第六感を鍛えて潜在意識を開放する5つの方法

第六感を鍛えて潜在意識を開放する5つの方法

私達人間の意識には、顕在意識と潜在意識の2種類があります。

顕在意識とは、私達にきちんと認識出来て意識出来る思考、そして潜在意識とは私達の無意識レベルで存在する思考のことを指します。

無意識レベルならば、どうにも操りようがないではないか、と思われがちですが、実は潜在意識は私達の言動や人生に大きな影響を与えているのです。

この潜在意識を知ることが出来たなら、そしてその影響を良い方向へと意識して導く事が出来たなら、どんなにこれからの人生は楽になると思いますか?

そこで今回は、第六感を鍛えて、潜在意識を解放する方法、そして第六感の活用で人生を豊かにする方法もご紹介します。


第六感を鍛えて潜在意識を開放する5つの方法


1 霊感?インスピレーション?第六感とは


第六感と聞くと、あなたはどういうイメージを頭に浮かべますか?

霊感やインスピレーション、勘、果ては予知や霊能力と言った神秘的で特殊な人しか持っていないというイメージを持つ人が多い今日この頃ですが、実はこの第六感には誰にでも備わっているのです。

人間には、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚がありますが、これは誰もが自覚出来ているものです。

見えている、聞こえている、触れて感じられる、味わっている、匂いを嗅いでいる、だから「ここに確実に存在している」と、私達は認識します。

しかし、人間にはもう1つ大切な6つめの感覚があり、それが「第六感」として広く知れ渡っていますが、その定義は上記のように特殊な能力のように扱われている事もあり、非常に曖昧な部分もあるのです。

よく「虫の知らせ」とか「嫌な予感がする」という風に表現されていますが、本当にそれは一部の特殊な人間にしか備わっていないものなのでしょうか?

第六感は、他人には伝わらなくて共感が得られ難い、しかし自分には意識出来ているもの、つまり「感情」として見てみると、どうでしょう?

自分の感情は、他人に100%理解してもらうのは、どれだけ労力を費やしても難しいものですが、他人に伝えようと努力する必要は全くありません。

寧ろ、自分の感情を正しく把握しているか、自分できちんと気付いているかどうか、そちらの方に目を向ける事が先決です。


2 第六感を鍛える=自分の感情の声に耳を澄ませる


「あなたは今、どう感じていますか?」と、いきなりこう聞かれても判らない、という人が多いかもしれませんね。

私達に備わっている感情は誰もが持っているものですが、その感情の声を聞く能力は、多少練習しないと自分でも判らないあやふやな認識しか持てません。

自分はどう感じているか、という事が知りたければ、まずは「自分は今何を考えているのか」と自問してみるのがいいでしょう。

何を考えているのかを探ると、必ずあなたの感情が伴います。

それが心地よいものか心地よくないものか、それを感じ取る練習をしてみて下さい。

そして、心地よくないな、と思ったなら、すぐにその「考えていること」を止めて、別の事を考えましょう。

もっと自分の気持ちが楽になる、心地よくなる、そんな事を考えてみるのです。これが第六感を鍛えるポイントとなります。

これは、ただぼんやりと何かを考えて時間を過ごしているだけでは出来ません。

自分が何を考えているのかを把握し、その思考が自分にとって心地よいか心地よくないかを感じ取るという過程は、意識して取り組まないと出来ない事です。


3 潜在意識が私たちに与える影響とは


「自分は感情に乏しい」と思っている人はいませんか?

何を見ても聞いても、周囲の人間のように喜んだり怒ったり悲しんだり笑ったり出来ない、多少はそういう気持ちもあるけれど、やはり乏しいように思う、と悩む人達もいます。

それは、潜在意識があなたをガードしているせいかもしれません。

過去にあなたも認識していない何かがあって、とても傷ついた事があったとしたら……無意識レベルで自分を守ろうと無感情に近い状態になる事もあります。

それは反射神経のようなものですから、自分を責めたり周囲を羨ましがったりする必要はありません。

それよりも、その潜在意識に潜んでいる傷を癒していく事に目を向けてみては如何でしょうか?

潜在意識は、インナーチャイルドとも呼ばれていて、私達の中にいる小さな傷ついた子供のようなもの、という考え方があります。

いつまでもあなたの中で傷ついて苦しんで泣いている子供がいたら、あなたはそれを認識していなくても、無意識に過剰防衛したまま生きていくことになります。

それは、あなたにとってもとても苦しい生き方です。だから、解放してあげましょう。あなた自身のために。


4 必見!第六感を鍛える方法


大切なのは、「自分がどう感じているのか」を素早く察知する事、そして何よりも「どう感じたいか」に焦点を合わせることです。

これがあなたの第六感を鍛える事になり、そして潜在意識に潜む重荷を解放する事になり、そして新しいわくわくした未来へと進むためのステップとなります。

「望まないこと」を無意識に考えていないか

例えば、お金が欲しい、と望んだとしましょう。

毎日、自由に伸び伸びと楽しく暮らせるだけのお金が欲しい、そう思った時に何を考えていますか?

