セルフ縮毛矯正で失敗しないために押さえておきたい6つのポイント

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以前なら縮毛矯正というと、美容院でお願いするのが当たり前でしたが、今ではドラッグストアやインターネットで薬剤の入ったセットを手軽に購入できるようになりました。

高いお金と時間を費やして縮毛矯正するならば、「自分でやってみよう!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

ただ、コストダウン出来るのは嬉しいですが、成功させるには知識やテクニック、そしてコツをつかむことが大切です。

そこで今回は、セルフ縮毛矯正を始める前に失敗しないための6つのポイントをご紹介します!


セルフ縮毛矯正で失敗しないために押さえてきたい6つのポイント


1 セルフ縮毛矯正のメリット・デメリット


髪をストレートにするためには、ストレートパーマと縮毛矯正がありますが、この2つの大きな違いをご存知ですか?

ストレートパーマは、ウェーブを出すパーマをかけている方が元の髪質に戻すときのもので、くせ毛の方が行うと、しばらく時間が経過すると髪にうねりが出てきます。

一方で縮毛矯正は、その名の通り、くせ毛をストレートに矯正するものです。

縮毛矯正の前に知っておきたい!メリットとデメリット

メリット

  • スタイリングが断然、楽になる
  • 髪がツヤツヤ、サラサラに見える
  • 伸ばした髪はストレートをキープ
  • 美容院よりもはるかに経済的

デメリット

  • 地肌と髪へのダメージが大きい
  • セルフだと後ろ髪部分が特に難しい
  • 生えてくる髪はくせ毛
  • 失敗すると元の髪より酷くなる
  • 生えてくる髪はくせ毛
  • 矯正した部分と新しく生えてくる部分の境目が不自然になることがある

2 髪を軟化させる1剤を手際良くキレイに塗る方法


縮毛矯正の最初の行程は、1剤を髪全体に塗り、髪を柔らかくすることです(軟化といいます)。

ムラなく塗布することが、あとあとの仕上がりを大きく左右しますので、ポイントを押さえて慎重に行いましょう!

1剤を確実に手際よく塗るためのポイント

髪をブロッキングする

薬剤をまんべんなく塗れるように、髪を上下左右いくつかのパーツに分けて、クリップで留めます。

襟足の部分から塗り始める

ゴム手袋をした手で液を確実に塗り、コームで伸ばします。丁寧かつ手際のよい作業が絶対的です。

髪の根元1〜2cmをあけて塗る

1剤は非常に強い薬剤ですので、地肌や頭皮につかないように気をつけましょう。

ラップで髪を包む

料理用のラップで髪を隙間なく包みます。
ラップをした後の待ち時間は何をしても良いですが、湯船に浸かりながら待つのは軟化に影響が出るのでNGです

注意点として、まず説明書通りの分量の薬剤を使う事!自己判断で量を減らすと失敗するリスク大です!

また、髪の毛先の傷みが気になる場合は、先端のみ、液の量を減らすようにしましょう。

初めて方にとって、手際よく完璧に行うのは正直難しいため、失敗を避けるためにも、友達や家族に手伝ってもらうことをお薦めします!


3 縮毛矯正時の髪の軟化状態を見極めるチェック方法


軟化の状態を見極めることが出来ると、縮毛矯正を成功させる確率がグンとあがります。

もしこの段階で、髪がグニャグニャすぎると、仕上がりが「チリチリ」や「パサパサ」に!!!逆に、軟化しすぎるのを恐れ、グニャグニャになっていないと、どんなにアイロンで伸ばしても、ストレートにはなりきらず、失敗に終わります。

そこで縮毛矯正時の髪の軟化状態を見極めるチェック方法をご紹介します!

軟化の見極めが大切!具体的なチェック方法

髪を数本引っ張ってみる

1剤を塗ると髪内部のタンパク質シスチン結合が切れるため、引っ張ると髪が伸びます。
ここで、2倍ぐらいに伸ばせたら、8割程度の軟化でOKです。

髪を指に巻き付けて弾力チェック

このときに、髪が指に巻き付いたままなら、弾力がなくなっているためOKです。

説明書の放置時間を参考にしながら、ダメージヘアの方は時間短めに、健康な髪の方は気持ち長めに見積もって、こまめに軟化の状態をチェックするようにしてくださいね!


