洋食やケーキなど、様々な食べ物に使われているチーズは、味が濃くて好んでよく食べる人も多いのではないでしょうか?
美味しくてつい食べ過ぎてしまうチーズですが、食べる量に気をつけないと様々な体調不良を招きます。
チーズに含まれる成分には、頭痛や下痢などの症状を引き起こすものが入っている上に、たくさんの塩分も存在するので注意が必要です。
チーズは健康になる栄養素が豊富に含まれているので、ぜひ食べておきたい食品になりますが、食べ過ぎは体に悪影響を及ぼすと知ることも大切になります。
そこで今回は、チーズの食べ過ぎで起こる体の不調と、健康のために気を付けたい食べ方と1日当たり摂取量をご紹介します。
頭痛や吐き気だけじゃない!チーズの食べ過ぎで起こる体の不調と改善法7つ
1 チーズを食べ過ぎると体臭が強くなる
チーズはとても美味しくてたくさん食べてしまいたい衝動に駆られますが、食べ過ぎてしまうと体臭が強くなって周囲の人に嫌悪感をもたらします。
体臭の原因はチーズに多く含まれている脂質で、これは腸内にある突起の隙間に挟まりやすく、それが段々蓄積されて腐敗臭を放ちます。
更に、突起が脂質によって汚されると、腸内の動きも悪くなってしまうので、チーズそのものやチーズ料理の食べ過ぎは避けることが大切です。
そして、体臭を防ぐためには臭いを抑えてくれる食べ物を食べるようにしましょう。
特に体臭を抑えてくれるものはレモンのような酸っぱいもので、健康にも良いのでチーズを食べた後は積極的に食べてくださいね!
2 頭痛や吐き気を招く成分が含まれている
チーズを食べ過ぎたとき、頭痛や吐き気に襲われた経験ありませんか?
チーズに含まれる成分には、チラミンと言う頭痛や吐き気を誘発するものが含まれていて、これが体に溜まっていくことで不快な症状が現れます。
更に、血圧が上昇する効果もあるので、高血圧の人はチーズを食べ過ぎないように気を配る必要があり、できる限り食べないことが大切です。
そして、チラミンが原因で引き起こされる頭痛は、頭の一部分だけが痛む片頭痛であるのが特徴なためで、チーズを食べた後に片側だけ痛いと感じたら食べ過ぎの可能性があります。
人によっては食べ過ぎても全く頭痛が起きないこともありますが、普段から頭痛に悩まされている人は注意しましょう。
チーズはカルシウムが含まれていて、骨を強くしたい人にはおすすめの食品になりますが、食べ過ぎると体調不良を引き起こすので、食べる量には気をつけてください。
3 チーズを食べ過ぎると下痢になる
チーズには動物性タンパク質というものがたくさん含まれていて、この成分を摂取し過ぎるとお腹の調子が悪くなって下痢を引き起こします。
そして、動物性タンパク質と体臭の原因になる脂質は、腸内環境を悪化させる悪玉菌の格好の餌になるので、食べ過ぎると異常繁殖して下痢になります。
更に、動物性タンパク質を分解するための酵素が含まれていないので、消化ができなくなって長い時間体内に残っている状態になり、次第に腸の機能も衰えてしまいます。
そのため、牛乳を飲んでお腹を壊しやすい人は、同じ乳製品であるチーズの食べ過ぎにはより一層注意を払う必要があります。
チーズの食べ過ぎによる下痢を回避するためには、消化酵素が豊富に含まれている食べ物を同時に食べることで解決できます。
この5つの食材には消化酵素が豊富に含まれていますが、酵素は時間が立つに連れて少しずつ失われていきます。
消化酵素を効率よく摂取するためには、生のまま食べることが重要なためで、これらの食材を買うときは新鮮さを意識して購入しましょう。
4 塩分がたくさん含まれているので高血圧に注意
チーズにはチラミンと言う血圧を上昇させる効果がある成分に加えて、塩分も豊富に含まれているので、高血圧の人は非常に注意が必要です。
また、高血圧になっていなくても塩分を過剰摂取すると、喉の渇きやむくみが発生するので、食べ過ぎないようにしましょう。
