突然ですが、好き嫌いは多いほうですか?
好き嫌いが多いという方は、好き嫌いが原因で付き合いづらい人って思われているかもしれません。
実は人間関係が円滑な人は、好き嫌いが相対的に少ない人なのです。
そこで今回は、人間関係を円滑にするためにどのようにすれば良いかを、具体的な例を挙げてご紹介します。
好き嫌いが激しい性格が原因!人間関係を円滑にする6つの方法
1 好き嫌いは表裏一体
好き嫌いと、人間関係、一見あまり関係がなさそうに見えますが、実は大きく関係しています。
好き嫌いが激しい人はこだわりが強い人、とも言えます。
例えば、これでないといや、自分はこうするんだというマイルールを持っている場合が多いのです。
こういった場合、一緒に何かしようと言っても、「いや、私は~だ。」と否定されたり断られたりします。
一緒にいても気を遣って疲れてしまいますね。
ですが、好き嫌いが激しい人は無意識のうちに、その自分のルールやこだわりを通そうとしてしまっており、周りに付き合い辛い印象を与えてしまっていることになります。
そして、このこだわりが激しい場合は、わがままや自分勝手という印象を与えます。
「私は~しか食べないんです」「~は興味がなくて」と言われてしまっては、一緒に楽しむ気持ちがうせてしまいます。
自分の好きなことしかしない、相手に合わせるということをしなければ、煙たがられ、集まりにも誘われなくなってしまいます。
こういった性格や言動に心当たりのある方は、一呼吸置くということを意識してみましょう。
自分のルールに反した誘いを受けた場合も、「~も素敵だね。でも私は~したいんだけれどどう?」といった風に伝えると、相手を否定することなく自分の思いを伝えることができます。
そのうえで、お互いが納得する選択肢が見えてくればこれに越したことはありません。
2 好き嫌いは絶対的ではない
相手の嫌いな部分、つまり短所とは時として長所にもなりうるのです。
つまり、嫌いでも、好きになることができるのです。
嫌いな人は短所だらけ?
好きだ、嫌いだと決めつけが激しい人ほど、嫌いなものはすべて嫌いになっていることが多くあります。
見聞きする前に嫌いというだけですべて拒絶してしまっているパターンです。
ですが、どんな人の中にも、必ず長所と短所両方があるはずです。
それをあなた自身が見いだせるかによって、人間関係は大きく変わってくるでしょう。
長所と短所も表裏一体
そして嫌いだ、嫌だと思っていることも、実は長所であったりする場合もあります。
あの人はしつこいから嫌いと思っていても、その粘り強さのおかげで仕事が進んだ、という場合もありますよね。
さらに、あの人はうるさいから嫌だと思っていても、その明るさが場を和ませてくれることもあります。
決めつけでものを見てしまう前に、柔軟な考え方で付き合いをしていくことが、人間関係を円滑に進めるうえで重要です。
3 好き嫌いの前に、相手の話を聞く
好き嫌いが激しい人というのは、人の話をあまり聞かない人が多いのが特徴です。
話を聞かないことはトラブルの元
なぜなら嫌いなものに対しては無意識でシャットアウトしようとするので、嫌いな相手や嫌いな話題に対してはあまり聞く耳を持たないからです。
例えば会話の中で興味のない話題が出た際、「へぇ~。そうなんだ。でも私はね、」といったように自分の話にすり替えて話を進めます。
これでは話をしている相手は、話がずれていると感じたり、話を遮られた様に感じてしまいます。
そこから、行き違いや勘違い、思い違いなどが生じ、人間関係のトラブルの原因になりやすいですね。
聞き上手になりましょう
自分が、好き嫌いが激しい性格だと思っている方は特に、相手の話を意識して聞くように心がけましょう。
人間関係が円滑な人は聞き上手な人。
話をよく聞いてくれる人には、また話したい、一緒にいたいな、と感じますよね。
いまいちピンとこない方は、とりあえず、相手の話を遮らないところから始めてみましょう。
上手く合わせられない時でも、相手が一呼吸置くまで相槌を打ったり、間を持つことで、相手は話しやすいと感じてくれます。
4 好きでも嫌いでも、態度を変えない
好き嫌いが激しい人に良くあるのが、好きな相手と嫌いな相手によって態度が変わると言う所です。
態度を変えると敵が増える
好き嫌いがはっきりしている人ほど、好きなものはとことん好きで、嫌いなものはとことん嫌うところがあります。
例えば、人によって接し方が違う人は、、、、人間関係がうまくいっていないか、もしくは付き合う人の数が限られていないでしょうか?
他の人には笑顔なのに、私と話していると機嫌が悪そうだったりすると、いい気分はしませんよね。
こういった態度は敵を作りやすく、付き合い辛いという印象を与えてしまいます。
付き合いは広く浅く
好きな人に必要以上に近づきすぎたり、それをあからさまに出しすぎてしまうと、ほかの人が近寄りがたくなってしまいます。
その人とだけ上手くいっても、人間関係というものは円滑に回りません。
「人付き合いは広く浅く」という言葉があるように、必要以上に近づきすぎない、好きになりすぎないことも、一つのテクニックといえます。
5 好きでも嫌いでも、笑顔と挨拶
嫌いだ、嫌だ、と決めつけて、近寄らないようにしたり、相手の言い分を聞こうとしなければ、その溝はどんどん深まるばかり、、
ですが、意外と話してみると、あ、こんな風に思っているんだ、といった発見もあったりするものです。
苦手な相手だから挨拶もせず、笑顔も見せずだったら、人間関係はどんどん悪くなっていく一方ですよね。
相手だって、この人は自分を嫌っているな、と気付き、ますます付き合い辛くなります。
ですが、笑顔で挨拶をしてくる相手に、悪い感情を抱く人は…、おそらく多くないはずです。
苦手意識のある相手でも、笑顔で話しかけられたり、挨拶されたら、悪い気はしませんよね。
むしろそういった小さなことがきっかけで、仲良くなれる場合だってあります。
親しき中にも礼儀あり。
そして、相手に好感を与えるような挨拶を意識しましょう。
特に上司や目上の方に挨拶するときは、姿勢にも気を付けましょう。
かしこまった挨拶の場合は、90度お辞儀、日常の挨拶の場合は45度を意識して頭を下げましょう。
軽く手を添えるとさらに丁寧で美しいシルエットに見えます。
どんな時でも笑顔と挨拶は忘れずに。
そうすればもっと人間関係は円滑に回るようになります。
6 好き嫌いはあなたの主観にすぎない
好き嫌いというのは絶対的なものではありません。
あなたが見て、どう思っているか、あくまで主観に過ぎないのです。
ただ、最初から嫌いだからという理由で受け入れることを拒んでしまうと、そこで人間関係は終わってしまいます。
どのような社会、職場や学校、家庭を含めて、「誰とも悪くない関係を作ること」こそ最も重要なポイントといえます。
そのためには苦手な人は少しでも減らしていく努力をする必要がありますよね。
相手に変わることを期待するよりも、あなた自身が、意識や主観を変えていくことが大切です。
さて、『好き嫌いが激しい性格が原因!人間関係を円滑にする6つの方法』はいかがでしたか?
人間関係の悩みって尽きませんよね。
職場で、友人と、家族と、私たちは日々あらゆる人と関わりながら生きています。
これをいかにスムーズに、円滑に行うかで、人生の質が変わってくるといっても過言ではないのです。
良好な人間関係を築くことができれば、仕事も捗り、余暇も充実、毎日がきっと楽しくなるはずです。
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