足の甲に痛みが現れると「重大な病気なのでは?」と思って、とても不安になってしまいますよね。
足の甲が痛いときは、今すぐ命には関わらないことが多いのですが、放置していると症状が悪化していくとご存知でしたか?
最初はあまり痛みがなくても、進行していくと足の甲以外の部分でも何らかの異常が現れるので、少しでも痛いと感じたらすぐに対処することが重要になります。
そこで今回は、足の甲が痛いときに考えられる病気と、痛みを抑えるための対処法をお伝えします!
足の甲が痛いときに疑うべき病気と対処法5つ
1 足の甲が痛いときに最初に疑う病気
足の甲が痛いときに疑うべき病気は痛風で、初期症状の一つになるので気付いたらすぐに対処法を実践する必要があります。
痛風の初期症状は人によって様々ですが、足に何らかの異常が現れることが多く、症状が出てから6~12時間後に痛風の発作が起きます。
そして、痛風が起きる原因はプリン体を消費するときにできる尿酸で、関節に蓄積し続けると炎症が発生して痛みが現れます。
そのため、痛風の症状を抑えるためには、悪化させないようにプリン体の摂取量を控える必要があるので、すぐにできる所から始めましょう!
2 痛風の予防と対処法
痛風によって足の甲が痛いときは、基本的に病院へ行って処置をしてもらうことが重要になりますが、自分でも悪化させないように対処法を実践しましょう。
そして、対処法は痛風の予防にもなるので、繰り返し発生させないように回復後も行うことが大切です。
痛風の予防と対処法
水分を摂る
痛風の原因である尿酸は、水分を摂取することで薄まり、痛みを和らげることができるので、飲み過ぎない程度に取り入れましょう。
ただし、お茶やジュースなどでは効果がないので、普通の水を飲むことが重要になります。
お酒を控える
お酒にはプリン体がたくさん含まれているので、尿酸を増やさないためにも飲酒を控えることが大切です。
また、プリン体が少ないとされている日本酒やウイスキーなども注意する必要があり、アルコール自体に尿酸の生成を促す働きがあります。
そのため、お酒をよく飲む方は禁酒をし、痛風の症状が落ち着いた後もなるべく飲まないことが重要になります。
プリン体が多い食べ物を控える
痛風の元となるプリン体は、レバーやかつお、まいわしなどに多く含まれているので、調理で少なくする必要があります。
プリン体は水に溶ける性質があるので、食べるときは煮たり茹でたりして減少させ、プリン体が溶け込んでいる汁には手を付けないことが大切です。
痛風による足の甲の痛みは、上記の対処法を実践しておくと予防にもなるので、痛みに悩まされている方はすぐに実践してくださいね!
3 生活習慣病の一つである糖尿病に注意
足の甲が痛いときは、痛風が原因であることが多いのですが、実は糖尿病の初期症状の一つとされています。
そのため、痛風を患ったときは糖尿病になっている可能性も考えて、原因をよく確認して早めに病院へ行く必要があります。
糖尿病の原因は上記の4つが多いので、普段の食事や運動を見直して発症確率を下げることが大切です。
糖尿病を予防できれば、痛風も発症確率を下げられるので、足の甲に痛みが現れる前に生活習慣を改善してくださいね!
4 糖尿病の予防と対処法
糖尿病は一度発症すると完治が難しい病気ですが、対処法によって症状を緩和させることができるので、足の甲が痛いときは実践することが重要になります。
そして、対処法は患う前にも行っておくと、発症リスクを下げられるので、痛風にまで発展させないように早い内から実施しましょう。
糖尿病の症状を緩和させる3つの方法
食事の改善
糖尿病の予防や対処法は何よりも食事が大切で、糖尿病を患う方は肥満傾向にあります。
まずは過度な糖分を避け、栄養バランスの取れた食事にする必要があるので、野菜や魚、肉などを食べ過ぎない程度に取り入れましょう。
そして、食べるときは暴飲暴食をしないことが重要で、栄養を摂り過ぎると糖尿病の進行に影響が出るので気を付けてくださいね。
運動不足解消
運動不足の状態が続くと糖尿病の原因となるので、ウォーキングのような軽い運動から始めましょう。
運動を始めると、インスリンの効果が高まって糖尿病の予防となるので、体に負担をかけない程度の動きで毎日実践することが大切です。
薬の服用
糖尿病の進行具合によっては薬の服用が大切で、患っている方は用法用量を守ってしっかり飲みましょう。
そして、定期的な検診の際は、体の状態を伝えることも重要になるので、適切な薬を処方してもらえるように包み隠さず話すことが大切になります。
糖尿病が元の足の甲の痛みは、予防と対処法を実践して少しでも改善する必要があるので、悪化して辛い思いをする前に医師の指示に従って改善を目指してくださいね!
5 皮膚炎の原因とは?
足の甲が痛いときは、皮膚に炎症が起きている可能性があり、痛みの他にかゆみも感じることがあるので、まずは原因を確認しましょう。
皮膚炎起きる4つの原因
刺激
洗剤や植物などが足の甲に触れると、強い刺激になって皮膚炎になる場合があるので、何かに触れた覚えがある場合は医師に相談をして、適切な薬を処方してもらうことが大切です。
アレルギー
アクセサリーや化粧品などは、自分の体に合わない物を使用していると、アレルギー反応を起こして皮膚炎が発生しやすくなります。
環境
温度や湿度、風などの環境要素は、皮膚に炎症を起こす場合があるので、周辺の環境が変わった後に皮膚炎が起きたら、慣れるまで足に負担をかけないことが大切になります。
細菌
足の甲で細菌が繁殖すると、皮膚に炎症が起きてしまうので、悪化させないためにも触らないことが重要です。
皮膚炎が起こったときは、気になっても触らないことが大切で、頻繁に触ると刺激になって更に悪化してしまいます。
改善するためには、症状に合った薬を使用する必要があるので、痛みやかゆみなどは我慢せずすぐに病院で診てもらってくださいね!
足の甲が痛いときに疑う必要がある病気と、早めに改善するための対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
足の甲が痛いときの原因は痛風がほとんどになるので、原因となる尿酸を溜めないように、元となるプリン体を含むアルコールやレバーなどを控える必要があります。
そして、糖尿病の初期症状の一つに痛風があるので、足の甲に痛みが生じているときは、糖尿病の対処法も実践することが重要になります。
また、強い刺激やアレルギー反応、環境の変化などで起きる皮膚炎の可能性も考えられるので、足の甲が痛いときはすぐに病院へ行って、病気を特定させましょう。
病気が分かった後は、処方される薬を服用したり生活習慣を改善したりすると、徐々に症状が緩和されていくので、放置せず早めに行動を起こしてくださいね!
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