気にせず食べ続けていると、様々な病気にかかるのでしっかり自分を制御することが大切です。
このように、命に関わる病気ばかりのため、将来の自分のためにチーズを食べ過ぎないようにしてくださいね。
そして、売られているチーズの中には塩分が少ないものもありますが、いくら少なくてもたくさん食べてしまっては過剰摂取になるので、病気を回避するためにも量を意識しましょう。
5 チーズ依存症になる可能性がある
チーズの食べ過ぎによる不快な症状は、食べるのを止めるとすぐに解消できますが、普段から食べている人はなかなか止めることができず、依存している状態になります。
その原因はチーズに含まれているカゼインと言うタンパク質で、幸福感を得ることができるホルモンであるドーパミンの分泌を促します。
ドーパミンが大量に分泌されると、その幸福感から抜け出せなくなって、何個もチーズを食べてしまう依存状態になります。
そのため、チーズを使った料理にも注意が必要になり、依存状態を脱するためには一切食べないように強く自制することが大切です。
とは言え、自分で抑える場合少し甘くなりがちで、ついチーズに手を伸ばしてしまうことがありますよね。
そんなときは、周りの人にチーズを食べないようにするための協力を仰ぎ、それができないなら病院へ行って診察を受けましょう。
6 チーズによるアレルギー症状
チーズを食べて時間が経った後、決まって肌が荒れたり吐き気を感じたりすることありませんか?
チーズによるアレルギー症状は、すぐに発症しないことが多く、原因の発見が遅れるのが特徴です。
自分がチーズアレルギーだということに気づかず食べ過ぎていると、症状が悪化する可能性が高いので、食べてから数時間後に何らかの不調が現れたら、手遅れになる前にアレルギー反応なのではと疑うようにしましょう。
そして、アレルギーの原因はカゼインと言う成分で、これはチーズの元である牛乳から含まれている上に、加工途中での分解がほとんどできないので、他の乳製品を食べるときにも注意が必要になります。
乳製品を食べるとお腹が痛くなったり、肌が荒れたりする人はこれ以上の悪化を防ぐためにも、できるだけ食べないようにしてくださいね!
7 1日あたりのチーズ摂取量とは
チーズの食べ過ぎによる症状を発生させないためには、1日の目安量を知ることが大切で、病気の心配がいらない程度の量を食べたいときは30gを目安にしましょう。
30gぐらいなら高血圧でない限り、食べても問題はほとんどないので、食べ過ぎていると感じている人はこの数値を超えないように意識しましょう。
また、チーズはカロリーも高く、食べ過ぎていると太りやすくなるので、他の食材と一緒に食べて栄養バランスを整えることも重要です。
チーズは食べ過ぎなければ心配ありませんが、食べている途中で体調が悪くなった場合は食べるのを止めて、症状が重たいようならすぐに病院へ行ってくださいね!
さて、『チーズの食べ過ぎが原因で起こる体の不調と改善するための方法7つ』はいかがでしたか?
チーズに含まれる成分には、吐き気や頭痛、下痢など様々な症状を引き起こすものが多いので、食べ過ぎには注意が必要です。
この症状を治すためには、チーズの食べる量を抑えることが大切になりますが、依存性が強いので自分で制御できない場合誰かの協力が必須になります。
病院に頼ることも大事なためで、どうすることもできなくなったらすぐに行って治療を受けましょう。
また、チーズには塩分が豊富に含まれているので、高血圧を患っている人はできるだけ避けることが重要です。
これ以上血圧を上げてしまうと、心筋梗塞やくも膜下出血などの怖い病気を発症する可能性があるので、できるだけチーズが使われている料理を避けてくださいね。
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