ローズヒップオイルを飲んで塗って美白素肌を取り戻す7つの方法

ローズヒップオイルを飲んで塗って美白素肌を取り戻す7つの方法

ローズヒップの実を乾燥させたハーブティーは、美肌効果のあるビタミンCがたっぷり含まれているため、女性を中心に人気がありますよね。

またハーブティーの他にも、肌から直接、美肌成分を取り入れることのできるローズヒップオイルも、じわじわと人気急上昇中です!

そこで今回は、話題のローズヒップオイルを上手に活用して、透き通るような肌を取り戻す方法をお伝えします。


ローズヒップオイルを飲んで塗って美白素肌を取り戻す7つの方法


1 本当に美白素肌が取り戻せる?ローズヒップオイルの美肌成分


「ローズヒップオイルが美白にいいというけどなぜ?」と思ってらっしゃる方は多いのではないでしょうか?

実は、ローズヒップオイルには、美肌作りに欠かせない様々な成分が含まれており、ローズヒップオイルの全成分の90%以上を、美肌効果の高い成分が占めるほどなのです。

こんなにもすごい!ローズヒップオイルの美肌成分

トレチノイン酸(トランスレチノイン酸)

トレチノイン酸は、天然の美白成分です。加齢やストレスなどで乱れた肌のターンオーバーを正常化し、肌の再生を助けます。

シワやシミなどアンチエイジングに効くと人気のレチノールは、この成分を人工合成したものです。

ビタミンC

ビタミンCの含有量はレモンの20倍とも言われ、美容オイルの中でもトップクラス。ローズヒップに含まれるビタミンCは体内で吸収されやすいという特徴があり、効率良くビタミンCを摂取できます。

また、熱に弱いビタミンCですが、ローズヒップに含まれるビタミンPのおかげで破壊されにくく、細胞までしっかり届き美肌を作ってくれます。コラーゲンの生成を助け、シミの元となるメラニン色素の生成を抑えます。

リコピン

緑黄色野菜にも含まれる、カロテノイド色素の一種です。リコピンには抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を活性化し、肌の老化の原因となる活性酸素を除去してくれます。

必須脂肪酸

リノール酸やリノレン酸など、細胞の再生や細胞に栄養を届ける働きをする不飽和脂肪酸を含みます。ターンオーバーを正常化し、肌荒れやニキビ跡、エイジングによる肌お悩みを改善してくれます。

上記以外にも、リコピンと同様、強力な抗酸化作用のあるビタミンAおよびE、肌のくすみを改善する鉄分なども含まれ、それぞれの成分の相乗効果で、高い美肌効果を実感できるのです。

このように、シミを改善するのに欠かせない高い抗酸化力を持つ成分や、ターンオーバーを促進してくれる成分がローズヒップオイルにはたっぷり含まれています。

肌のトラブルやエイジングにお悩みの方は、ぜひローズヒップオイルを毎日のスキンケアに取り入れてみてくださいね。


2 ポイント抑えておきたい!ローズヒップオイルの選び方


ローズヒップオイルと一口に言っても、他の植物オイルと同様に、どれもが同じ品質であるわけではありません。

市販されているローズヒップオイルには、未精製のオイルとオイル特有の臭いや質感を抑えた精製オイルがあります。

さらに、食用に適したものとスキンケア用のものがあり、原料の栽培法や精製法の異なる商品もありますから、様々な特徴を持つ商品から、使用法や肌質に合った商品を選ぶことができます。

一般的に、スキンケア用は、肌を刺激しないようにオイルの分子を小さくする製造法で、扱いやすい質感に作られています。

一方で、食用のローズヒップオイルは、スキンケア用よりも分子が大きく、不純物も多く含まれていますから、食用オイルをスキンケアに使用することはもちろん、スキンケア用を食用にすることもおすすめしません。

美容効果が非常に高いローズヒップオイルですが、酸化しやすいため、開封後は冷蔵庫に保管し、2週間を目安にできるだけ早く使い切るようにしてください

初めてお試しでローズヒップオイルを使用する方、どれくらいで使い切れるか分からない方は、割高になっても、小さめの容器を購入しましょう。


3 一本あれば何かと使える!ローズヒップオイルの活用法


シミやシワなど肌のあらゆる悩みに効くローズヒップオイルですが、その使い方も一つではありません!

