイーは和名で、「ワカバキャベツヤシ」と言う、ブルーベリーによく似た形の、ヤシ目ヤシ科の果物です。
ブラジルでは、主食として昔から食べられているのですが、健康志向の高い方たちにアサイーダイエットが支持されて、広まったと言われています。
見た目とは異なり、味はブルーベリーとは全く違い甘みや酸味ともにあまりありなく、すっきりとした癖のない味が特徴です。
味が殆どないため、様々なフルーツやシロップとの相性が良く、アレンジして食べられることが多いです。
豊富な栄養価とアレンジ自在の癖のない味で、ライフスタイルや食生活に合わせて、日常的に気軽に取り入れられる食べやすいフルーツですから、ぜひ食べてみてくださいね。
2 スーパーフルーツアサイーの豊富な栄養
見た目はブルーベリーに似ているアサイーですが、実の中に可食部はわずか5%しかなく、あとの95%は種が占めています。
そこで、アサイーに含まれる豊富な栄養素をご紹介します。
このように、アサイーには、ビタミンやミネラル、ポリフェノールにアミノ酸といった、身体機能の維持に欠かせない栄養素が含まれています。
栄養価が高いことでお馴染みの他の食材と比較しても、アサイーはその数倍から10倍もの量の栄養を含んでいますから、アサイーを食べるだけで、様々な栄養素を効率良く摂取することができます。
ブルーベリーの約18倍も含まれるポリフェノールは、抗酸化作用が強く、しみやそばかす、にきび肌の改善、シワ予防も出来てしまう美容成分です。
また、レバーの約3倍、プレーンの約150個分も含まれる鉄分は、貧血改善や免疫力を高めてくれるだけではなく、透明感のある綺麗な素肌づくりをサポートしてくれる成分です。
そして牛乳の約2倍も含むカルシウムは、骨を作り、神経系の働き、筋肉の動きをスムーズにし、疲労回復にも貢献する成分です。
健康や美容に効果的な栄養素が豊富なアサイーは、女性には特におすすめの食材なのです。
アサイーボウルやスムージーの他に最近では、ジュースやサプリ、ゼリー飲料などでも食べたり飲んだりできるので、より簡単に取り入れやすくなっています。
自宅での調理が面倒、、、という方は、市販のジュースなどから試してみましょう!
3 アサイー料理はいつ食べると効果的?
「アサイーを食べるなら朝」というのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
その理由は次の3つになります。
まず朝に食べると良い一番の理由は、胃の中が空っぽの状態で食べることで、消化吸収を促進できるからです。
朝食として食べることで、ミネラルやビタミンなど、必要だけれども普段の食生活の中でなかなか摂ることが難しい栄養分を一気に体内に摂取することができるのです。
アサイー料理は身体に必要な栄養成分が濃縮されているため、少量食べるだけでも身体はきちんと満足してくれます。
4 アサイーは生活の万能薬!
アサイーを身体に取り入れるだけで、ダイエット効果の他にもさまざまな効果が得られます。
アサイーに含まれる豊富な栄養素は、日常生活で感じるちょっとした不調の改善に役立ちます。
アサイーはポリフェノールがブルーベリーの約18倍、赤ワインの約30倍も含まれていますから、冷え性改善や美肌効果も期待できます。
アサイーはダイエットだけではなく、長期的に見ても心身に様々なメリットが期待できるため、毎日を元気にストレスなく過ごしたい方、心も身体も若々しく保ちたい方は積極的に取り入れてみましょう。
5 アサイーのおいしい食べ方
アサイーは酸味も甘味もなく、あっさりとした味です。クセもないため、様々なフルーツと相性が良くおいしく食べることができます。
つまり、アサイーは合わせる食材によって風味を変化させることができますから、アサイーを使ったレシピのバリエーションを増やしておけば、毎日飽きずに食べ続けられるのです。
そこでアサイービギナーの方にもぜひ試していただきたい、朝食をアサイーに変えて、無理なく痩せられるレシピをご紹介します。
豆乳が苦手な方は、牛乳でもOKですが、牛乳の場合、豆乳で作るよりゆるく仕上がります。
収穫後のアサイーは、鮮度がすぐに落ちてしまうため、日本では生ではなく、ピューレ状や粉末状などに加工されたものが販売されています。
ピューレには無糖タイプに加え加糖タイプもありますので、購入前にしっかり確認しておくと安心ですね。
次に、アサイーレシピの代名詞でもある、美味しいさではもちろん、華やかで可愛らしい見た目でも人気のアサイーボウルの作り方をご紹介します。
朝食の定番になりつつあるグラノーラの種類や量、バナナの熟成具合やトッピングするフルーツの種類でも味が変わります。
はちみつの他に、ヨーグルトなどを添えても良く合いますので、トッピングの組み合わせを工夫して、お好みのアサイーボウルを見つけてくださいね。
フルーツやはちみつの自然な甘味は、アサイーを食べやすくするだけではなく、ダイエットでスイーツを我慢しなければならないストレスを緩和してくれます。
朝でも簡単に作れるものばかりなので、アサイーを食べたことのない方もぜひ作ってみましょう。
6 アサイーを摂取する際の3つの注意点
栄養が豊富で美容や健康に効果的なアサイーですが、気を付けたいポイントがあります。
アサイーを摂取しすぎて下痢や腹痛は、どなたにも起こる可能性がありますので、心配な方はまずは少量から様子を見ながら食べていくようにしましょう。
簡単に料理ができ、栄養価も高くおいしいアサイーは、どなたが試しても損はないです!
しかし、冷凍のアサイーやアサイーを使ったピューレなどは、少しお値段が張ってしまいます。
購入できる場所は増えていますので、味の好みだけではなく、コストパフォーマンスや品質も考慮しながら、ご自身にあったものを見つけてくださいね。
ダイエットにおいて、食生活の改善はもちろん大切な要素ですが、美しく女性らしいスタイルを叶えるためには、適度な運動と生活習慣の改善も欠かせません。
アサイーパワーを賢く取り入れながら、無理なく綺麗に痩せられるダイエットを始めましょう!
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