4 理想的なストレートヘアに伸ばすためのヘアーアイロン活用法


1剤をぬるま湯でよく洗い流した後は、シャンプー(リンスは不要)をしましょう。

その後は髪の毛にダメージがないかをチェックしながらドライヤーでよく乾かし、いよいよヘアーアイロンを使ってストレートに髪の毛を伸ばしていきます。

このとき、いかに上手くヘアーアイロンを使えるかで、セルフ縮毛矯正の最終的な仕上がりがほぼ決まります!

ヘアーアイロンで髪を上手に伸ばす3つのコツ

髪をブロッキングする

襟足からアイロンするとキレイに伸ばしやすいです。

少量の髪の束をアイロンしていく

一度にまとまった量を挟むと、熱の伝わりにムラが出来やすくなりますので、髪の束は必ず少量としましょう。

髪質に合わせて温度を設定する

ダメージのない髪質なら160℃~180℃ぐらいが適切な温度ですが、そうでない場合は120℃~160℃で設定するのが賢明です。

縮毛矯正のためにヘアーアイロンを新しく買った方や、まだ使い慣れていないという方は、失敗を避けるために、事前に練習してアイロンの操作や重さに慣れておくと良いですよ!

ヘアーアイロンが終われば、後はストレートヘアを定着させる2剤を髪の毛に塗って髪をとかします(このときに髪の毛を無理に引っ張るのはNGです!)

そして、10分ほど放置したあとは、お湯だけで2剤を落として、後処理剤を髪に塗るか、普段使いのトリートメント剤でパックすれば完了です。


5 1週間が勝負!縮毛矯正直後のアフターケアのポイント


セルフ縮毛矯正の後は、せっかくのストレートヘアを維持するために、出来るだけ髪に負担をかけないことが大切です!

通常、健康な髪は弱酸性、一方で縮毛矯正の薬剤は、強いアルカリ性で、見た目以上に髪へのダメージが大きいのです!

そこで、縮毛矯正後に髪への負担を減らすためのポイントをご紹介します。

縮毛矯正後の1週間が重要!気をつけたい3つのポイント

矯正後24時間はシャンプーをしない

髪内部の結合が落ち着くのを必ず待ちましょう。

髪を結んだり留めたりしない

最低でも1週間は、クセをつけないためにも、髪は自然な状態にしておきましょう。

トリートメントは時間をしっかりと置く

傷んだ髪内部にしっかりと栄養をいれましょう。


6 縮毛矯正後のシャンプー&トリートメントの方法


縮毛矯正をした後の日頃のお手入れとして、髪に合ったシャンプーを使うことは、髪へのダメージを大きくしない、そしてキレイなストレートを保つためにも不可欠です!

アルカリ性に傾きがちな髪のために、弱酸性のシャンプーや、縮毛矯正した髪用のシャンプーを使うことをお薦めします!

決して、ダメージヘア用と書かれたものに手を伸ばさないようにしましょうね!

また、洗い流さないトリートメントを日頃のケアとして徹底するのも良いですよ!

洗い流さないトリートメントの効果的な使い方

①洗髪後、ドライヤーで髪を乾かします。このとき、まだ少し湿っている状態にするのがポイントです。
②トリートメントを頭皮を除き、まんべんなく塗ります。このとき、傷みが激しいと思われるところは多めにします。
③ドライヤーで完全に乾かして完了です。


さて、『セルフ縮毛矯正で失敗しないために押さえておきたい6つのポイント』はいかがでしたか?

セルフ縮毛矯正を行うには、手際の良さやテクニックが必要ですので、最初から完璧なストレートにしようと思わないで、「少しでもクセが軽減できたらなぁ、、、」というぐらいの気持ちで行うといいでしょう。

また、元々の髪質やダメージ具合をよく理解し、回数を重ねていくことで、失敗する確率も低くなり、理想のストレートヘアを手に入れることができます。

ぜひ今回紹介したポイントを参考にしてセルフ縮毛矯正にチャレンジしてくださいね!

まとめ

セルフ縮毛矯正で失敗しないために押さえておきたい6つのポイント

1 セルフ縮毛矯正のメリット・デメリット
2 髪を軟化させる1剤を手際良くキレイに塗る方法
3 縮毛矯正時の髪の軟化状態を見極めるチェック方法
4 理想的なストレートヘアに伸ばすためのヘアーアイロン活用法
5 1週間が勝負!縮毛矯正直後のアフターケアのポイント
6 縮毛矯正後のシャンプー&トリートメントの方法


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