そこで、肌から直接、ローズヒップオイルを取り入れる方法をお伝えします。

毎日のスキンケアに!ローズヒップオイルの活用法

クレンジングとして

濡れていない手にオイルを取り、顔にのせ、クルクルと円を描くようにメイクをなじませます。メイクが浮き上がってきたら、ぬるま湯で洗い流します。

クレンジング力は高いですが、クレンジング後の肌のべたつきが気になる方は、ダブル洗顔をしましょう。

ブースターとして

洗顔後、オイルを1、2滴、手に取り、手の平で温めてから肌になじませます。化粧水の浸透力がアップします。

乳液として

普段通りに化粧水と美容液をつけてから、最後にオイルを1、2滴、顔に塗ってなじませます。保湿効果が高く、べたつきも気になりません。

ニキビ跡のケアとして

スキンケアの際に、ニキビ跡がある箇所に1滴塗ります。ただし、できてから長期間経ったニキビ跡への効果は、あまり期待できません。

お手持ちの化粧水や乳液に1、2滴垂らすだけで保湿効果がアップしますから、まずは気軽に試してみてくださいね。

しかしながら、ローズヒップオイルは酸化しやすいオイルですから、顔に塗った状態で紫外線に当たると、オイルが酸化して肌に刺激を与えてしまいます。

朝のスキンケアではなく、夜のスキンケアでローズヒップオイルを活用して、寝ている間に肌の状態を整えましょう。


4 スペシャルケアとして!ローズヒップオイルパックのやり方


自宅でのスペシャルケアに、定期的にパックを取り入れている方は多いですよね。

実は、ローズヒップオイルがあれば、高級パックをわざわざ用意しなくても、それに匹敵するようなスペシャルケアができるのです。

ローズヒップオイルパックで期待できる効能として、保湿力を高めて肌を柔らかくする、毛穴の汚れを落とす、現れて間もない薄いシミを改善するなどが挙げられます。

自宅簡単エステ!ローズヒップオイルパックのやり方

①キレイに洗顔して、水分を拭き取ります。
②オイルを手の平に多めに取り、指に腹を使って顔全体を優しくマッサージします。
③蒸しタオルを顔にのせて、3分間そのままの状態で待ちます。
④肌に残っているオイルを、パックとして使用した蒸しタオルとティッシュを使い、取り除きます。
⑤化粧水、乳液などいつものケアを行います。

時間の余裕がない方は、入浴中でもOK!入浴中にローズヒップオイルパックをする場合には、湯船につかる前に洗顔をしておき、オイルを顔に塗った状態で、湯船につかって10分間、リラックスして過ごします。

蒸湯船から立ち上る湯気がスチームとなって、蒸しタオルを当てなくてもパックと同様の効果がありますよ。

疲れた肌に潤いを取り戻すために、週に1〜2回を目安にロースヒップオイルパックを実践しましょう。


5 飲むオイル!ローズヒップオイルでインナーケアする方法


スキンケアのように外側からのケアだけではなく、美肌効果をさらに高めるには、内側からのケアも重要です。

もし、ローズヒップオイルのスキンケアで効果を実感できたら、食用のローズヒップオイルを試してみたいという方も多いのではないでしょうか。

いかし、ローズヒップオイルは酸化しやすいため加熱調理に向かず、独特の匂いや風味があるなど、ローズヒップオイルを毎日摂取するのは、人によってはストレスと感じることもあります。

ローズヒップオイルを無理に摂取しなくても、ローズヒップのハーブティーやローズヒップ入りのジャムなどから、ローズヒップの豊富な栄養を美味しく体に取り入れることができますよ。

