指をスムーズに動かせない、親指の付け根から手首にかけて痛いなど、指や手首に違和感や痛みが生じるのが腱鞘炎の主な症状。
命に関わることはないし、無理をしなかったら自然と良くなるのでは?と放置しておくと、症状が進行して、日常生活にまで悪影響を及ぼす疾患なのです!
また、病院で治療をして完治したと思っても、しつこく再発するのも腱鞘炎ならでは。
そこで今回は、腱鞘炎の治療と再発予防のためのアフターケア方法をご紹介します。
放置は危険?腱鞘炎の治療と再発を防ぐアフターケア方法6つ
1 悪化させないためにも知っておくべき腱鞘炎の原因
腱鞘炎は、男性に比べて筋力の弱い女性に多く、非常にありふれた疾患です。
ただ、「忙しいし、単なる指や手首の痛みだから我慢しよう、、、」なんて思っていると、症状は確実に悪化し、文字を書く、ペットボトルのフタを開けるなど日常生活の些細なことですら出来なくなるリスクもあるのです!
そこで、悪化させないためにも知っておきたい腱鞘炎の主な原因についてご紹介します。
悪化する前の初期段階で何かしらの治療をすることが、腱鞘炎を長引かせないためには不可欠です。
2 腱鞘炎かな?と思ったらやるべきセルフケア
指や手首が痛くて腱鞘炎が疑われても、よほど重症ではない限りは、何かと忙しかったりで病院へ行くのを先延ばしにしてしまいますよね。
そこで、腱鞘炎の炎症や痛みを軽減するためのセルフケア方法をご紹介します。
上記3つを実践しても症状が改善されない場合は、整形外科を受診して治療、日常生活におけるアドバイス等を受けるようにしましょう。
3 我慢しないで病院へ!腱鞘炎の具体的な治療方法
指や手首の痛みが腱鞘炎によるものかどうかは、問診、視診、触診で大抵の場合は分かりますが、より詳しく調べるために、X線検査や超音波検査が行われることもあります。
そして、実際に腱鞘炎との診断が下された際、病院での治療は主に以下の通りです。
腱鞘炎はありふれた疾患ですが、その割に100%確実という治療法は未だにないため、医師とよく話し合い、根気よく治療を続けるのと、腱鞘炎の原因となる日常生活の癖を改善する必要があります。
4 座ったまま出来る!腱鞘炎の予防&改善ストレッチ
腱鞘炎を治すためには、病院での治療に併せて、ちょっとの空き時間にストレッチを実践することも有効です。
そこで、腱鞘炎の予防改善に効果が期待できる簡単なストレッチをご紹介します。
注意点として、痛みを感じるまで思いっきり引っ張ったりしないようにしましょう。
バスタブに浸かっている最中や入浴後、また仕事や家事の合間を見計らってこまめに実践し血流を促進、硬くなった筋肉をほぐすと、腱鞘炎の痛みが楽になりますよ!
5 手の負担を軽減!腱鞘炎なら使うべき便利グッズ5選
腱鞘炎になり、安静が一番と分かっているけど、仕事は続けなければいけない、、、というのが現実ですよね。
そこで、デスクワーク等で生じる手への負担を減らす便利グッズをご紹介します。
中には人間工学に基づいたグッズもあり、手、腕、肩の疲労軽減や、腱鞘炎の再発予防にも効果が期待できます。ぜひこの機会に試してみるのはいかがでしょうか?
6 栄養面でも気をつけたい!腱鞘炎に効果的な食事方法
腱鞘炎を治して再発を防ぐためには、日頃から筋肉疲労を癒し、血行を促進する食事を心がけることも大切です。
特にオススメな食材の一つが鶏胸肉!なぜ良いのか、理由は次の通りです。
鶏胸肉を毎日100グラム摂取、血行促進に効果的なビタミンE(アボカド、ナッツ類)、疲労回復効果のあるクエン酸(レモンやお酢)も併せて取り入れることが理想です。
調理の際は、カロリーの高い鶏胸肉の皮を取り除くことをお忘れなく!
さて、『放置は危険?腱鞘炎の治療と再発を防ぐアフターケア方法6つ』はいかがでしたか?
腱鞘炎は一度治ったと思っても再発しやすい疾患ですので、原因を取り除くことが大切です。
デスクワークをしているなら、1時間に一度は休憩を入れて、手首、腕、首、肩、背中をしっかりと伸ばして、緊張した筋肉をほぐしましょう。
また、スマホによる腱鞘炎に関しては、使用時間を減らし、画面を触る時は親指を使わず、人差し指で操作するのも腱鞘炎予防につながるでしょう。
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