「今はそれだけのお金はない」「そんなお金が手に入る見込みはない」「もう時間がなさすぎる」……こんなことを考えてしまっているようでは、いつまでたっても望むものは手に入りません。

お金が欲しいのなら、「それが手に入った」と仮定して考えてみましょう。

お金が手に入ったらやりたいこと、行きたい場所、色々とあるでしょう。

望んでいることだけを想像してください。

「でも」「だって」「だけど」という言葉は頭から追い払いましょう。

今望まないことを考えているな、と気付いたなら素早く思考を「望むもの」へ向ける事が大切です。

感謝の心を忘れない

「ありがとう」と言われたら、とても気分が良くなりますよね。

一言のありがとう、は時には大きな力となります。

あなたの周囲にあるものに目を向けて、感謝できるところを探して、「ありがとう」と言いましょう。

ふかふかとしたベッドで眠れる時、朝起きて朝食を食べる時、ばったり道で出会った見知らぬ人、職場の人たちや環境、そしてあなた自身。

良いところ、感謝できる事を探して「ありがとう」と思うだけで、驚くほどあなたの周囲も、そしてあなた自身も変わっていきます。

感謝すればするほど、感謝出来る出来事があなたのもとへやって来るのです。

静かな場所で心を落ち着ける時間を作る

どこでも構いません。あなたの好きな場所、心が落ち着く場所で、ゆっくりと腰を下ろして目を閉じて呼吸に意識しましょう。

思考を止めることは出来ませんから、色々な事があなたの頭の中を駆け巡るでしょう。

しかし、その思考に集中するのではなく、頭の心を空っぽにするイメージで呼吸に意識を向け続けてみましょう。

しばらくそうしていると、頭の中で煮詰まっていたものが、ゆっくりと溶け出していきます。

私達の生活は、いつも何かしらの刺激を受けていると言っても過言ではないほど、メディアに溢れていますから、しばらくその刺激を受けないようにゆっくりと呼吸をして、頭と心と身体を休めてあげましょう。

そこから、新しい視線で物事を見る癖をつけていく事が出来ます。


5 心の声を正直に受け止めよう


潜在意識は、とても素直で正直です。嬉しい事は嬉しいと受け止めて記憶し、怖かった出来事は恐ろしいと受け止めて記憶しています。

その意識に、無理矢理蓋をしないでください。

傷を覆い隠すよりも、傷を治すよりも、何よりもその傷をあなたの心で優しく包み込んであげる、そんなイメージを頭に浮かべてみてください。

責めるのではなく、悔やむのでもなく、ただ静かに受け止めてあげてください。

そうすることで、あなたの潜在意識は傷を負っていてもそれを意識しなくなります。

それはあなたの思考のポイントが変わるからです。

「望まないものを考える」のではなく、「望むもの」へと意識を向ける癖をつけていけば、不思議とあなたの周囲は望むもので溢れます。

思考のエネルギーはとても強力であるということを知れば、あなたはすぐにでも思考の調整に取り掛かるでしょう。

柔軟な頭と心で、ただ素直に受け止める事が大切です。

少しでも疑惑を抱いたりすれば、それはもう「望まない事を考えている」状態になります。

あなたの思考の力を信じましょう。そして感情の力を信じましょう。

「自分には出来る!」と、何をするにあたってもこう考え、その事をに疑いを持たず信じていく事が何よりも大切です。


さて、『第六感を鍛えて潜在意識を開放する5つの方法』はいかがでしたか?

私達は、つい誰かを非難したり愚痴を言ったり相手のせいにしたりしがちです。

しかし、あなたの人生はあなたのもので、あなたに責任がある事を忘れないようにすれば、そしてその事を意識して受け入れさえすれば、あなたの人生は全てあなたの望むとおりになります。

あなたは、その事を既に意識下で知っているのです。

だから誰かを非難したり、愚痴を言ったりすれば、嫌な気持ちになります。

「私の人生は私のもので、私に責任がある。そして私は思った通りの人生を歩む事が出来る!」と宣言して、一歩を踏み出して行きましょう!

まとめ

第六感を鍛えて潜在意識を開放する5つの方法

1 霊感?インスピレーション?第六感とは
2 第六感を鍛える=感情の声に耳を澄ませる
3 潜在意識が私たちに与える影響とは
4 必見! 第六感を鍛える方法
5 心の声を正直に受け止めよう


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