内側から美肌を作る!ローズヒップ食品

ローズヒップティー

ローズヒップの皮を乾燥させ粉砕した、ノンカフェインのハーブティーです。

ローズヒップティーには酸味がありますが、他のバーブとブレンドしたり、ハチミツなどを加えたりすると飲みやすくなります。

お茶を飲み終わったカップに残った沈殿物には、ビタミンCが豊富に含まれていますから、ジャムのようにして食べるのもおすすめです。

ローズヒップパウダー

ローズヒップパウダーをいつものレシピに加えるだけで、美肌メニューに早変わりしますよ。

お菓子を手作りされる方は、クッキーやタルト生地などに少量のパウダーを加えるなど、料理以外にもアレンジを楽しんでくださいね。

少し酸味がプラスされ、いつもとは一味違う味わいになり、何よりローズヒップに含まれるの美肌成分を、気軽に取り入れることができます。

加工済みのローズヒップ食品は、そのまま食べたり飲んだりする以外にも、お好みに合わせて様々にアレンジして摂取できます。

ローズヒップティーもローズヒップパウダーも、雑貨店や通販などで気軽に購入できますから、ぜひ試してみてくださいね。


6 美白効果アップ!ローズヒップオイルと精油をブレンドする方法


ローズヒップオイルだけを肌に塗るスキンケアもいいですが、精油とブレンドするだけで、スキンケア効果を高め、オイルの独特の臭いを軽減できます。

サイズが非常に小さな精油の分子は皮膚に浸透しやすく、血管やリンパ管にまで届いて体内を循環し、肌トラブルの改善や心身のリラックスに効果を発揮します。

そこで、美白素肌を取り戻す効果が期待できる、ローズヒップオイルと一緒に使える精油をいくつかご紹介します。

自分だけのオイルを!美白にオススメな精油

漂白作用のあるもの

・レモン(光毒性あり)
・グレープフルーツ(光毒性あり)
・セロリシード

細胞成長促進作用のあるもの

・ゼラニウム
・フランキンセンス
・ネロリ

精油とオイルを混ぜる際には、ローズヒップオイル10mlに対して、精油2〜3滴を目安にしてくださいね。

精油の中には、刺激の強いものや体質に合わないものもあるかもしれませんので、必ず使用前にパッチテストを行うようにしましょう。


7 シミを増やさない努力も必要!日常生活における注意点


透き通る肌を取り戻すためには、オーガニックコスメなど植物の本来の力を活かしたスキンケアアイテムや、最新の研究から開発された美白専用の化粧品を使って、肌に蓄積されたダメージの回復を促す必要があります。

しかしながら、肌に新たなダメージを与えない、ダメージの回復を早めるため、生活習慣の見直しや食生活の改善にも、並行して取り組んでいくことも重要です。

美白素肌の敵であるシミの一番の原因は紫外線ですが、それ以外にも様々な要因が重なって、シミができてしまう可能性があります。

紫外線以外にも注意!シミの原因となるもの

活性酸素

紫外線を浴びる、疲労やストレス、タバコ、アルコールの摂取などによって発生します。活性酸素が蓄積すると、メラノサイトを刺激するためシミができやすくなります。

肌の炎症

ニキビや吹出物、アレルギーなどの炎症がメラノサイトを刺激して、シミができやすくなります。

また、衣類による摩擦や締め付けなど、ちょっとした外的な刺激もシミの原因となります。

女性ホルモン

女性ホルモンの一種で、月経前や妊娠中に多量に分泌するある黄体ホルモンは、メラニン色素の分泌を促します。

この時期はシミができやすくなりますから、分泌されたメラニンの排出をスムーズにするために、紫外線対策を徹底し、代謝が正常に行われるように体を温めるなどの対策を取りましょう。

化粧品に含まれるタール系色素

タール系色素が直接シミを作るわけではないですが、使い続けることで肌への刺激となり、シミができることがあります。

タール色素は様々な化粧品に添加されており、成分表示には「赤色何号」「青色何号」という形で明記されていますので、購入前にチェックしてください。

シミのできる原因には、ホルモンバランスの変化や加齢による活性酸素の発生など、自分でコントロールすることは難しいものもあります。

とは言っても、シミができやすい時期は、紫外線対策や肌への刺激を少なくするなどの対策をしっかり行うことで、シミのできにくい肌にすることも可能なのです。

また、日頃から抗酸化作用のある食品を積極的に摂取して、活性酸素の排出や代謝を促進する努力をしてくださいね。

ローズヒップオイルには高い抗酸化作用がありますから、ローズヒップオイルを活用して、シミのできにくい肌に整えていきましょう。


ローズヒップオイルは美肌効果以外にも、その優れた成分のおかげで貧血予防、風邪予防、便秘解消などの健康効果が期待できることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。

唯一の問題点は酸化しやすいことですから、酸化したオイルで肌を傷めないように、一度開栓したら冷蔵庫で保存し、早めに使い切ってくださいね。

白く美しい素肌を叶えるためには、ローズヒップオイルを活用しながら、シミを作らない生活習慣と食生活を心がけることも大切です。

日頃の地道な努力で、美白素肌を手に入れましょう!

まとめ

ローズヒップオイルを飲んで塗って美白素肌を取り戻す7つの方法

1 ローズヒップオイルに含まれるトレチノイン酸は天然の美白成分
2 ローズヒップオイルのビタミンCの含有量はレモンの20倍
3 ローズヒップオイルに含まれるリコピンには抗酸化作用がある
4 食用のローズヒップオイルは肌に塗るスキンケアには用いない
5 食用のローズヒップオイルはお茶やパウダーで摂取すると良い
6 ローズヒップオイルは酸化しやすいため開封したら早めに使い切ること


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